有価証券報告書-第25期(2025/01/01-2025/12/31)

【提出】
2026/03/27 16:55
【資料】
PDFをみる
【項目】
136項目
24.金融商品
(1)資本管理
当社グループは、持続的成長を続け、企業価値を最大化するために財務体質の健全性と調達構造の安全性を維持することを資本管理において重視しております。特に、パイプラインの拡充や開発資金の確保のため、現金及び現金同等物、有利子負債及び資本のポジションに注意しております。当社グループは2025年12月31日現在、外部から資本規制を受けておりません。
当社グループは、自己資本比率を管理対象としており、前連結会計年度末及び当連結会計年度末における自己資本比率は以下のとおりです。
前連結会計年度
(2024年12月31日)
当連結会計年度
(2025年12月31日)
自己資本比率50.7%60.1%

(注) 自己資本比率は「親会社の所有者に帰属する持分」を「資本及び負債の合計」で除して計算しております。
(2)信用リスク
① リスクの内容
当社グループの営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクについては、当社の社内規程に則り、取引先毎の債権期日管理及び残高管理等を行っております。
連結財政状態計算書に表示している金融資産の減損後の帳簿価額は、当社グループの金融資産の信用リスクに対するエクスポージャーの最大値です。
② 信用リスクの管理
当社グループは、営業債権について、過去の信用損失を基礎として、現在入手可能な将来予測情報も加味して、全期間の予想信用損失を認識しております。具体的には、月次毎の期日経過情報等から営業債権を適切にグルーピングし、個別の回収状況を検討した上で、貸倒引当金を計上しております。なお、回収期日を経過した営業債権に重要なものはありません。
期中における営業債権の増減は以下のとおりです。
(単位:百万円)

前連結会計年度
(自 2024年1月1日
至 2024年12月31日)
当連結会計年度
(自 2025年1月1日
至 2025年12月31日)
期首残高3,1725,412
期中増減額2,2402,394
期末残高5,4127,806

上記に対応する貸倒引当金の増減は以下のとおりです。
(単位:百万円)

前連結会計年度
(自 2024年1月1日
至 2024年12月31日)
当連結会計年度
(自 2025年1月1日
至 2025年12月31日)
期首残高1675
期中増減額58△38
期末残高7536

なお、当社グループは、その他の償却原価で測定する金融資産について、期日経過情報や債務者の弁済能力等を踏まえて、当初認識時点からの信用リスクの著しい増加があるかどうかを検討しております。報告期間の末日時点において、回収期日を経過している債権はなく、貸倒引当金を計上しておりません。
③ リスクの集中
当社グループの営業債権である受取手形及び売掛金は顧客の信用リスクに晒されております。更には、当社グループは比較的少数の卸売企業を通じて製品を販売しており、これらの卸売企業に関して信用リスクの集中に晒されております。これらの卸売企業が財務的困難に直面する場合、当社グループの財務成績に重大かつ不利な影響がもたらされる可能性があります。
(3)流動性リスク
当社グループは、必要な資金を主に銀行借入により調達しております。金融負債である借入金は、流動性リスクに晒されておりますが、当社では、適時に資金繰り計画等を作成・更新すること及び経済情勢や金融情勢を注視し、金利動向及び為替動向に応じた資金調達を実施することでリスク管理を行っております。
金融負債の期日別残高は、次のとおりです。
前連結会計年度(2024年12月31日)
(単位:百万円)
帳簿残高契約上の
キャッシュ
・フロー
1年内1年超3年内3年超
非デリバティブ金融負債
営業債務及びその他の債務2,2632,2632,263--
短期借入金4,5754,5754,575--
長期借入金(注1)1,6001,641418820402
預り保証金000--
リース負債1,0302,8213122,288219
その他の金融負債(優先株式)(注2)15,45420,0693,1843,94812,936
合計24,92431,37110,7557,05813,557

当連結会計年度(2025年12月31日)
(単位:百万円)
帳簿残高契約上の
キャッシュ
・フロー
1年内1年超3年内3年超
非デリバティブ金融負債
営業債務及びその他の債務1,6001,6001,600--
短期借入金1,3251,3251,325--
長期借入金(注1)2,7072,8177331,465618
預り保証金444--
リース負債1,3351,539419661458
その他の金融負債(優先株式)(注2)16,82522,406--22,406
合計23,79829,6934,0822,12723,483

