2020年7月27日付「インド共同出資パートナー企業への調査結果に関するお知らせ」でお伝えしましたとおり、CDCSPLの共同出資パートナー企業であるCDELに対し、CDELの創業会長であるシッダールタ氏の急逝に端を発して行われていた外部調査機関の調査により、故シッダールタ氏の個人所有企業である Mysore Amalgamated Coffee Estates Limited(以下、MACEL)が、CDELの複数の子会社に対して総額353億5千万ルピーの負債を負っていることが判明しました。上記の調査結果を受け、出資金の所在を確認すべく、調査中であることを理由に共有されてこなかったCDCSPLの預金口座の残高の共有を再三に渡り、CDELに求めてきました。その結果、2020年12月9日に出資金1,675百万円がMACELへの貸付に流用されていたことが判明いたしました。
加えて、インドでは新型コロナウィルス感染者数が1,000万人を超え、CDEPLがコンビニエンスストア事業を展開しているニューデリー、バンガロールは感染者数がインドの他の地域と比較して多く、その影響により残念ながらコンビニエンスストア各店舗の販売不振が続いており、一部店舗が閉店に追い込まれてしまい、今後も販売不振により閉店が発生する可能性が高いと考えられます。以上のことから、現時点においてはコンビニエンスストアへの業態転換のための出資金の流用、新型コロナウィルスの感染拡大による販売不振により、CDCSPLに対する投資持分簿価相当額である917百万円を持分法による投資損失として営業外費用に計上しております。なお、2019年9月26日付の「特別損失(貸倒引当金繰入額)及び営業外費用(持分法による投資損失)計上に関するお知らせ」でお伝えしましたとおり、CDCSPLに対する投資持分のうち、のれん相当額である807百万円は2019年12月期において持分法による投資損失として営業外費用に計上しております。一時的に計上している貸倒引当金については、その実在性と回収可能性の確認を以って戻入を検討しておりますが、CDGLからの貸付債権の回収が著しく遅れる等の状況が続いた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(ロ).市場について
2021/03/30 10:26