当第1四半期連結累計期間における世界経済は、ウクライナや中東における地政学的リスクの長期化や、世界的な物価上昇等を背景に、世界経済は依然として先行き不透明な状況が続いております。我が国においては、円安による外国人観光客の増加もあり、景気は緩やかな回復傾向がみられましたが、日本でも物価上昇の影響による将来的な懸念がくすぶっております。当社が属するバイオテクノロジーセクターにつきましては、米国ナスダック市場でバイオテクノロジー指数が高値を更新する一方、国内では赤字を脱却できない創薬企業が多数存在し、先行きが見通せない状態です。
このような状況下におきまして、株式会社ジーエヌアイグループ(以下「当社」)及びその関連会社(以下合わせて「当社グループ」)は、第1四半期連結累計期間の中で過去最高の売上収益、営業利益及び当期利益を達成しました。
製薬、創薬事業におきまして、まず、当社グループ主要子会社である北京コンチネント薬業有限公司(以下「北京コンチネント」)の主力製品であるアイスーリュイの販売が引き続き堅調に推移し、売上収益及び利益の増加に大きく寄与しました。同社は次期製品の有力な候補であるB型肝炎起因の肝線維症を適応としたF351の第3相臨床試験を中国にて実施しており、臨床試験のデータ収集ができるよう鋭意進めております。また、2025年にはNASH(非アルコール性脂肪肝炎)起因の肝線維症適応に向け、第3相臨床試験を中国で開始する予定です。
2024/05/15 16:02