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有価証券報告書-第7期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/27 11:35
【資料】
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【項目】
113項目
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、豊かで快適な生活の実現のため、『食』と『健康』で貢献することを使命とし、「日々新たに」をモットーに、以下を経営の基本としています。
・公正で透明性の高い経営を実践することにより、社会から信頼される企業を目指す。
・会社の業績向上を図ることにより、社会に貢献するとともに、従業員・お客様・株主などの信頼と期待にお応えする。
・健康に資する安全な製品・サービスを安定的に提供することにより、お客様の満足と安心を実現する。
(2)資本政策の基本的な方針
当社の資本政策は、以下の4点により構成しています。
①中長期的なROE向上
当社は、ROE(株主資本利益率)を持続的な企業価値増大に関わる中核的な指標と捉えています。売上高利益率、財務レバレッジ、および総資産回転率を常に改善し、2020年3月期5%、2025年3月期8%を目指してまいります。
②安定性の上に業績連動を加味した株主還元
株主還元については、株主資本配当率(DOE)の目標値を設定し、継続性・安定性を保持した上で、当期利益に対する比率(連結配当性向(DPR))目標を設定し、業績が好調な場合の連動性を高めた配当を実施します。配当に加え、自己株式の取得については、市場環境、資本効率等に鑑み適宜実施する可能性があります。
③長期的な成長と総資産回転率向上のための投資採択基準
長期的な成長と総資産回転率向上のための投資の規律として、リスクと戦略性のランク別に、投下資本利益率と投資回収期間を設定し、投資を厳選します。
④財務レバレッジの向上と安定性のバランス
成長投資の加速と株主還元の増大により、財務レバレッジを長期的に改善するとともに、継続的・安定的に企業理念を実現するため、健全なバランスシートを維持し、結果としてROEの持続的な改善を実現します。
当社では、こうした資本政策によって、成長投資と安定した株主還元を両立し、持続的な株主価値向上に努めていきます。
(3)中長期的な会社の経営戦略および目標とする経営指標
当社グループは、上記の「(1)会社の経営の基本方針」および「(2)資本政策の基本的な方針」に基づいて、「拡大・成長」を主眼とする中期経営計画(2018年3月期~2020年3月期)を策定しています。
[中期経営計画の要旨]
・精製糖事業の経営品質・経営効率No.1企業を目指します。
・当社グループの強みを活かして新たな事業・商材に挑戦し、「総合甘味サプライヤー」として拡大・成長を図ります。また、ツキオカフィルム製薬をはじめとする国内外における新たな事業展開を推進します。
・健康産業事業における、美容・アンチエイジング・リラクゼーションをキーコンセプトとして時代のニーズに合わせた多様な店舗展開を推進します。
・以上の取り組みを支えるため、ガバナンス体制の整備、成長に向けた人材育成、業務効率化等の経営基盤強化を推進します。
当社グループは、ROEを持続的な企業価値増大に関わる中核的な指標と捉えており、以上の経営戦略により、2020年3月期ROE5%、2025年3月期ROE8%の達成を目指してまいります。
なお、中期経営計画は、次のURLからご覧いただくことができます。
(当社ウェブサイト)
http://www.nissin-sugar.co.jp/ir/investor/senryaku.html
(4)経営環境および対処すべき課題
当社を取り巻く経営環境につきましては、主力の砂糖その他食品事業において、2016砂糖年度(2016年10月から2017年9月まで)に国内砂糖消費が再び減少に転じ、人口減少が続くなかで厳しい状況が続くものと予想されます。また、2018年3月に、米国を除く「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定」(TPP11協定)の署名がなされ、各国の国内手続きを待つ状況にありますが、我が国においては、現行の糖価調整制度が維持され、競合商品である加糖調製品に対しても、協定の発効後、制度の枠組みに組み入れる法案が提出されています。
こうした状況のもと、当社グループでは、2019年度までの中期経営計画に基づき、精製糖事業の経営品質・経営効率№1企業を目指すとともに、「総合甘味サプライヤー」としての商材の拡充と国内外における事業領域の拡大に向けた施策を実施しております。
精製糖事業においては、今福工場(大阪市城東区)において、多様化する需要に対応し、ハラール製品の出荷を開始いたしましたほか、製品品質の安全・安心の向上を目指したFSSC22000認証の全製品への適用拡大に向けた設備更新、販売好調の「きび砂糖」の需要増に対応した生産設備の新設に着手しております。また、詰め替え不要で使いやすい新シリーズ「ボックスシュガーミニ」につきましては、白砂糖、グラニュ糖に加え、「きび砂糖SPECIAL」を2018年2月に上市しております。
拡大・成長に向けた施策においては、全国に広がる当社グループのお客様に対し、甘味料に関する知見、物流機能および品質管理体制に基づき、国内外の甘味料や食品素材を提供することにより、「総合甘味サプライヤー」として貢献してまいります。なかでも、2017年5月に上市した「オリゴの王様」を始めとするガラクトオリゴ糖製品につきましては、腸内環境改善などの機能性をアピールし、消費者への浸透を進めてまいります。
また、2017年10月に当社グループに加わったツキオカフィルム製薬株式会社につきましては、当社グループの食品関連分野における商品ラインナップの拡充のほか、化粧品・医薬品にまで広がる事業が、当社の事業領域拡大に資するものと考えており、今後同社の成長に注力してまいります。
健康産業事業においては、総合フィットネスクラブ「ドゥ・スポーツプラザ」の運営に加え、美容・アンチエイジング・リラクゼーションをコンセプトにしたホットヨガ&コラーゲンスタジオ「BLEDA(ブレダ)」を展開いたします。
倉庫事業においては、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを前にした物流需要の増大に的確に対応し、業績の向上を目指してまいります。
これらの成長・拡大を支える経営基盤の強化につきましては、同じく中期経営計画に基づき、成長に向けた人材の育成、業務効率化、リスク管理・CSR・IRの強化の各方面において取り組んでおります。IRにおきましては、業績の適切な反映と海外投資家を含めた幅広い投資家の比較・分析上の利便性向上を目的とし、2020年3月期に国際財務報告基準(IFRS)を任意適用することを公表し、準備を進めております。
今後も、以上の諸施策を着実に実行し、企業価値の向上に努めるとともに、公正で透明性の高い事業運営を行い、すべてのステークホルダーの皆さまの信頼とご期待にお応えしてまいります。

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