訂正有価証券報告書-第5期(平成25年2月1日-平成26年1月31日)
①当面の対処すべき課題
当社は、主たるシステムがリリースされて有料サービスが開始しているものの、未だ一部開発の積み残しもあり、事業目標全体の事業化が達成されておりません。
この結果、平成21年6月創業以来、5期連続して営業損失、経常損失及び当期純損失を計上し、債務超過の状態であり、営業キャッシュ・フローについてもマイナスが継続しております。当該状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況(「重要事象等」)が存在しております。
当社の現状における対処すべき課題は、債務超過の早期解消と、継続企業として経営の安定を図ることです。そのために、具体的にはシステムの完成、新規加入会員の獲得、利用会員の満足度向上、この3点に重点的に取り組みます。
②対処方針及び具体的な取組状況等
a.システムの完成
平成26年2月度に資産税システムをリリースし、現状における未開発システムとしては経営計画、キャッシュ・フロー計算書等となりましたが、それも平成26年7月をめどにリリースを予定しておりますので、あとは利用者の視点に立って日々使い勝手の向上に努めることのみと言えます。
クラウドコンピューティングによるSaaSシステムの良さは、極端に言えば毎日でも使い勝手の向上や、バージョンアップが出来ることです。事実、当社では毎週土曜日に定例的なバージョンアップを行っております。
これらの取り組みによって、システムの完成度は確実に上がり、その結果として未利用会員の利用開始は更に進み、利用会員の満足度も確実に上がるものと思います。
また、新規会員の推進活動においても、既存システムとの比較においても、更に高い評価を受けるものと確信しております。
b.新規加入会員の獲得(入会推進活動の内容の充実)
当社の会員獲得は、創業以来、当社設立理念への理解と支援を訴える形で行ってきましたが、平成24年5月度に財務、税務の主たるシステムについて、会員向け有料サービスの提供を開始したこともあり、利用会員からの安定的な売上(利用料収入)を計上できるようになりました。
この現状を受けて、新規会員獲得への推進活動も、当社設立理念に加え、サービスが開始されたシステムの使い易さ、安全性、コスト、そして自計化システム無償提供による会計事務所と顧問先の経営的なメリット等、従前の理念中心の形から大きく転換をしております。
また、平成24年9月からは、当社のWEBサイトで会計事務所向けクラウドシステムの無料体験版「A-SaaS」を試用提供しております。これは「A-SaaSシステム」のサービスイン以降、全国の多くの会計事務所から「システムを実際に触れてみたい」と云うご要望にお応えしたものです。「A-SaaSトライアル」は当社のWEBサイトから専用フォームで簡単な登録だけで済みますので、既に数多くの会計事務所に業界最先端の「A-SaaSシステム」を体験いただいております。
さらに、新規会員獲得の主たる推進策である「研修会」も、当初からの「A-SaaSの理念と目的」、「クラウドコンピューティングによるSaaSシステムの概要とメリット」等の内容から、既に数多くの会員会計事務所が利用している実績を踏まえて、より経験的で、より具体的な事例中心の内容に改めました。
また、同時に併設している「実演会」の内容も、既に稼働している会計、税務、申告システム全般について、より実務的な説明に改めております。
これらの取組みによって、当社のシステムが既に多くの会計事務所と顧問先に利用されていることをまずは広く告知いたします。そして、クラウドコンピューティングによるSaaSシステムの素晴らしさを実感してもらうことによって、新規会員の獲得に務めます。
c.新規加入会員の獲得(市場ニーズに合った会員制度の追加)
当社は創業時よりシステム開発等に多額の資金を要することもあり、一般の「賛同会員」と将来当社への出資を希望される「出資会員」の2種類の会員制度を設けました。そして、出資会員には当社が第三者割当増資を行った時点で出資をいただきましたが、会員株主の大半が利用してきたエンジェル税制の適用が、平成24年5月末で創業3年以内という条件から外れたこともあり、その後は出資会員の制度はなくなりました。
