有価証券報告書-第39期(2022/04/01-2023/03/31)
②戦略
企業活動の在立基盤である「地球環境」に大きな変化をもたらす「気候変動」はグローバルな課題です。
当社は、「気候変動」に対する企業の役割と責任を果たすことを重要な経営課題と捉え、中期経営計画「BEYOND THE NEW NORMAL」実現に向けた経営戦略と具体的な事業活動に連動させた対応計画を策定するとともに、想定されるリスクと機会に対処するさまざまな施策を進めています。
■特定したリスクと機会(要約版)
※短期・中期:
当社の事業戦略との整合が付きやすい「短期と中期」においては、2021年5月に設定した中期経営計画「BEYOND THE NEW NORMAL」と連動しています。
※長期:
IT業界は技術スピードが速く、不確実性が高いことから、当社判断での時間軸設定に客観的根拠を持たせることが困難であると判断し、グローバルで合意された時間軸であるSDGs(ゴール13)に準じます。
※特定したリスクと機会(詳細版)については、Webサイトをご覧ください。
https://www.techmatrix.co.jp/ir/esg/esg_01.html
■気候関連のリスクと機会が組織のビジネス・戦略・財務計画に及ぼす影響
重大なリスクに対する考え方
当社では、企業理念の具現化ならびに中期経営計画の目標達成を阻害する可能性があるリスクを「重大なリスク」と認識しています。このため戦略、オペレーション、財務、コンプライアンスなどの全領域において「重大なリスク」を特定・評価した上で対応計画を策定し、その確実な実行および継続的なモニタリングにより効果的かつ効率的にリスク総量をコントロールしています。
重大なリスクの定義
重大なリスクの判断基準として、財務面、戦略面における影響度合の定義は以下の通りです。
財務面:過去の売上高(売上収益)成長率を鑑み、「売上高の10%」と定義
戦略面:「事業継続計画で定める5段階の脅威の中で3段階目となるレベルB以上」と定義
企業活動の在立基盤である「地球環境」に大きな変化をもたらす「気候変動」はグローバルな課題です。
当社は、「気候変動」に対する企業の役割と責任を果たすことを重要な経営課題と捉え、中期経営計画「BEYOND THE NEW NORMAL」実現に向けた経営戦略と具体的な事業活動に連動させた対応計画を策定するとともに、想定されるリスクと機会に対処するさまざまな施策を進めています。
■特定したリスクと機会(要約版)
| 区分 | 具体例 | 時間軸 | |
| 物理的リスク | 急性リスク | ・気候変動に起因する自然災害等により主力製品の仕入に支障が生じるリスク ・カーボンプライシングが導入された場合に原材料コストが上昇し、調達コストが増加するリスク ・異常気象によりデータセンターに重大な障害が発生した場合の損害補償が発生するリスク ・異常気象が高頻度化した場合、交通機関の運休などで作業日数が減少し、売上が減少するリスク | 短~中期 |
| 慢性リスク | ・慢性的な平均気温の上昇によりデータセンターにおける冷却に必要なエネルギーが増えることによるコスト増加のリスク | 長期 | |
| 移行リスク | 政策・法規制 | ・規制強化により、炭素税が導入された場合、電気代への課税によりコスト増加のリスク ・顧客から脱炭素型サービスの提供を要望された場合に、自社において再生可能エネルギーの調達等が必要となりコスト増加のリスク | 長期 |
| 技術 | ・自社製品の低炭素化(高い省エネ性)技術の開発が競合他社に比べて対応が遅れた場合、競争力が低下し、成長機会を損失するリスク ・データセンターにおける電力使用量の低減対策が遅れた場合、SCOPE3の削減を目指す顧客から取引先として選択されなくなるリスク | 中~長期 | |
| 市場・評判 | ・脱炭素型商品・サービスへの需要が高まったとき、サプライヤーとの連携や取り組みの遅れにより成長機会を損失、または売上の低下を及ぼすリスク | 長期 | |
| 機会 | 製品、サービスに関する機会 | ・当社が提供するクラウドサービスへ移行することで顧客の電力消費量の削減を実現し、温室効果ガス排出量を最小限化する機会 ・当社が提供するクラウドサービスにより顧客の業務が効率化され、顧客における稼働時間短縮及び施設エネルギー消費削減により温室効果ガスが削減される機会 | 中~長期 |
| エネルギー源に関する機会 | ・事業活動で使用する電力消費の省エネへの取り組みを強化することにより、カーボンプライシング等によるコスト増を回避する機会 | 短~長期 | |
| レジリエンスに関する機会 | ・自然災害により拠点やデータセンターに障害が発生した場合のバックアップ体制を確保しており、顧客の事業継続へ貢献する機会 | 中~長期 | |
※短期・中期:
当社の事業戦略との整合が付きやすい「短期と中期」においては、2021年5月に設定した中期経営計画「BEYOND THE NEW NORMAL」と連動しています。
※長期:
IT業界は技術スピードが速く、不確実性が高いことから、当社判断での時間軸設定に客観的根拠を持たせることが困難であると判断し、グローバルで合意された時間軸であるSDGs(ゴール13)に準じます。
※特定したリスクと機会(詳細版)については、Webサイトをご覧ください。
https://www.techmatrix.co.jp/ir/esg/esg_01.html
■気候関連のリスクと機会が組織のビジネス・戦略・財務計画に及ぼす影響
重大なリスクに対する考え方
当社では、企業理念の具現化ならびに中期経営計画の目標達成を阻害する可能性があるリスクを「重大なリスク」と認識しています。このため戦略、オペレーション、財務、コンプライアンスなどの全領域において「重大なリスク」を特定・評価した上で対応計画を策定し、その確実な実行および継続的なモニタリングにより効果的かつ効率的にリスク総量をコントロールしています。
重大なリスクの定義
重大なリスクの判断基準として、財務面、戦略面における影響度合の定義は以下の通りです。
財務面:過去の売上高(売上収益)成長率を鑑み、「売上高の10%」と定義
戦略面:「事業継続計画で定める5段階の脅威の中で3段階目となるレベルB以上」と定義