四半期報告書-第15期第3四半期(平成28年1月1日-平成28年3月31日)

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2016/05/13 16:32
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18項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当第3四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、底堅さのみられる個人消費に加え、輸出・生産の持ち直しにより企業部門に改善の兆しがみられるなど、緩やかな回復傾向が続いております。一方、米国の金融緩和策縮小による影響、欧州や中国をはじめとする新興国経済の先行きに対する懸念等、海外景気の下振れリスクとなっております。
当社を取り巻く環境においては、スマートフォンやタブレットPCなどのスマートデバイスの普及が世界規模で急速に拡大し、それに伴い、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、動画配信サイト、ソーシャルゲーム、コミュニケーションアプリなどの新たなサービスの利用も引き続き拡大しております。
そのような環境変化は、人々のライフスタイルを、スマートデバイス等を使い、最適メディアを選択し、必要なときに必要な時間だけコンテンツを消費し、SNS等を使って、即時に情報や感動を共有するといった、メディア接触方法の多様化、コンテンツ視聴の短時間化、情報共有のリアルタイム化へと世界規模で変化させ、「スキマ時間に楽しめるショートコンテンツ」といった新たな付加価値へのニーズを急速に拡大させてきました。
そして、インターネット動画配信等の新興メディアの興隆で競争が激化するメディア業界においては、オリジナルコンテンツによる差別化の重要性が増してきております。
このような事業環境の中、当社では、視聴者や消費者等の多様化し変化の早い嗜好や価値観、旬な時事ネタ等を捉え、適時に対応することを強みとする、ファスト・エンタテインメント事業を展開し、インターネット時代にマッチしたオリジナルコンテンツを量産してまいりました。また、オリジナルコンテンツの多様化の一環として、新たに実写映画プロデュースへの取り組みを開始いたしました。
また、前事業年度に取得した「TOKYO GIRLS COLLECTION」の商標権を積極的に展開し、ファッション・ビューティーに関する情報の発信源として 日本のガールズカルチャーを世界に発信する取組みをしてまいりました。
ソーシャル・コミュニケーション領域においては、IP(Intellectual Property:主にキャラクター等の著作権や商標権等の知的財産権)を開発・取得し、動画広告等のマーケティングサービス提供及びスマートフォン向けゲームアプリやメッセンジャーアプリ向けスタンプ等のデジタルコンテンツの企画開発・配信を行っております。
当第3四半期累計期間においては、IPの露出先の拡大や展開手法の多様化による、IP価値の成長に連動し、各サービスが順調に推移いたしました。今年10周年を迎える「秘密結社 鷹の爪」においては、伝説のイベント「ギヒルズナイト」の復活や、「鷹の爪団のSHIROZEME」の事業拡大、ナショナルクライアントとのコラボレーション企画など10周年施策の展開がスタートするとともに従来のアニメーション領域からの拡大をいたしました。また、「パンパカパンツ」においては、ナショナルクライアントへの全国プロモーションを拡大するとともに、全国83劇場において映画鑑賞のマナーをレクチャーする「マナームービー」を公開いたしました。さらに、「貝社員」においては、全国29局ネットで放送されている朝の情報エンタテインメント番組内で「朝だよ!貝社員」として放送されることが決定いたしました。そして、デジタルコンテンツにおいては話題沸騰中のTVアニメ「おそ松さん」初のスマートフォン向けゲームアプリ「おそ松さんのへそくりウォーズ~ニートの攻防~」などの配信を行い、3月末時点において累計170万ダウンロードを記録するなど、事業領域を急速に拡大いたしました。
「TOKYO GIRLS COLLECTION」においては、3月19日に開催された「第22回東京ガールズコレクション2016 SPRING/SUMMER」において、人気SNS上の生配信視聴者数が120万人超(前回比22%増)を記録しました。また、保有する「TOKYO GIRLS COLLECTION」の商標の利用許諾のもと、翌日に開催された都内最大級のガールズミュージックフェス「TOKYO GIRLS MUSIC FES.2016 supported by Samantha Thavasa」においても生配信視聴者数が115万人超を記録するなど、“ビューティー”領域に続き“ミュージック”領域への事業領域の拡大を積極的に行いました。TGCブランドの積極展開及び越境EC事業等による中国市場への展開にかかる投資コストの負担等はあったものの更なるブランド価値向上に取り組みました。
IPクリエイション領域においては、IPの新規開発及び映画・TV・ネットメディア等の映像コンテンツの企画開発・制作及び総合的なプロデュースを展開しております。
当第3四半期累計期間においては、各IPのTVシリーズ・WEBシリーズの継続により認知度向上及び世界観醸成に努めるとともに新規事業領域である実写映画の公開等を行いました。特に「秘密結社 鷹の爪」においては人気SNS事業者が運営するライブ配信プラットフォームにて、最新シリーズ「秘密結社 鷹の爪GT」が配信されることが決定、「パンパカパンツ」においては、初のテレビアニメシリーズの全国放送を継続するなど順調に推移いたしました。また、新たに開始した実写映画プロデュースでは「珍遊記」が2月27日に劇場公開されるとともに台湾、香港、マカオ他世界8つの国と地域への販売が決定するなど、コンテンツの多様化にも取り組みました。
以上の結果、当第3四半期累計期間における売上高は2,389,257千円(前年同四半期比75.3%増)、経常利益は177,536千円(前年同四半期比31.3%減)、四半期純利益は116,168千円(前年同四半期比29.4%減)となっております。
なお、当社は、ファスト・エンタテインメント事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末と比較して725,352千円増加し、3,757,344千円となりました。これは現金及び預金175,964千円の減少があったものの、受取手形及び売掛金259,909千円、仕掛品254,309千円及び投資その他の資産のうち、出資金375,995千円の増加を主要因とするものであります。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末と比較して593,566千円増加し、1,988,193千円となりました。これは前事業年度に取得した「TOKYO GIRLS COLLECTION」の商標権等の支払により流動負債のその他560,923千円の減少、未払法人税等42,503千円の減少があったものの、当該商標取得及び運転資金の調達に伴う1年内返済予定の長期借入金232,132千円、長期借入金807,568千円の増加を主要因とするものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計額は、前事業年度末と比較して131,786千円増加し1,769,151千円となりました。これは四半期純利益116,168千円の計上、新株発行に伴う資本金及び資本剰余金の増加15,300千円及び新株予約権の増加318千円を主要因とするものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

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