海外原糖市況につきましては、ニューヨーク市場粗糖先物相場(当限)において1ポンド当たり15.40セントで始まり、4月中旬には今期安値となる14.00セントまで下落しました。その後は、深刻な干ばつに見舞われたタイ・インドの減産およびブラジル中南部の圧搾量が、天候要因から当初予想を下回るのではとの観測等を背景に世界的供給不足感が強まり、投機筋の積極的な買いも加わったことで9月下旬には平成24年7月以来の高値となる23.60セントまで上昇し、22.53セントで当第2四半期を終了しました。一方、国内精糖市況(日本経済新聞掲載、東京)につきましては、前期末から変わらず上白糖1kg当たり187~188円で当第2四半期を終了しましたが、海外原糖相場の上昇を受け、9月末には出荷価格の引き上げを行いました。
このような状況のもと、主力の砂糖につきましては、家庭用製品は特売等の強化により好調であったものの、業務用製品は夏季の天候不順により振るわず、砂糖全体の出荷量は前年同期を下回りました。また、当社独自製品である「きび砂糖」は引き続き消費者の嗜好に合致する商品として好調な出荷を維持しました。その他の甘味料につきましては、新商材の拡販に努めたものの果糖等の取扱いの減少により、売上高は減少しました。一方で、外形標準課税や割引率低下等による退職給付費用等、経費の増加があったものの、採算重視の販売に努めたことが利益率の向上に寄与しました。以上の結果、砂糖その他食品事業合計の売上高は23,040百万円(前年同期比2.2%減)、セグメント利益は1,400百万円(同2.0%増)となりました。
なお、精糖事業の品質・経営効率におけるNo.1クオリティー推進の一環である合理化投資として昨年度より進めてきました、スティックシュガー工場の更新を目的とした千葉工場(千葉市美浜区)の包装棟新設および物流機能の拡充を図る千葉物流センター(千葉市美浜区)の増床については、9月より稼働を開始しています。
2016/11/11 13:02