当社グループの当第2四半期連結累計期間における経営環境は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための各種対策や制限の緩和等により、個人消費を中心に経済活動正常化に向けた動きが一層みられるものの、完全な収束は未だ見通しづらい状態にあります。また、ウクライナ情勢の長期化等の影響による世界的なエネルギー価格・原材料価格の上昇や、各国の金融政策等による金融資本市場の変動及び円安が進行する等、中長期的な消費マインドへ影響を与える動きもみられ、引き続き不透明な経営環境が継続しております。電子書籍市場においては、消費者の認知の向上や紙書籍からの移行は着実に進展しており、拡大基調を持続しております。一方で、前年同期において一部の電子書店で実施された大型の販促キャンペーンによる一時的な売上増加の反動等もあり、当第2四半期連結累計期間は対前年同期比では売上・利益ともに減少いたしました。
当第2四半期連結累計期間の売上高は54,226百万円(前年同期比1.8%減)、営業利益は1,335百万円(前年同期比20.9%減)、経常利益は1,287百万円(前年同期比23.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は628百万円(前年同期比24.8%減)となりました。
当社グループでは第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを従来の「電子書籍流通事業」及び「その他事業」の2つのセグメントから、「電子書籍流通事業」及び「戦略投資事業」へと変更しております。「電子書籍流通事業」は、電子書籍市場の一層の拡大に向けて電子書籍取次事業と電子書籍プラットフォーム事業の2つで構成しております。また、「戦略投資事業」は、電子書籍取次事業に比肩する第二の収益軸の創出を目指し、インプリント事業、出版ソリューション事業、国際事業、ファンマーケティング事業の4つで構成しております。戦略投資事業においては、電子書籍取次事業を通じて培ってきた当社の競争優位である「Position」を活用し、出版業界のDXやオペレーションの高度化・効率化、及び新たなソリューション・商材の開発・提供に取り組んでおります。
2022/10/13 15:56