四半期報告書-第97期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により景気は極めて厳しい状況にあります。先行きにつきましては、各種政策の効果により持ち直しに向かうことが期待される一方、新型コロナウイルス感染症の更なる感染拡大が内外経済を下振れさせるリスクもあり、当面不透明な状況であります。
このような情勢のもと、当社グループの連結業績につきましては、主に新聞用紙・印刷用紙の需要が急減したことや、豪州・ニュージーランドでの板紙パッケージ事業の譲受けに係る印紙税など一過性の取得関連費用5,766百万円を計上したことなどにより、前年同期と比べ減収減益となりました。結果は以下のとおりです。
セグメントごとの経営成績は、以下のとおりです。
なお、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 セグメント情報等」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較につきましては、前年同期の数値を変更後の報告セグメントの区分に組み替えた数値で比較しています。
(紙・板紙事業)
新聞用紙は、発行部数減少に加えイベントの中止などにより頁数が減少し、国内販売数量は前年同期を大きく下回りました。印刷用紙は、経済活動の停滞に伴い広告需要が低迷し、国内販売数量は前年同期を大きく下回りました。なお新型コロナウイルス感染症の影響は6月以降緩やかに回復基調にあります。
板紙は、新型コロナウイルス感染症による外出自粛に伴い通販・宅配向けなどは堅調に推移したものの、インバウンド消費・イベント関連・工業製品向けなどは需要が低迷し、国内販売数量は前年同期を下回りました。
(生活関連事業)
家庭紙は、ティシューペーパーやトイレットロールは新型コロナウイルス感染症の影響による前年度末の需要増加の反動などにより、販売数量は前年同期を下回りました。また感染予防のためのハンドタオルやウェットタオルなどは堅調に推移しましたが、業務用のティシューペーパーやトイレットロールなどは需要が低迷しました。
液体用紙容器は、学校給食再開による給食牛乳向け容器の回復や新充填機設置による拡販、家庭用の牛乳向け容器の需要が引き続き堅調であることなどにより、販売数量は前年同期を上回りました。
溶解パルプ(DP)は、中国などの海外需要低迷を受け販売数量は前年同期を下回りました。化成品は、自動車生産台数減に伴い自動車用途向け機能性コーティング樹脂が減少し販売数量は前年同期を下回りました。機能性フィルムは、在宅勤務やオンライン教育用のモバイル端末用途が堅調で販売数量は前年同期を上回りました。
海外事業は、「オローラ社 豪州・ニュージーランド事業の板紙パッケージ部門譲受け」について、2020年4月30日付で対象事業の譲受けが完了しました。既存事業では、コピー用紙の需要が低迷し販売数量は前年同期を下回りました。譲受けた板紙パッケージ事業では、青果物や精肉の輸出減少に伴い段ボール需要が減少しましたが、2か月分が当第2四半期連結会計期間に反映されたことにより、売上高は前年同期を上回りました。
(エネルギー事業)
エネルギー事業は、発電設備の運転日数が増加した影響により売上高は増加しました。
(木材・建材・土木建設関連事業)
木材・建材は、新設住宅着工戸数が弱含みで推移し、製材品などの販売数量は前年同期を下回りました。
(その他)
② 財政状態の分析
総資産は、前連結会計年度末の1,363,469百万円から200,500百万円増加し、1,563,970百万円となりました。この主な要因は、豪州・ニュージーランドでの板紙パッケージ事業譲受けにより資産が増加したことのほか、新型コロナウイルス感染症の影響等による有事に備え、手元資金の流動性を確保するため、現金及び預金を積み増したことによるものです。詳細については、「第4 経理の状況 四半期財務諸表 注記事項 企業結合等関係」をご参照ください。
負債は、前連結会計年度末の976,892百万円から208,745百万円増加し、1,185,638百万円となりました。この主な要因は、上記事業譲受けのための資金借入を行ったことのほか、手元資金の流動性を確保するため、コマーシャル・ペーパーの発行等を行ったことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末の386,577百万円から8,245百万円減少し、378,331百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金が12,262百万円減少したことのほか、繰延ヘッジ損益が3,833百万円増加したことによるものです。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、114,826百万円となり、前連結会計年度末から61,979百万円増加しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得た資金は、前年同期に比べ11,479百万円増加し、29,109百万円となりました。この主な内訳は、税金等調整前四半期純損失4,396百万円、減価償却費29,672百万円、減損損失5,288百万円、為替差損4,012百万円、運転資金の増減(売上債権、たな卸資産及び仕入債務の増減合計額)による支出4,198百万円、法人税等の支払額4,396百万円です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前年同期に比べ117,191百万円増加し、148,302百万円となりました。この主な内訳は、事業譲受けによる支出120,405百万円、固定資産の取得による支出32,498百万円です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動においては、前年同期は8,527百万円の資金を使用したのに対し、当第2四半期連結累計期間では183,299百万円の資金を得ました。この主な内訳は、有利子負債の増加による収入と、配当金の支払による支出です。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、3,065百万円です。
