四半期報告書-第27期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期におけるわが国経済は、政府による経済政策や日本銀行による金融緩和策を背景に企業収益や雇用環境の改善がみられるなど、景気は緩やかな回復基調で推移しております。一方、海外では中国の個人消費や輸出入の減少による景気の減速感が強まっており、景気の先行きについては依然として不透明な状況にあります。
医薬品業界におきましては、後発品の普及促進、長期収載品の薬価引き下げ等の医療費抑制政策により引き続き
厳しい状況にあり、新薬開発が一層重要な課題となっております。
このような状況のもと、当社は製品価値の最大化に向けた販路の再構築や眼科・皮膚科領域における新薬の創出
を目指し、積極的に事業活動に取り組みました。
当第2四半期累計期間の売上高は、日本においてAMITIZA®カプセルの販売が堅調に推移したこと等の理由により、3,887百万円(前年同期比42.5%増)となりました。
利益面におきましては、UF-021の第3相臨床試験の終了に伴う費用が発生したことに加え、RTU-1096の第1相臨床試験等を実施したこと等により、研究開発費が997百万円(同10.5%増)となったため、営業利益は849百万円(同106.3%増)、経常利益は835百万円(同80.6%増)、四半期純利益は622百万円(同74.7%増)となりました。
事業部門別の状況は次のとおりであります。
(レスキュラ®点眼液)
<日本市場>当社の主力商品であるレスキュラ®点眼液は、製品価値の最大化に向け、販売先との共同プロモーションに注力
し、次の施策を行っております。
①緑内障の早期発見を目指して眼科医を対象に眼底読影勉強会を積極的に開催するとともに、製品説明会等を通
じ、レスキュラ®点眼液の販売促進活動を行う
②学会セミナーの開催や講演会記録集等の作成により製品特性等の情報提供を活発に行い、レスキュラ®点眼液の認知度向上・普及促進活動に取り組む
上記①、②の施策により、当第2四半期累計期間の売上高は、603百万円(同0.3%減)となりました。
(AMITIZA®カプセル)
<北米市場>当社は米国のSucampo Pharma Americas,Inc.との北米地域における独占的製造供給契約に基づき、慢性特発性便
秘症、便秘型過敏性腸症候群、オピオイド誘発性便秘症治療薬の受託製造を行っております。
当第2四半期累計期間の売上高は、1,935百万円(同44.2%増)となりました。
<日本市場>日本市場におきましては、スキャンポ社との独占的製造供給契約に基づき、慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)治療薬の受託製造を行っております。
当第2四半期累計期間の売上高は、販売が堅調に推移しているため、1,303百万円(同82.0%増)となりました。
(医薬品開発支援サービス)
医薬品開発支援サービスの当第2四半期累計期間の売上高は45百万円(同30.5%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前年同四半期末と比べ887百万円増加し、3,685百万円となりました。当第2四半期累計期間におけるキャッシュ・フローの概況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により使用した資金は、65百万円(前年同四半期と比べ117百万円減)となりました。これは主に税引前四半期純利益の計上があったものの、たな卸資産の増加及び法人税等の支払によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、28百万円(前年同四半期と比べ7百万円増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、574百万円(前年同四半期は319百万円増)となりました。これは主に配当金の支払によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当社は、「医師の目線で医薬品開発・販売を行う分野特化型(眼科・皮膚科)のグローバルな医薬品会社」を目
指しており、国が推奨及び支援するアンメット・メディカル・ニーズ(未だ満たされていない医療ニーズ)、オーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)、アンチエイジング(生活改善薬)領域の新薬の開発を進めております。
