イ.M&Aの進捗状況
当社は、更なる成長に向けて、事業シナジーを発現できるM&Aに積極的に取り組んでおります。例えば、2015年1月にはOHAを、2018年10月にはホーク・ワンを、それぞれ完全子会社化いたしました。OHAについては、引渡棟数が2,173棟から4,722棟へ2,549棟(注)増加し、ホーク・ワンについては、引渡棟数に占めるOH仲介件数が25棟から1,667棟へ1,642棟(注)増加するなど、いずれも、当社の連結子会社となって以降、受注棟数の大幅な増加等による売上高の増加を実現しています。また、当社グループとしてのスケールメリットの実現による調達コストの低減や仕入れの効率化を通じた営業利益の大幅な伸長も実現しており、更に、当社グループの採用ノウハウ、リソースを相互に活用することで、より多くの人材採用にも成功しております。このように、当社は、M&Aを通じた当社グループ全体としての着実な業績拡大及び経営効率の改善を実現してまいりました。
加えて、当社は、地域補完及び商品補完関係の構築等を目指し、当社とプレサンスの経営資源や経営ノウハウを融合することによる事業シナジーを発現させること等により、両者並びに両者のお客様、株主、従業員、取引先及び関係者の皆様にとっての利益の最大化を図るべく、2020年4月にプレサンスとの間で資本業務提携契約を締結し、その後、2020年5月にはプレサンスの総議決権数(2020年3月31日現在)の31.9%の取得を完了し、プレサンスを当社の持分法適用関連会社といたしました。しかしながら、2020年9月時点で、プレサンスの足許の事業環境については、取引金融機関のプレサンスに対する融資姿勢は依然として慎重になっており、加えて、新型コロナウイルス感染症の拡大は沈静化するに至っておらず、更なる感染の流行により、コロナ禍の影響がより深刻化するおそれもあることが改めて認識されました。かかる状況を受け、当社はプレサンスの信用補完及び資金調達の安定化、並びにシナジーの実現可能性の更なる向上のために、プレサンスを連結子会社とすることの検討を開始し、2021年1月には第三者割当増資及び金融商品取引法に基づく公開買付により、2020年5月の取得分と合わせてプレサンスの総議決権数(2020年9月30日現在)の64.45%を取得し、プレサンスを当社の連結子会社といたしました。その後、親子上場の解消によるグループ利益の最大化を目的として、2025年1月に金融商品取引法に基づく公開買付により、同年3月には従来の取得分と合わせてプレサンスの総議決権数(2024年9月30日現在)の94.74%を取得いたしました。また、その後の株式売渡請求により、同社は同年3月28日をもって東京証券取引所スタンダード市場を上場廃止となり、同年4月に当社の完全子会社としております。
2025/05/14 15:34