(注1)1年内返済予定の長期借入金が含まれております。
(注2)その他の金融負債(優先株式)の期日別残高は、契約により合意された期間、利率及び金額に関する経営者の合理的な見積りに基づき算定しております。
満期分析に含まれているキャッシュ・フローが著しく早期に発生すること、又は著しく異なる金額で発生することは
見込まれておりません。
(4)市場リスク
① 為替リスク
当社グループは、グローバルに事業展開しているため、機能通貨以外の通貨建ての取引について為替リスクに晒されております。外貨建ての取引は、主に当社が所有している外貨建預金等になります。当社グループは、通貨別月別に把握された為替の変動リスクに対して、その変動幅を管理しております。
為替変動リスクの感応度分析
当社グループが、連結会計年度末において保有する金融商品について、日本円に対し中国元及び米国ドルが1%円高になった場合の連結損益計算書の税引前損益に与える影響額は以下のとおりです。当該分析は他のすべての変数が一定であると仮定しております。なお、中国元、米国ドル以外のその他すべての通貨の為替変動に対するエクスポージャーに重要性はありません。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2024年12月31日)
当連結会計年度
(2025年12月31日)
中国元△0△0
米国ドル△0△0

② 金利リスク
当社グループの金利リスクは、現金同等物及び有利子負債等から生じます。借入金のうち、変動金利によるものは、市場金利の変動による将来キャッシュ・フローの変動を受ける可能性があります。
金利感応度分析
当社グループが、連結会計年度末において保有する変動金利金融商品において、連結会計年度末における金利が1%上昇した場合の連結損益計算書の税引前損益に与える影響額は以下のとおりです。この分析は、連結会計年度末における変動金利借入金の額面金額に1%を乗じて影響額を算定しております。
(単位:百万円)

前連結会計年度
(自 2024年1月1日
至 2024年12月31日)
当連結会計年度
(自 2025年1月1日
至 2025年12月31日)
税引前損益△61△40

(5)公正価値
① 金融商品の公正価値
金融資産・負債の公正価値及び連結財政状態計算書における帳簿価額は以下のとおりです。現金及び現金同等物におきましては、現金であること及び短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額に近似していることから記載を省略しております。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2024年12月31日)
当連結会計年度
(2025年12月31日)
帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
金融資産
定期預金(3か月超)2,8142,8142,4132,413
債券4,2404,2404,4234,423
敷金保証金2,1282,126119114
貸付金65656060
長期性預金3,8273,8273,6953,695
出資金1,8321,8321,9251,925
デリバティブ146146--
金融負債
借入金6,1756,1754,0324,032
預り保証金0044
その他の金融負債(優先株式)15,45415,45416,82516,825