(5) 従業員数
① 連結会社の状況
当第2四半期連結累計期間において、連結会社の従業員数は前連結会計年度末から3,325名増加し、15,917名となっています。この主な要因は、生活関連事業セグメントにおいて、連結子会社であるオーストラリアン・ペーパー社(以下、AP社)を通じて2020年4月30日付で「オローラ社 豪州・ニュージーランド事業の板紙パッケージ部門譲受け」を完了させ、AP社の既存事業を含めた事業体「Opal(オパール)」として運営していることによるものです。
② 提出会社の状況
当第2四半期累計期間において、著しい増減はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、紙・板紙事業セグメントにおける生産及び販売、木材・建材・土木建設関連事業セグメントにおける販売の実績に著しい変動がありました。その内容については、「(1) 財政状態及び経営成績の状況 ① 経営成績の状況」をご参照ください。
(7) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第2四半期連結累計期間に計画が完了したものは、以下のとおりです。
(注)上記の金額に消費税等は含まれていません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により景気は極めて厳しい状況にあります。先行きにつきましては、各種政策の効果により持ち直しに向かうことが期待される一方、新型コロナウイルス感染症の更なる感染拡大が内外経済を下振れさせるリスクもあり、当面不透明な状況であります。
このような情勢のもと、当社グループの連結業績につきましては、主に新聞用紙・印刷用紙の需要が急減したことや、豪州・ニュージーランドでの板紙パッケージ事業の譲受けに係る印紙税など一過性の取得関連費用5,766百万円を計上したことなどにより、前年同期と比べ減収減益となりました。結果は以下のとおりです。
| 連結売上高 | 467,403百万円 | (前年同期比 10.9%減) |
| 連結営業利益 | 3,971百万円 | (前年同期比 73.9%減) |
| 連結経常損失 | 2,128百万円 | (前年同期は連結経常利益15,361百万円) |
| 親会社株主に帰属する 四半期純損失 | 8,048百万円 | (前年同期は親会社株主に帰属する 四半期純利益9,645百万円) |
セグメントごとの経営成績は、以下のとおりです。
なお、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 セグメント情報等」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較につきましては、前年同期の数値を変更後の報告セグメントの区分に組み替えた数値で比較しています。
(紙・板紙事業)
| 売上高 | 272,514百万円 | (前年同期比 17.0%減) |
| 営業損失 | 2,020百万円 | (前年同期は営業利益2,365百万円) |
新聞用紙は、発行部数減少に加えイベントの中止などにより頁数が減少し、国内販売数量は前年同期を大きく下回りました。印刷用紙は、経済活動の停滞に伴い広告需要が低迷し、国内販売数量は前年同期を大きく下回りました。なお新型コロナウイルス感染症の影響は6月以降緩やかに回復基調にあります。
板紙は、新型コロナウイルス感染症による外出自粛に伴い通販・宅配向けなどは堅調に推移したものの、インバウンド消費・イベント関連・工業製品向けなどは需要が低迷し、国内販売数量は前年同期を下回りました。
(生活関連事業)
| 売上高 | 140,489百万円 | (前年同期比 2.8%増) |
| 営業利益 | 5,957百万円 | (前年同期比 2.5%増) |
家庭紙は、ティシューペーパーやトイレットロールは新型コロナウイルス感染症の影響による前年度末の需要増加の反動などにより、販売数量は前年同期を下回りました。また感染予防のためのハンドタオルやウェットタオルなどは堅調に推移しましたが、業務用のティシューペーパーやトイレットロールなどは需要が低迷しました。
液体用紙容器は、学校給食再開による給食牛乳向け容器の回復や新充填機設置による拡販、家庭用の牛乳向け容器の需要が引き続き堅調であることなどにより、販売数量は前年同期を上回りました。
溶解パルプ(DP)は、中国などの海外需要低迷を受け販売数量は前年同期を下回りました。化成品は、自動車生産台数減に伴い自動車用途向け機能性コーティング樹脂が減少し販売数量は前年同期を下回りました。機能性フィルムは、在宅勤務やオンライン教育用のモバイル端末用途が堅調で販売数量は前年同期を上回りました。
