有価証券報告書-第28期(平成29年9月1日-平成30年8月31日)

【提出】
2018/11/29 15:05
【資料】
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【項目】
75項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、資産運用については安全性の高い金融資産で運用し、また資金調達については銀行借入や社債発行及び増資にて調達しております。デリバティブ取引は、行っておりません。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。
投資有価証券はその他有価証券に属する株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
賃借物件において預託している敷金及び保証金は、取引先企業等の信用リスクに晒されております。
営業債務である支払手形及び買掛金は、ほとんど3ヶ月以内の支払期日であります。
借入金、長期未払金及びファイナンス・リース取引に係るリース債務は、運転資金や設備投資に係る資金調達を目的としたものであり、償還日は最長で決算日後5年であります。このうち一部は金利変動リスクに晒されております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
営業債権については、「与信管理規程」に従い、経理部が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手先ごとに期日及び残高を管理するとともに、財政状況の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
② 市場リスクの管理
投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
各部署からの報告に基づき経理部が適時に資金繰り計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格のない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
(5)信用リスクの集中
当事業年度の決算日現在における営業債権のうち、57%が特定の大口顧客に対するものであります。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2 参照)。
前事業年度(平成29年8月31日)
貸借対照表計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1)現金及び預金2,904,3862,904,386-
(2)売掛金924,684924,684-
(3)投資有価証券48,41748,417-
(4)敷金及び保証金560,854560,854-
(5)長期預金41,01041,010-
資産計4,479,3524,479,352-
(1)支払手形18,39518,395-
(2)買掛金955,258955,258-
(3)電子記録債務330,705330,705-
(4)未払金(※1)105,505105,505-
(5)未払法人税等163,762163,762-
(6)長期借入金(※2)4,705,9604,706,896936
(7)リース債務(※3)6,8126,83825
(8)長期未払金(※4)751,655748,646△3,008
負債計7,038,0547,036,008△2,046

(※1)未払金は1年内支払予定の長期未払金の金額を除いております。
(※2)長期借入金は1年内返済予定の長期借入金を含めております。
(※3)リース債務は1年内のリース債務を含めております。
(※4)長期未払金は1年内支払予定の長期未払金の金額を含め、未払金から除いております。
当事業年度(平成30年8月31日)
貸借対照表計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1)現金及び預金2,377,9982,377,998-
(2)売掛金1,001,1451,001,145-
(3)投資有価証券49,40649,406-
(4)敷金及び保証金612,050611,983△67
(5)長期預金53,01453,014-
資産計4,093,6164,093,548△67
(1)支払手形25,04625,046-
(2)買掛金876,755876,755-
(3)電子記録債務342,615342,615-
(4)未払金(※1)91,14791,147-
(5)未払法人税等94,45494,454-
(6)長期借入金(※2)4,939,6244,936,740△2,883
(7)リース債務1,4101,4133
(8)長期未払金(※3)757,264751,947△5,317
負債計7,128,3207,120,122△8,197

(※1)未払金は1年内支払予定の長期未払金の金額を除いております。
(※2)長期借入金は1年内返済予定の長期借入金を含めております。
(※3)長期未払金は1年内支払予定の長期未払金の金額を含め、未払金から除いております。
(注)1.金融商品の時価の算定方法に関する事項
資産
(1)現金及び預金、(2)売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3)投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価額、又は取引金融機関から提示された価額によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記を参照ください。
(4)敷金及び保証金
これらの時価は、回収可能性を反映した、将来キャッシュ・フローを残存期間に対応する安全性の高い利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(5)長期預金
長期預金の時価については、取引金融機関から提示された価額によっております。
負債
(1)支払手形、(2)買掛金、(3)電子記録債務、(4)未払金、(5)未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(6)長期借入金、(7)リース債務、(8)長期未払金
これらの時価は、元利金の合計額を、同様の新規発行、新規借入又はリース等を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(注)2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額 (単位:千円)
区分平成29年8月31日平成30年8月31日
非上場株式1,6001,600

非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため「投資有価証券」には含めておりません。
(注)3.金銭債権の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成29年8月31日) (単位:千円)

1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
現金及び預金2,891,268---
売掛金924,684---
長期預金-41,010--

敷金及び保証金については、返還期日を明確に把握できないため、償還予定額を記載しておりません。
当事業年度(平成30年8月31日) (単位:千円)

1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
現金及び預金2,364,000---
売掛金1,001,145---
長期預金-53,014--

敷金及び保証金については、返還期日を明確に把握できないため、償還予定額を記載しておりません。
(注)4.社債、長期借入金、リース債務及び長期未払金の決算日後の返済予定額
前事業年度(平成29年8月31日) (単位:千円)

1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
長期借入金1,751,6021,289,218933,185535,358196,596-
リース債務5,4021,410----
長期未払金269,662228,344152,62477,80623,217-
合計2,026,6671,518,9731,085,810613,164219,813-

当事業年度(平成30年8月31日) (単位:千円)

1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
長期借入金1,735,4081,276,003996,131678,776253,306-
リース債務1,410-----
長期未払金290,896191,498150,91293,88830,068-
合計2,027,7141,467,5011,147,043772,664283,374-