有価証券報告書-第23期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/23 15:05
【資料】
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【項目】
120項目

有報資料

文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社は、「人をつなぐ、価値をつなぐ」という理念ステートメントのもと、安心で快適な社会の実現に貢献することで、全てのステークホルダーの皆様との信頼の絆を深め、継続的な企業価値の向上を図りたいと考えております。

(2)中長期的な会社の経営戦略
当社は、2018年5月1日に2021年3月期を最終年度とする中期経営計画を公表しております。
<中期経営計画の基本方針(2019年3月期~2021年3月期)>
コネクシオプラン2020
~5Gが拓くスマート社会へ向け、お客様接点の深耕と生産性の向上~

当社は、通信業界において5Gを始めとした最先端の実用技術にいち早く触れる機会があり、これらを活かした豊かな社会の実現に貢献する責務があると考えます。特に、お客様接点を担う立場から、5Gがもたらす恩恵を誰もが享受できる社会の実現のために、人と新たなサービスをつなぐ役割が期待されていると認識しています。
当社は、お客様にしっかりと寄り添い、お客様のベストパートナーとして、5G時代へ向け、より安心で快適なサービスの提供に貢献してまいります。
また、雇用環境が一段と厳しくなる中で、既存業務の見直しを行い、ITシステムの積極導入と人財投資により生産性の向上を図ってまいります。
(3)経営環境並びに事業上及び財務上の対処すべき課題
<経営環境>当社が事業活動を主に展開する携帯電話市場におきましては、改正「電気通信事業法」や新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、販売台数は減少している状況です。また、労働環境においては、正社員と非正規社員の間の不合理な待遇差を解消する「同一労働同一賃金」の導入により、新たな人事制度の対応が求められております。一方で、2020年春に新しい通信規格である「5G」(第5世代移動通信システム)の商用サービスが開始されました。今後は、「5G」のエリアの拡大に伴って普及が進み、さまざまな技術を活用したサービスや「5G」に対応した端末の需要が見込まれます。現在提供されている「3G」(第3世代移動通信システム)サービスの終了が発表されたことから、従来型の携帯電話からスマートフォンへの買替需要は、今後も拡大が見込まれます。法人分野においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で働き方改革が加速し、テレワークを導入する企業が増加する中、法人向けモバイルソリューションの活用範囲の拡大やIoT利用機会の創出が期待されます。加えて、第四の通信事業者参入による事業者間のお客様囲い込み競争や携帯端末のオンライン販売の拡がりは更に進むことが見込まれ、携帯電話市場は新たなステージに移行しつつあります。
<対処すべき課題>中期経営計画の最終年度となる2021年3月期につきましては、前述の経営環境及び中期経営計画の基本方針を踏まえ、経営課題と認識している以下の活動に注力してまいります。
[5G時代を見据えた5つの事業戦略]
1. お客様との長期的な関係構築
2. 生産性の高い店舗オペレーションの実現
3. モバイル・ソリューション・プロバイダーへ進化
4. IoT/5Gソリューションの拡充
5. 経営基盤の強化
・資本戦略:配当性向40%を目処・ROE15%目標
・投資戦略:将来成長につながる戦略的投資を着実に実行
・人事戦略:コネクシオを支える人財投資を強化
・ESG/CSR経営:ESG/CSR経営の更なる推進

<1.お客様との長期的な関係構築>新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、提供サービスの接客時間を短縮するなど、安心してサービスをご利用できるよう努めてまいります。一方で、「5G」に対応した端末の需要が見込まれ、お客様との新たな接点が広がると見込んでおります。お客様一人ひとりに合った最適なサービスを提供することで、オンラインではできない接遇でお客様との関係を深め、選ばれる店づくりを目指してまいります。
<2.生産性の高い店舗オペレーションの実現>お客様の待ち時間や滞在時間をより短縮させるために、来店予約枠の拡大や接客プロセスの更なる改善を進めてまいります。また、店舗オペレーションのIT化も推進し業務効率化を図ることで、生産性を高めてまいります。
<3.モバイル・ソリューション・プロバイダーへ進化>新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、中小企業でもスマートフォン導入が加速し、スマートフォンとモバイルソリューションに対する企業ニーズが高まっております。当社はモバイルとの親和性・顧客ニーズの高い商材の拡充とモバイル端末管理運用サービスの機能拡充を進めるとともに、ソリューション営業体制を確立してまいります。
<4.IoT/5Gソリューションの拡充>5G・AI・ARなどの技術の登場により、産業分野においては多様な情報処理を伴うIoTの活用が増えております。当社はエッジコンピューティングに強い「CONEXIOBlackBear」を軸に、製造業・建設・建/農機業向けソリューションパッケージの展開を図ります。
<5.経営基盤の強化>・資本戦略
株主の皆様に対して、配当性向40%を目処とし、安定的な配当を継続して行えるよう業績の向上に努めることを利益配分に関する基本方針としております。当基本方針を堅持してまいります。
・投資戦略
将来成長につながる戦略的投資を着実に実行するとともに、直営ショップへの投資や、店舗の生産性向上・省力化につながるITシステムの機能増強などの成長投資を行ってまいります。また、2020年3月より、新規事業として開始いたしました保険代理店事業においても、店舗運営を安定させ、収益化を図るとともに、新たな店舗出店を進めてまいります。
・人事戦略
これまで店舗販売員の正社員化や「働き方改善」、従業員のワーク・ライフ・バランスの充実に取り組んできました。当面は新型コロナウイルス感染症拡大の収束後を見据えた人員体制の維持を図るとともに、店舗販売員の処遇改善を含む同一労働同一賃金に対応した新人事制度の施行および定着率の向上など、さらなる人財投資を進めてまいります。
・ESG/CSR経営
ステークホルダーの期待に応えるべく、環境・社会・ガバナンス・SDGsそれぞれの取組みを充実させてまいります。
(環境)
使用済み携帯電話の回収や電気使用量の削減などの取り組みを中心に、事業プロセスにおける環境負荷の低減を図ってまいります。
(社会)
社会的インフラを担う責任を深く自覚し、お客様に心から満足いただける質の高いサービスを提供するとともに、インターネットの安心・安全な利用に向けた啓発活動を継続して行ってまいります。
(ガバナンス)
コンプライアンス・情報セキュリティについては、当社CSRの最重要課題と認識し、より効果的な牽制体制の構築に努め、従業員への教育・研修の拡充を継続します。また、コーポレート・ガバナンスについては、取締役会の監督機能の更なる強化を図ってまいります。

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