このため、新規会員に対する制度自体も従前の入会金と開発預託金から、入会金と返還義務のない開発分担金に内容と金額を変更して、月次の利用料金も改めました。会員制度も従前の「賛同会員」に加えて、会計事務所の規模、状況に合わせた形で、小規模事務所向けの「賛同S会員」、そして開業5年以内の事務所を対象とした「新規開業会員」を追加いたしました。
これらの取組みによって、会計事務所業界の実情に合った会員制度が整うことで、より幅広い推進活動が可能となり、新規会員の獲得に努めます。
d.利用会員の満足度
当社では、入会をいただいた会員のフォローは当社のカスタマサポート部門が主として担当しています。当社は、まだ規模は小さいですが、会計事務所と接する機会を持つ営業部門とカスタマサポート部門は、必ず当社の正社員が担当をしています。それは、会計や税務に精通した社員でないと、プロの会計事務所をお客様に仕事はできないと考えているからです。ちなみに、会計事務所業界で先達として成功している企業は全て直販、直フォローの体制を採用しています。
具体的なフォロー活動は、入会直後から始まります。まずはカスタマサポート社員が出来る限り速やかに新規入会の会員をお訪ねして、既存システムのハード、ソフト、ネット等の利用環境、そして会員のご意向をお伺いして、当社システムへの移行時期等を決定いたします。移行までの間においては、折りあるごとに出張講習や集合研修を行い、移行への準備のお手伝いを致します。移行後においても、日々の電話やメール、任意の講習会開催等、サポート体制も完備しています。
これらの取組みと、前項のシステムの使い勝手向上、バージョンアップ等を併せて、利用会員の満足度は確実に向上するもの思われます。また既に多くの会員が利用を開始しており、経験に裏付けされた安心できるサポートの実現をめざします。
e.資金調達について
当事業年度は、普通株式及びA種優先株式を発行し資本増強を行いましたが、ソフトウェア開発と改善に加え、将来を見据えたデータセンターの移管費用、顧客満足度向上に向けたカスタマサポート部門の充実、新規会員獲得に向けた販売促進費用の拡充、更には一般企業マーケット進出に関わる費用等、今後も多額の費用が発生する為、資金の需要が引き続き発生することになります。
その対策として新規会員の加入促進、既存会員の利用促進に加え、既存株主、事業会社、ベンチャーキャピタル等からの資金調達(第三者割当増資等)に継続的な取組みを行ってまいります。
当社は、主たるシステムがリリースされて有料サービスが開始しているものの、未だ一部開発の積み残しもあり、事業目標全体の事業化が達成されておりません。
この結果、平成21年6月創業以来、5期連続して営業損失、経常損失及び当期純損失を計上し、債務超過の状態であり、営業キャッシュ・フローについてもマイナスが継続しております。当該状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況(「重要事象等」)が存在しております。
当社の現状における対処すべき課題は、債務超過の早期解消と、継続企業として経営の安定を図ることです。そのために、具体的にはシステムの完成、新規加入会員の獲得、利用会員の満足度向上、この3点に重点的に取り組みます。
②対処方針及び具体的な取組状況等
a.システムの完成
平成26年2月度に資産税システムをリリースし、現状における未開発システムとしては経営計画、キャッシュ・フロー計算書等となりましたが、それも平成26年7月をめどにリリースを予定しておりますので、あとは利用者の視点に立って日々使い勝手の向上に努めることのみと言えます。
クラウドコンピューティングによるSaaSシステムの良さは、極端に言えば毎日でも使い勝手の向上や、バージョンアップが出来ることです。事実、当社では毎週土曜日に定例的なバージョンアップを行っております。
これらの取り組みによって、システムの完成度は確実に上がり、その結果として未利用会員の利用開始は更に進み、利用会員の満足度も確実に上がるものと思います。
また、新規会員の推進活動においても、既存システムとの比較においても、更に高い評価を受けるものと確信しております。
b.新規加入会員の獲得(入会推進活動の内容の充実)
当社の会員獲得は、創業以来、当社設立理念への理解と支援を訴える形で行ってきましたが、平成24年5月度に財務、税務の主たるシステムについて、会員向け有料サービスの提供を開始したこともあり、利用会員からの安定的な売上(利用料収入)を計上できるようになりました。
