四半期報告書-第18期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)

【提出】
2024/02/09 16:46
【資料】
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【項目】
41項目
8.金融商品
金融商品は、その公正価値の測定にあたって、その公正価値の測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、公正価値ヒエラルキーの3つのレベルに分類しております。当該分類において、それぞれの公正価値のヒエラルキーは、以下のように定義しております。
レベル1:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により測定した公正価値
レベル2:レベル1以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを使用して測定した公正価値
レベル3:観察可能でないインプットを使用して測定した公正価値
当社グループは、公正価値の測定に使用される公正価値の階層のレベルを、公正価値の測定の重要なインプットの最も低いレベルによって決定しております。
(1) 経常的に公正価値で測定する金融商品
① 公正価値のヒエラルキー
公正価値の階層ごとに分類された、金融商品は以下のとおりであります。
前連結会計年度(2023年3月31日)
(単位:百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産
株式898-1061,005
合計898-1061,005

当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)
(単位:百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産
株式1,113-2,1463,260
合計1,113-2,1463,260

公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替えを生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しております。
レベル間の重要な振替が行われた金融商品はありません。
② 公正価値の測定方法
市場性のない有価証券については、割引将来キャッシュ・フローに基づく評価技法、純資産価値に基づく評価技法を用いて算定しており、公正価値ヒエラルキーレベル3に区分しております。非上場株式の公正価値測定にあたっては、割引率等の観察可能でないインプットを利用しております。
③ レベル3の調整表
以下の表は、前第3四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年12月31日)におけるレベル3の金融商品の変動を表示しております。
(単位:百万円)
株式
2022年4月1日残高5
取得0
売却-
四半期包括利益
四半期利益-
その他の包括利益-
その他1
2022年12月31日残高6
2022年12月31日に保有する金融商品に関して純損益に認識した利得又は損失-

以下の表は、当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年12月31日)におけるレベル3の金融商品の変動を表示しております。
(単位:百万円)
株式
2023年4月1日残高106
取得2,139
売却△100
四半期包括利益
四半期利益-
その他の包括利益-
その他-
2023年12月31日残高2,146
2023年12月31日に保有する金融商品に関して純損益に認識した利得又は損失-

(2) 償却原価で測定する金融商品
① 公正価値
償却原価で測定する金融資産及び金融負債の公正価値は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2023年3月31日)
当第3四半期連結会計期間
(2023年12月31日)
帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
金融資産
貸付金243238977959
金融負債
長期借入金
(1年内返済予定含む)
6,2026,11212,76712,535
社債
(1年内償還予定含む)
22,50522,21816,53516,335
割賦未払金6362--

(注)短期の金融資産、短期の金融負債は、公正価値と帳簿価額とが近似しているため、上記には含めておりません。
② 公正価値の測定方法
貸付金
貸付金については、その将来キャッシュ・フローを国債の利回り等適切な指標に信用スプレッドを上乗せした利率で割り引く方法により算定しており、レベル3に分類しております。
長期借入金
長期借入金については、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引く方法により算定しており、レベル3に分類しております。
社債
社債については、元利金の合計額を、新規に同様の社債の発行を行った場合に想定される利率で割り引く方法により算定しており、レベル3に分類しております。
割賦未払金
割賦未払金については、元利金の合計額を、新規に同様の割賦契約を行った場合に想定される利率で割り引く方法により算定しており、レベル3に分類しております。