当第1四半期連結累計期間(以下、当四半期)における世界経済は、米中貿易摩擦問題や中国経済の低迷、英国のEU離脱問題等から、アジア・ヨーロッパで低迷が見られ不透明感が高まりました。わが国経済においては、景気は緩やかに回復しているものの、米中貿易摩擦の影響を受け力強さを欠きました。
このような経営環境の下、当社グループは、自動車部品事業においては、カーエアコン、エンジン領域等の既存品が堅調なことに加え、電動化用部品の増産や海外メーカーからの増産で好調なスタートを切りましたが、米中貿易摩擦や中国市況の低迷、および中国国内電気自動車補助金の減額と廃止発表が影響し、減少となりました。空調・カスタム部品事業においては、工作機械市場低迷の影響によりカスタム部品は低迷したものの、日系空調メーカーの東南アジア地区での増産により好調に推移いたしました。エレメント部品事業においては、一部顧客の低迷により売上は減少となりました。その結果、当四半期における当社グループの売上高は、3,060百万円(前年同期比6.7%減)となりました。主な用途別売上高は、自動車部品事業では1,838百万円(同3.7%減)、空調・カスタム部品事業では1,044百万円(同9.7%減)、エレメント部品事業では177百万円(同16.5%減)となりました。損益面では、営業利益208百万円(同0.4%減)、経常利益は176百万円(同32.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は150百万円(同4.8%減)となりました。
当四半期は、中期事業計画達成へ向け、成長分野である電動化領域強化と、持続的成長のための基礎づくりの機能戦略として、新工場稼働および新システム導入の取組を本格始動しております。また、利益の確保へ向けた原価低減の徹底と、管理間接部門を含めた業務効率化・最適化の推進、それらを支える組織、人材育成にも取り組んでおります。営業面においても、市場・顧客ニーズを的確に捉え、これまで培ってきた当社固有の技術力を最大限活かした営業を展開し、競争力強化に努めております。
2019/08/09 16:02