このような経営環境の下、当社グループでは、自動車部品事業分野におきましては、国内は、カーエアコン、エンジン領域等の既存製品が堅調の中、EV/HV領域の増加が顕著となり、海外では欧州事務所を起点とした日系・非日系の自動車部品メーカーからの受注が拡大し、欧州メーカーによる中国の売上が伸長したこと等により前年度比105.0%と堅調に推移しました。加えて、EV/HV化へ向けた新規引合いや受注も増加となりました。空調・カスタム部品事業分野におきましては、好調な工作機械部品や空調部品の中国での新機種採用や受注増加があるものの、過去からの不採算取引終息に伴い売上高は前年度比3.9%減少となりました。エレメント部品事業分野におきましては、半導体レーザー用サーミスタが第2四半期以降減速傾向となりましたが、売上高は前年度比1.1%の微増となりました。損益面では、生産管理強化に加え徹底した合理化を行い、併せて原価低減活動にも注力してまいりました。また、モノづくりの原点に返り、付加価値生産性の向上を目指し、工数低減指数の把握と改善に取組んだ結果、製造加工費の低減と生産リードタイム短縮による在庫圧縮に繋がりました。加えて、年度末に不採算取引終息に伴う不動在庫を中心とした過剰在庫43百万円を除却しております
これらの諸施策により、当連結会計年度の売上高は12,392百万円(前年度比1.7%増)、営業利益は694百万円(前年度比15.8%増)、経常利益は454百万円(前年度比14.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は334百万円(前年度比27.6%増)となりました。
前連結会計年度比較での営業外損益面での主な変動要因といたしましては、リファイナンスにより金融利息は軽減したものの、アレンジメントフィー46百万円が発生しております。また、ドルに対し元が強くなったことにより為替差損が生じております。
2018/06/27 15:04