海外事業は、「オローラ社 豪州・ニュージーランド事業の板紙パッケージ部門譲受け」について、2020年4月30日付で対象事業の譲受けが完了しました。既存事業では、コピー用紙の需要が低迷し販売数量は前年同期を下回りました。譲受けた板紙パッケージ事業では、青果物や精肉の輸出減少に伴い段ボール需要が減少しましたが、2か月分が当第2四半期連結会計期間に反映されたことにより、売上高は前年同期を上回りました。
(エネルギー事業)
| 売上高 | 16,415百万円 | (前年同期比 1.0%増) |
| 営業利益 | 3,372百万円 | (前年同期比 6.8%増) |
エネルギー事業は、発電設備の運転日数が増加した影響により売上高は増加しました。
(木材・建材・土木建設関連事業)
| 売上高 | 25,546百万円 | (前年同期比 10.3%減) |
| 営業利益 | 2,405百万円 | (前年同期比 4.6%減) |
木材・建材は、新設住宅着工戸数が弱含みで推移し、製材品などの販売数量は前年同期を下回りました。
(その他)
| 売上高 | 12,435百万円 | (前年同期比 16.8%減) |
| 営業利益 | 535百万円 | (前年同期比 55.6%減) |
② 財政状態の分析
総資産は、前連結会計年度末の1,363,469百万円から200,500百万円増加し、1,563,970百万円となりました。この主な要因は、豪州・ニュージーランドでの板紙パッケージ事業譲受けにより資産が増加したことのほか、新型コロナウイルス感染症の影響等による有事に備え、手元資金の流動性を確保するため、現金及び預金を積み増したことによるものです。詳細については、「第4 経理の状況 四半期財務諸表 注記事項 企業結合等関係」をご参照ください。
負債は、前連結会計年度末の976,892百万円から208,745百万円増加し、1,185,638百万円となりました。この主な要因は、上記事業譲受けのための資金借入を行ったことのほか、手元資金の流動性を確保するため、コマーシャル・ペーパーの発行等を行ったことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末の386,577百万円から8,245百万円減少し、378,331百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金が12,262百万円減少したことのほか、繰延ヘッジ損益が3,833百万円増加したことによるものです。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、114,826百万円となり、前連結会計年度末から61,979百万円増加しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得た資金は、前年同期に比べ11,479百万円増加し、29,109百万円となりました。この主な内訳は、税金等調整前四半期純損失4,396百万円、減価償却費29,672百万円、減損損失5,288百万円、為替差損4,012百万円、運転資金の増減(売上債権、たな卸資産及び仕入債務の増減合計額)による支出4,198百万円、法人税等の支払額4,396百万円です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前年同期に比べ117,191百万円増加し、148,302百万円となりました。この主な内訳は、事業譲受けによる支出120,405百万円、固定資産の取得による支出32,498百万円です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動においては、前年同期は8,527百万円の資金を使用したのに対し、当第2四半期連結累計期間では183,299百万円の資金を得ました。この主な内訳は、有利子負債の増加による収入と、配当金の支払による支出です。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、3,065百万円です。
(5) 従業員数
① 連結会社の状況
当第2四半期連結累計期間において、連結会社の従業員数は前連結会計年度末から3,325名増加し、15,917名となっています。この主な要因は、生活関連事業セグメントにおいて、連結子会社であるオーストラリアン・ペーパー社(以下、AP社)を通じて2020年4月30日付で「オローラ社 豪州・ニュージーランド事業の板紙パッケージ部門譲受け」を完了させ、AP社の既存事業を含めた事業体「Opal(オパール)」として運営していることによるものです。
② 提出会社の状況
当第2四半期累計期間において、著しい増減はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、紙・板紙事業セグメントにおける生産及び販売、木材・建材・土木建設関連事業セグメントにおける販売の実績に著しい変動がありました。その内容については、「(1) 財政状態及び経営成績の状況 ① 経営成績の状況」をご参照ください。
(7) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第2四半期連結累計期間に計画が完了したものは、以下のとおりです。
| 会社名 事業所名 | 所在地 | セグメントの 名称 | 工事名 | 目的 | 投資金額 (百万円) | 完了年月 |
| クレシア春日㈱ 新富士工場 | 静岡県 富士市 | 生活関連事業 | 第二抄紙機 設置工事 | 供給能力の 拡大 | 7,985 | 2020年5月 |
(注)上記の金額に消費税等は含まれていません。