有価証券報告書-第16期(平成25年1月1日-平成25年12月31日)

【提出】
2014/03/28 13:48
【資料】
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【項目】
107項目

対処すべき課題

当社グループは次の項目を対処すべき課題として取り組んでまいります。
① 業界標準化へ向けたフード業界BtoBの強化
「ASP受発注システム」は、外食チェーン・給食会社・ホテル等のフード業界全体への拡大、東京本社及び西日本営業所を基点としたエリアの拡大、利用企業の顧客満足度の向上を図り、利用企業数及びシステム取引高の拡大を推進いたします。
「ASP規格書システム」は、メーカー機能・卸機能・買い手機能の自社システムでの利用及びそれぞれの取引先との利用の拡大を推進いたします。また、当連結会計年度に提供を開始いたしました新システム「ASPメニュー管理システム」の提供を推進いたします。
「ASP商談システム」は、全国でのセミナー開催による新規獲得の強化、利用企業の顧客満足度の向上、サイトでの取引活性化を図り、売り手企業・買い手企業の定着、純増を継続いたします。
「ASP受注・営業システム」は、卸会社のデータ受注率及び売上のアップを目的としたコンサルティング、卸会社の基幹システムとのデータ連動を強化し、受注卸社数と発注店舗数の増加を推進いたします。
以上から、業界標準化へ向けたフード業界BtoBの強化に取り組んでまいります。
② 戦略子会社による2事業の黒字化
「クラウドサービス事業」は、「Foods Info Rise 販促支援システム」のメーカー・卸会社・買い手企業の利用拡大を推進いたします。また、メニュー開発サービス、ソーシャルデータ活用・分析サービス等の付加サービスを提供してまいります。
「海外事業」は、中国における「SaaSシステム」の新規営業、システム受託開発を推進いたします。また、アジアを中心に他市場の調査を進めてまいります。
以上から、両事業の早期の黒字化を目指してまいります。
③ 他業界BtoBの展開
フード業界でのシステム提供、ノウハウをベースに他業界BtoBの展開を図ってまいります。平成23年度からシステム提供を開始いたしました美容業界向け「BEAUTY Info Mart」、医療業界向け「MEDICAL Info Mart」のシステムの利用拡大を図り、他業界での実績を積み重ねてまいります。
④ BtoB&クラウドプラットフォームの構築と始動
当社グループは、「様々な業界のIT化に向けた仕組みづくり」、「拡大する海外市場へのBtoBインフラの提供」、「スマートフォン、タブレット等の新デバイスへの対応」が最優先課題と考え、世界に通用する「BtoB&クラウドプラットフォーム」を構築、当連結会計年度にリリースいたしました。
今後は、この「次世代プラットフォーム」の稼動を通じ、「開発スピードの向上」、「開発コストの削減」、「新技術の導入」の実現を図り、テクノロジーを重視する経営戦略を推進いたします。