有価証券報告書-第20期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/03/31 16:52
【資料】
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【項目】
123項目
9.支配継続子会社に対する持分の変動及び資本性金融商品の負債への再分類
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
2019年2月に、Continent Pharmaceuticals Inc.がGNI USA Inc.から同社が投資有価証券として所有しているIriSys LLCの15.02%の持分、さらに、GNI Hong Kongから同社が所有しているF573の権利をそれぞれ現物出資により取得しました。その結果、非支配持分が36,427千円減少し、資本剰余金と在外営業活動体の換算差額がそれぞれ29,971千円、6,455千円増加しました。
2019年4月に、Cullgenが大手グローバルベンチャーキャピタルであるSequoia Capital ChinaとHighlight Capitalから1,600万米ドルのシリーズA投資を受けました。当該投資に対して同社は優先株式を発行しております。当該優先株式は当社グループにおいて、全体として資本性金融商品に分類された結果、非支配持分と資本剰余金がそれぞれ1,318,033千円と464,859千円増加し、在外営業活動体の換算差額が7,052千円減少しました。なお、当該優先株式は、発行後5年が経過した後の状況変化により再分類される可能性があります。
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
2020年9月及び10月に、Continent Pharmaceuticals Inc.は非支配持分の所有者から全ての自己株式を取得すると共に、北京コンチネント薬業有限公司は第3者割当による新株の発行を行いました。これにより、Continent Pharmaceuticals Inc.の非支配持分の所有者は北京コンチネント薬業有限公司の非支配持分の所有者となりました。その結果、非支配持分と在外営業活動体の換算差額がそれぞれ98,094千円と54,140千円増加し、資本剰余金が147,187千円減少しました。なお、当社グループの北京コンチネント薬業有限公司に対する持分比率に変動はありません。
2020年12月に、Cullgen Inc.はGNI USA Inc.を含むグローバルベンチャーキャピタルの数社から2,250万米ドルのシリーズB投資を受けました。当該投資に対して同社は優先株式を発行しており、全体として負債に分類したことでその他の金融負債(非流動負債)に1,293,750千円を計上しました。その結果、当社グループのCullgen Inc.に対する非支配持分と在外営業活動体の換算差額がそれぞれ1,151千円と2,208千円増加し、資本剰余金が3,359千円減少しました。なお、シリーズB投資のための定款変更に伴い、前期に発行したシリーズA投資にかかる優先株式を資本性金融商品から負債へと再分類しました。その結果、当社グループのその他金融負債(非流動負債)と在外営業活動体の換算差額がそれぞれ1,953,643千円と40,703千円増加し、資本剰余金と利益剰余金と非支配持分がそれぞれ、603,167千円、101,242千円、1,289,937千円減少しました。