② 公正価値の測定方法
金融資産及び金融負債の公正価値は、以下のとおり算定しております。
(定期預金(3か月超))
定期預金(3か月超)は満期日が1年以内と短期であり、公正価値は帳簿価額に近似しております。
(債券)
債券は、取引金融機関から提示された価格を公正価値としております。
(敷金保証金)
敷金保証金は契約ごとに分類し、その契約期間に応じて国債の利回り等適切な指標に信用リスクを加味した利率で割り引く方法により、公正価値を見積っております。
(貸付金)
貸付金は、短期間で決済されるものであるため、公正価値は帳簿価額に近似しております。
(長期性預金)
長期性預金は、当初認識公正価値と実効金利法による償却原価及び取引価額に差異がなく、公正価値は帳簿価額に近似しております。
(出資金)
出資金のうち、上場株式の公正価値は期末日の市場価格によって算定しており、非上場会社の公正価値は類似企業比較法等に基づく評価モデルにより算定しております。
(借入金)
短期借入金は、短期間で決済されるものであるため、公正価値は帳簿価額に近似しております。
1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金は、変動金利による借入金であり、一定期間毎の金利変動について、更改期間が通常の期間を超えないことから公正価値は帳簿価額に近似しております。
(預り保証金)
預り保証金は、短期間で決済されるものであるため、公正価値は帳簿価額に近似しております。
(その他の金融負債(優先株式))
その他の金融負債(優先株式)は、投資額面を契約に基づく利率で割り引いて算定する方法により、公正価値を見積っております。この評価方法においては、割引率等の観察可能でないインプットを用いております。公正価値の測定には、10%の割引率を使用しております。
(デリバティブ)
デリバティブは、契約締結時点の当社普通株式の時価に基づいた先渡価格と、当期末最終営業日における当社普通株式の株価に基づき算定しております。
(上記以外の金融商品)
上記以外の金融商品は主に短期間で決済されるものであるため、公正価値は帳簿価額に近似しております。
③ 公正価値ヒエラルキー
金融商品の公正価値は、公正価値の測定に利用するインプットを基に、それぞれのレベルを以下のように分類しております。
レベル1:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)市場価格により測定された公正価値
レベル2:レベル1以外の直接又は間接的に観察可能な指標を用いて測定された公正価値
レベル3:重要な観察可能でない指標を用いて測定された公正価値
公正価値の測定に複数のインプットを使用している場合には、その公正価値の測定の全体において重要な最も低いレベルのインプットに基づいて公正価値のレベルを決定しております。
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各四半期の期首時点で発生したものとして認識しております。なお、前連結会計年度及び当連結会計年度において、レベル1とレベル2の間における振替はありません。
公正価値で測定する金融商品及び償却原価で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキー及び分類別開示は、以下のとおりです。
前連結会計年度(2024年12月31日)
(単位:百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
償却原価で測定する金融資産
定期預金(3か月超)-2,814-2,814
敷金保証金-2,126-2,126
貸付金-65-65
長期性預金-3,827-3,827
純損益を通じて公正価値を測定する金融資産
債券-4,240-4,240
出資金979-8531,832
デリバティブ-146-146
合計97913,22085315,052
金融負債
償却原価で測定する金融負債
借入金-6,175-6,175
預り保証金-0-0
その他の金融負債(優先株式)--15,45415,454
合計-6,17515,45421,630

当連結会計年度(2025年12月31日)
(単位:百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
償却原価で測定する金融資産
定期預金(3か月超)-2,413-2,413
敷金保証金-114-114
貸付金-60-60
長期性預金-3,695-3,695
純損益を通じて公正価値を測定する金融資産
債券-4,423-4,423
出資金838-1,0861,925
合計83810,7071,08612,632
金融負債
償却原価で測定する金融負債
借入金-4,032-4,032
預り保証金-4-4
その他の金融負債(優先株式)--16,82516,825
合計-4,03616,82520,862

(注)1.レベル3に分類した金融商品は、適切な権限者に承認された評価方針及び手続に従い、外部の評価専門家又は適切な評価担当者が評価及び評価結果の分析を実施しております。評価結果は適切な権限者によりレビューされ承認されております。
2.レベル3に分類された出資金は、企業価値の上昇(下落)により公正価値は増加(減少)します。レベル3に分類したその他の金融負債(優先株式)は、割引率の下落(上昇)により公正価値は増加(減少)します。なお、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に見込まれる公正価値の増減は重要ではありません。
④ レベル3に分類された金融商品の期首残高から期末残高への調整額
レベル3に分類された金融資産
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年1月1日
至 2024年12月31日)
当連結会計年度
(自 2025年1月1日
至 2025年12月31日)
期首残高410853
利得及び損失合計△101210
純損益(注)△101210
購入703-
売却△185-
為替変動の影響2721
期末残高8531,086

(注)純損益に認識された利得及び損失は、連結損益計算書の「その他の収益」及び「その他の費用」に含まれております。
レベル3に分類された金融負債
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年1月1日
至 2024年12月31日)
当連結会計年度
(自 2025年1月1日
至 2025年12月31日)
期首残高15,18115,454
為替変動の影響1,709△158
その他の金融負債(優先株式)△1,0811,529
その他の金融負債(条件付対価)△354-
期末残高15,45416,825

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。