業績予想修正の理由

当連結会計年度においては、2019年10月の台風19号の影響により、首都圏の施設を中心に挙式披露宴の日程変更が生じたこと等があり、第３四半期累計期間までは売上面は弱含んだものの、営業利益及び経常利益は堅調に推移しておりました。
しかしながら、国内外における新型コロナウイルスの感染リスク拡大に伴い、2020年３月６日に開示いたしました「新型コロナウイルス感染拡大への対応及び業績への影響に関するお知らせ」に記載しておりますとおり、２月下旬から３月中に予定されていた挙式披露宴につきまして、延期を希望されるお客様には、規約に関わらず日程変更料を頂かずに対応させていただいております。
この対応により、同期間に予定されていた挙式披露宴約1,000件のうち、400件余りが翌年度以降に延期となりました。また、事業規模から挙式披露宴に比べて影響は少ないものの、一般宴会、レストラン、ホテルにつきましても、例年に比べて稼働が著しく低下しました。この結果、当社グループの主力事業であるブライダル関連事業の売上高が大幅に減少し、一方で販売費及び一般管理費は計画水準にて発生する見込みであることから、当初の想定を下回ることになったものであります。