当第2四半期累計期間における研究開発費の総額は997百万円(前年同期と比べ94百万円増加)となりました。
研究開発活動の進捗状況につきましては次のとおりであります。
①アンメット・メディカル・ニーズ領域
・糖尿病黄斑浮腫(開発コード:RTU-1096)
糖尿病黄斑浮腫は、糖尿病網膜症を発送した患者が全ての病期において黄斑部に浮腫が生じて視力が低下する疾患です。
当社は抗炎症作用や免疫調節作用を有するRTU-1096の臨床応用の可能性を検証するため、北海道大学とともに共同研究を実施するとともに、RTU-1096を経口内服薬として、第1相臨床試験を実施しております。
・糖尿病網膜症(開発コード:RTU-1096)
糖尿病網膜症は、網膜症の3大合併症の1つで、糖尿病罹病期間が20年以上となると有病率は80%となる疾患です。
当社は抗炎症作用や免疫調節作用を有するRTU-1096の臨床応用の可能性を検証するため、北海道大学とともに共同研究を実施するとともに、RTU-1096を経口内服薬として、第1相臨床試験を実施しております。
②オーファンドラッグ領域
・網膜色素変性(開発コード:UF-021)(製品名:オキュセバ™)
網膜色素変性は両眼に発症する遺伝性の網膜疾患で、進行性の夜盲と視野狭窄をきたし、末期には高度の視力低
下、更には失明にまで至ることもある疾患です。
既に第3相臨床試験を終えており、承認申請の可能性を鋭意検討しております。
③アンチエイジング領域
・男性型脱毛症(開発コード:RK-023)
男性型脱毛症は、壮年性脱毛症とも呼ばれ、思春期以降に男性ホルモンの影響を受け、頭頂部から前頭部に限局
して、太く長い毛が再生せずに細く短い軟毛に置き換わり、最終的には毛包が委縮して毛髪数が減少し、段階的に
薄毛・脱毛が進行する疾患です。
既に前期第2相臨床試験を完了しており、安全性に関してはRK-023使用とプラセボ使用で差異は見られませんでした。一方、有効性についてはプラセボ使用群に対してRK-023使用群では外観写真評価での改善及びフォトトリコグラムにより成長期毛数の減少抑制の可能性がみられました。当第2四半期累計期間においては、同化合物のライセンスアウトに向け、交渉を続けております。
(1)業績の状況
当第2四半期におけるわが国経済は、政府による経済政策や日本銀行による金融緩和策を背景に企業収益や雇用環境の改善がみられるなど、景気は緩やかな回復基調で推移しております。一方、海外では中国の個人消費や輸出入の減少による景気の減速感が強まっており、景気の先行きについては依然として不透明な状況にあります。
医薬品業界におきましては、後発品の普及促進、長期収載品の薬価引き下げ等の医療費抑制政策により引き続き
厳しい状況にあり、新薬開発が一層重要な課題となっております。
このような状況のもと、当社は製品価値の最大化に向けた販路の再構築や眼科・皮膚科領域における新薬の創出
を目指し、積極的に事業活動に取り組みました。
当第2四半期累計期間の売上高は、日本においてAMITIZA®カプセルの販売が堅調に推移したこと等の理由により、3,887百万円(前年同期比42.5%増)となりました。
利益面におきましては、UF-021の第3相臨床試験の終了に伴う費用が発生したことに加え、RTU-1096の第1相臨床試験等を実施したこと等により、研究開発費が997百万円(同10.5%増)となったため、営業利益は849百万円(同106.3%増)、経常利益は835百万円(同80.6%増)、四半期純利益は622百万円(同74.7%増)となりました。
事業部門別の状況は次のとおりであります。
(レスキュラ®点眼液)
<日本市場>当社の主力商品であるレスキュラ®点眼液は、製品価値の最大化に向け、販売先との共同プロモーションに注力
し、次の施策を行っております。
①緑内障の早期発見を目指して眼科医を対象に眼底読影勉強会を積極的に開催するとともに、製品説明会等を通
じ、レスキュラ®点眼液の販売促進活動を行う
②学会セミナーの開催や講演会記録集等の作成により製品特性等の情報提供を活発に行い、レスキュラ®点眼液の認知度向上・普及促進活動に取り組む
上記①、②の施策により、当第2四半期累計期間の売上高は、603百万円(同0.3%減)となりました。
(AMITIZA®カプセル)
<北米市場>当社は米国のSucampo Pharma Americas,Inc.との北米地域における独占的製造供給契約に基づき、慢性特発性便