この現状を受けて、新規会員獲得への推進活動も、当社設立理念に加え、サービスが開始されたシステムの使い易さ、安全性、コスト、そして自計化システム無償提供による会計事務所と顧問先の経営的なメリット等、従前の理念中心の形から大きく転換をしております。
また、平成24年9月からは、当社のWEBサイトで会計事務所向けクラウドシステムの無料体験版「A-SaaS」を試用提供しております。これは「A-SaaSシステム」のサービスイン以降、全国の多くの会計事務所から「システムを実際に触れてみたい」と云うご要望にお応えしたものです。「A-SaaSトライアル」は当社のWEBサイトから専用フォームで簡単な登録だけで済みますので、既に数多くの会計事務所に業界最先端の「A-SaaSシステム」を体験いただいております。
さらに、新規会員獲得の主たる推進策である「研修会」も、当初からの「A-SaaSの理念と目的」、「クラウドコンピューティングによるSaaSシステムの概要とメリット」等の内容から、既に数多くの会員会計事務所が利用している実績を踏まえて、より経験的で、より具体的な事例中心の内容に改めました。
また、同時に併設している「実演会」の内容も、既に稼働している会計、税務、申告システム全般について、より実務的な説明に改めております。
これらの取組みによって、当社のシステムが既に多くの会計事務所と顧問先に利用されていることをまずは広く告知いたします。そして、クラウドコンピューティングによるSaaSシステムの素晴らしさを実感してもらうことによって、新規会員の獲得に務めます。
c.新規加入会員の獲得(市場ニーズに合った会員制度の追加)
当社は創業時よりシステム開発等に多額の資金を要することもあり、一般の「賛同会員」と将来当社への出資を希望される「出資会員」の2種類の会員制度を設けました。そして、出資会員には当社が第三者割当増資を行った時点で出資をいただきましたが、会員株主の大半が利用してきたエンジェル税制の適用が、平成24年5月末で創業3年以内という条件から外れたこともあり、その後は出資会員の制度はなくなりました。
このため、新規会員に対する制度自体も従前の入会金と開発預託金から、入会金と返還義務のない開発分担金に内容と金額を変更して、月次の利用料金も改めました。会員制度も従前の「賛同会員」に加えて、会計事務所の規模、状況に合わせた形で、小規模事務所向けの「賛同S会員」、そして開業5年以内の事務所を対象とした「新規開業会員」を追加いたしました。
これらの取組みによって、会計事務所業界の実情に合った会員制度が整うことで、より幅広い推進活動が可能となり、新規会員の獲得に努めます。
d.利用会員の満足度
当社では、入会をいただいた会員のフォローは当社のカスタマサポート部門が主として担当しています。当社は、まだ規模は小さいですが、会計事務所と接する機会を持つ営業部門とカスタマサポート部門は、必ず当社の正社員が担当をしています。それは、会計や税務に精通した社員でないと、プロの会計事務所をお客様に仕事はできないと考えているからです。ちなみに、会計事務所業界で先達として成功している企業は全て直販、直フォローの体制を採用しています。
具体的なフォロー活動は、入会直後から始まります。まずはカスタマサポート社員が出来る限り速やかに新規入会の会員をお訪ねして、既存システムのハード、ソフト、ネット等の利用環境、そして会員のご意向をお伺いして、当社システムへの移行時期等を決定いたします。移行までの間においては、折りあるごとに出張講習や集合研修を行い、移行への準備のお手伝いを致します。移行後においても、日々の電話やメール、任意の講習会開催等、サポート体制も完備しています。
これらの取組みと、前項のシステムの使い勝手向上、バージョンアップ等を併せて、利用会員の満足度は確実に向上するもの思われます。また既に多くの会員が利用を開始しており、経験に裏付けされた安心できるサポートの実現をめざします。
e.資金調達について
当事業年度は、普通株式及びA種優先株式を発行し資本増強を行いましたが、ソフトウェア開発と改善に加え、将来を見据えたデータセンターの移管費用、顧客満足度向上に向けたカスタマサポート部門の充実、新規会員獲得に向けた販売促進費用の拡充、更には一般企業マーケット進出に関わる費用等、今後も多額の費用が発生する為、資金の需要が引き続き発生することになります。
その対策として新規会員の加入促進、既存会員の利用促進に加え、既存株主、事業会社、ベンチャーキャピタル等からの資金調達(第三者割当増資等)に継続的な取組みを行ってまいります。