臨時報告書

【提出】
2017/02/17 15:00
【資料】
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提出理由

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生したため、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

(1)当該事象の発生年月日
平成29年2月17日
(2)当該事象の内容
当社の連結子会社である株式会社スープは、本日開催の取締役会において雑誌「Soup.」の紙媒体を休刊し、新たにデジタル版に移行することを決定いたしました。
①当該子会社の概要
(1)商号株式会社スープ
(2)本店所在地東京都港区赤坂六丁目15番11号
(3)代表者の役職・氏名代表取締役 嶺井 武則
(4)事業内容出版関連事業
(5)資本金200百万円

②発行形態変更の理由
株式会社スープは、雑誌「Soup.」を出版するかたわら、それに関連する商標「Soup.plus」を使用したライセンスビジネスを行っております。しかしながら、雑誌の発行に係る制作費及び造本費など多大な原価に対する安定した収入を得ることが難しく、出版関連事業において利益を計上するには至っておりません。そのため、雑誌「Soup.」の紙媒体を平成29年3月23日発売号をもって休刊し、デジタル版に移行することといたしました。その結果、売上・原価共に減少することにはなりますが、赤字計上を回避し、近年の広告の主流となってきているインターネット上での情報発信による収入を見込むことが出来ます。今後は、雑誌「Soup.」のブランド力及びノウハウを活かし、従来の読者だけではなくスマホ世代の読者にも受け入れられるよう、これまで以上にコンテンツの強化及びインターネットやSNSを介した連携を図って行きたいと考えております。
③雑誌「Soup.」の経営成績(平成29年3月期第3四半期累計期間実績)
雑誌「Soup.」の売上高(a)連結実績(b)比率(a/b)
売上高115百万円365百万円31.6%

④営業外費用の発生見込みについて
雑誌「Soup.」のデジタル版への移行により既に発注されている雑誌の造本費の一部を負担する必要があります。そこで、当該造本費について営業外費用として計上する見込みです。
⑤特別損失の発生見込みについて
出版関連事業の譲受時に計上したのれんにつきまして、雑誌「Soup.」のデジタル版への移行に伴い回収可能性を慎重に検討した結果、回収不能額としてのれん未償却残高の一部である減損損失を特別損失として計上する見込みです。
(3)当該事象の連結損益に与える影響額
当該事象の発生により、平成29年3月期の連結決算に営業外費用として造本費3,500千円を、また特別損失として減損損失62,191千円を計上する見込みであります。
以 上