秘症、便秘型過敏性腸症候群、オピオイド誘発性便秘症治療薬の受託製造を行っております。
当第2四半期累計期間の売上高は、1,935百万円(同44.2%増)となりました。
<日本市場>日本市場におきましては、スキャンポ社との独占的製造供給契約に基づき、慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)治療薬の受託製造を行っております。
当第2四半期累計期間の売上高は、販売が堅調に推移しているため、1,303百万円(同82.0%増)となりました。
(医薬品開発支援サービス)
医薬品開発支援サービスの当第2四半期累計期間の売上高は45百万円(同30.5%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前年同四半期末と比べ887百万円増加し、3,685百万円となりました。当第2四半期累計期間におけるキャッシュ・フローの概況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により使用した資金は、65百万円(前年同四半期と比べ117百万円減)となりました。これは主に税引前四半期純利益の計上があったものの、たな卸資産の増加及び法人税等の支払によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、28百万円(前年同四半期と比べ7百万円増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、574百万円(前年同四半期は319百万円増)となりました。これは主に配当金の支払によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当社は、「医師の目線で医薬品開発・販売を行う分野特化型(眼科・皮膚科)のグローバルな医薬品会社」を目
指しており、国が推奨及び支援するアンメット・メディカル・ニーズ(未だ満たされていない医療ニーズ)、オーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)、アンチエイジング(生活改善薬)領域の新薬の開発を進めております。
当第2四半期累計期間における研究開発費の総額は997百万円(前年同期と比べ94百万円増加)となりました。
研究開発活動の進捗状況につきましては次のとおりであります。
①アンメット・メディカル・ニーズ領域
・糖尿病黄斑浮腫(開発コード:RTU-1096)
糖尿病黄斑浮腫は、糖尿病網膜症を発送した患者が全ての病期において黄斑部に浮腫が生じて視力が低下する疾患です。
当社は抗炎症作用や免疫調節作用を有するRTU-1096の臨床応用の可能性を検証するため、北海道大学とともに共同研究を実施するとともに、RTU-1096を経口内服薬として、第1相臨床試験を実施しております。
・糖尿病網膜症(開発コード:RTU-1096)
糖尿病網膜症は、網膜症の3大合併症の1つで、糖尿病罹病期間が20年以上となると有病率は80%となる疾患です。
当社は抗炎症作用や免疫調節作用を有するRTU-1096の臨床応用の可能性を検証するため、北海道大学とともに共同研究を実施するとともに、RTU-1096を経口内服薬として、第1相臨床試験を実施しております。
②オーファンドラッグ領域
・網膜色素変性(開発コード:UF-021)(製品名:オキュセバ™)
網膜色素変性は両眼に発症する遺伝性の網膜疾患で、進行性の夜盲と視野狭窄をきたし、末期には高度の視力低
下、更には失明にまで至ることもある疾患です。
既に第3相臨床試験を終えており、承認申請の可能性を鋭意検討しております。
③アンチエイジング領域
・男性型脱毛症(開発コード:RK-023)
男性型脱毛症は、壮年性脱毛症とも呼ばれ、思春期以降に男性ホルモンの影響を受け、頭頂部から前頭部に限局
して、太く長い毛が再生せずに細く短い軟毛に置き換わり、最終的には毛包が委縮して毛髪数が減少し、段階的に
薄毛・脱毛が進行する疾患です。
既に前期第2相臨床試験を完了しており、安全性に関してはRK-023使用とプラセボ使用で差異は見られませんでした。一方、有効性についてはプラセボ使用群に対してRK-023使用群では外観写真評価での改善及びフォトトリコグラムにより成長期毛数の減少抑制の可能性がみられました。当第2四半期累計期間においては、同化合物のライセンスアウトに向け、交渉を続けております。