有価証券報告書-第22期(令和1年7月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/09/23 15:42
【資料】
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【項目】
150項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については安全性の高い短期的な預金等に限定し、また、短期的な資金調達については銀行借入による方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である売掛金、未収入金及び営業立替金は、顧客の信用リスクに晒されております。
投資有価証券は、主に株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である買掛金、未払金、営業預り金及び前受金は、そのほとんどが1年以内に支払期日が到来し、その支払期日に支払いができなくなる流動性リスクに晒されております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
営業債権については、原則として当該債権の取扱い部門が主管部門となり、取引先の業績状況等を定期的にモニタリングするとともに、その取引先の回収期日及び残高等を管理し、回収懸念の早期把握や軽減を図るための管理体制をとっております。また、破産更生債権等は、清算手続きに基づく債権であり、定期的に清算状況のモニタリングを行い、回収可能性に基づく対応状況を図っております。
②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
投資有価証券のうち上場株式については、主に業務上で関係を有する企業の株式であり、毎月時価の把握を行っており、四半期決算ごとに把握された時価について取締役会等の会議体に報告されております。
③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
借入金は、そのほとんどが社宅管理事務代行事業にともなう1ヵ月未満の短期借入金であり、事務代行の処理に合わせて資金繰り管理を実施しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価額がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前連結会計年度(2019年6月30日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1) 現金及び預金3,216,7823,216,782-
(2) 売掛金338,153338,153-
(3) 未収入金204,275204,275-
(4) 営業立替金1,387,1511,387,151-
(5) 投資有価証券
その他有価証券2,755,6412,755,641-
資産計7,902,0027,902,002-
(1) 買掛金169,393169,393-
(2) 未払金286,718286,718-
(3) 営業預り金665,536665,536-
(4) 前受金327,807327,807-
負債計1,449,4561,449,456-

当連結会計年度(2020年6月30日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1) 現金及び預金3,704,1983,704,198-
(2) 売掛金306,865306,865-
(3) 未収入金216,718216,718-
(4) 営業立替金1,392,3951,392,395-
(5) 投資有価証券
その他有価証券3,110,0793,110,079-
資産計8,730,2578,730,257-
(1) 買掛金157,195157,195-
(2) 未払金270,827270,827-
(3) 営業預り金624,332624,332-
(4) 前受金347,248347,248-
負債計1,399,6021,399,602-

(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1)現金及び預金
これらはすべて短期であるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額としております。
(2)売掛金、(3)未収入金、並びに(4)営業立替金
これらは、すべて短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(5)投資有価証券
これらの時価については、株式は取引所の価格によるものとしております。
負 債
(1)買掛金、(2)未払金、(3)営業預り金、並びに(4)前受金
これらは、そのほとんどが1年以内の短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:千円)
区分前連結会計年度
(2019年6月30日)
当連結会計年度
(2020年6月30日)
非上場株式
関係会社株式10,000-
その他1,16013,260

これら非上場株式については、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積ることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(5)投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
3.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2019年6月30日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金3,216,782---
売掛金338,153---
未収入金204,275---
営業立替金1,387,151---
合計5,146,361---

当連結会計年度(2020年6月30日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金3,704,198---
売掛金306,865---
未収入金216,718---
営業立替金1,392,395---
合計5,620,178---