有価証券報告書-第87期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/23 16:00
【資料】
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【項目】
165項目
3)リスク管理
当社において、全社的なリスク管理は、リスク管理委員会において行っておりますが、サステナビリティに係るリスクについては、サステナビリティ委員会の中でより詳細な検討を行い、共有することとしております。
当社の事業は多くの水資源・エネルギーを必要としており、当社の事業活動が環境に与える影響は極めて大きいと考えています。また、気候変動問題が当社に与える影響についても重大であると認識しており、社会貢献及び自社の持続的な発展のために、当社では環境問題への対応をサステナビリティ方針の中核主題の一つとしており、全社で取組むべき課題としています。
気候変動関連リスクの特定にあたっては、定性・定量の両面から評価・特定し、その結果の妥当性や対応策について環境管理委員会で協議することで、リスクの回避・低減・未然防止に取組んでいます。この結果はサステナビリティ委員会に報告され、特に当社経営に重大な影響を与えると判断した項目に関しては「重要リスク」とし、同委員会にて、対応方針を審議することとなっています。
なお、気候変動に関する課題については、2050年カーボンニュートラルの移行期間である「2030年」時点を想定し、世界的に現状を上回る気候変動対策がとられない場合の4℃シナリオと、積極的な脱炭素化が推進された場合の1.5℃シナリオ(一部2℃シナリオ)を参考に、定性・定量の両面から考察を行っております。
区分項目将来的に想定される事象事業への影響(リスク/機会)と当社対応リスク/機会の潜在的な財務影響評価(レベル)
4℃シナリオ1.5℃シナリオ


















政策・規制事業活動に伴うGHG排出量に対する制限当社Scope1,2に対して、課税や排出枠購入義務が生じた場合、対応コストが発生
[対応]
・使用エネルギーの再生可能エネルギーへの転換
(再エネ電力の利用、カーボンニュートラル都市ガスの利用など)
・各種制度の活用(非化石証書の購入、Jクレジット制度など)
-
再エネ政策やエネルギーミックスの変化による電力価格変動電力価格が上昇することによる操業コストの増大
[対応]
・製造部門における、生産設備の安定稼働及び高効率生産設備への置換による省エネ化
・業務部門における、室温管理や使用機器の省エネ利用
・研究開発棟への太陽光発電の活用
化石燃料由来のプラスチック使用規制や価格の変化原油の需要変化による価格の上昇
[対応]
・容器包装の減量及び再生材への転換の検討
製造プロセスにおける廃棄物への規制強化規制準拠のための設備改修費用の発生
[対応]
・製造部門における、排水処理の負荷軽減対策の実施
・廃棄物処理方法の見直し
-
省エネ政策による設備什器への使用規制高効率な設備什器への代替費用の発生
[対応]
・製造部門における、適切な省エネ化推進
・計画的な設備保全と更新
市場国内外における、牛肉や豚肉へのミートタックス導入牛骨や豚皮などの流通量変化による原材料コストの増加
[対応]
・非動物性由来の原材料の取扱いへの変更
-
評判顧客・投資家のESG/サステナビリティに起因する行動変化気候変動への取組みが不十分と見なされた場合、ブランドイメージの毀損
[対応]
・TCFDに沿った情報開示及びCDPへの回答
・年次の環境レポートの発行
・従業員を対象としたセミナー研修及び環境負荷軽減アイデアへの報奨制度


区分項目将来的に想定される事象事業への影響(リスク/機会)と当社対応リスク/機会の潜在的な財務影響評価(レベル)
4℃シナリオ1.5℃シナリオ



















急性異常気象の激甚化による物理的被害の増加洪水・高潮の被害による自社拠点への物理的被害の発生及び、サプライチェーン寸断による調達難の発生
[対応]
・事業継続計画(BCP)の整備と定期的な見直し
・サプライチェーンの多様化
慢性降水・気象パターンの変化による水不足や穀物等の生育不良水使用制限による操業制限や、原材料の調達難の発生
[対応]
・大阪工場での作業工程見直しと水資源の再利用への取組み
・サプライチェーンの多様化
-
節足動物を媒介とした畜産への感染症の増加食肉生産の停滞や停止による、牛骨や豚皮などの調達難の発生
[対応]
・サプライチェーンの多様化
-

政策・規制フッ素系物質に関する排出規制DCP(第2リン酸カルシウム)のフッ素固定材としての活用機会の増加
[対応]
・DCP(第2リン酸カルシウム)の顧客評価用サンプルの提供及び市場開拓の推進
-

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