有価証券報告書-第32期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/28 15:11
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74項目

有報資料

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成されております。当事業年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、次の通りであります。なお文中の将来に関する事項につきましては、当事業年度末現在において当社が判断、予測したものが含まれております。
(1) 経営成績の分析
当社の当事業年度の売上高は、前年同期比15.8%増の12,714百万円となりました。当社の主力業態は「や台ずし」業態と「ニパチ」業態であり、当事業年度は「や台ずし」業態を中心に新規出店に努めてまいりました。
「や台ずし」業態は新規出店27店舗実施し、店舗数が140店舗(フランチャイズ含む)となり、総店舗数の59.8%を占めております。新鮮な魚介をお値打ち感の高いメニューで提供することにより、当業態の売上高が8,204百万円(前年同期比21.2%増)となりました。
また、昨今の景気回復基調において、嗜好の多様化が進む中でも良い商材を使用し、お値打ち感の高い商品の提供を徹底したことで「や台ずし」業態が非常に好調に推移いたしました。新規出店に関しても戦略的に当業態を中心に出店したことから、総店舗数も過半数を超え、当社の業績に大きく貢献しました。
「ニパチ」業態は新規出店8店舗実施し、店舗数が65店舗となり、総店舗数の27.8%を占めております。均一の低価格業態でありながら、ひと手間加えたコストパフォーマンスの高いメニューを提供することにより、当業態の売上高が3,565百万円(前年同期比3.0%増)となりました。
地方都市では「ニパチ」業態が低価格で気軽に飲食でき一定程度のニーズがあることから、九州地域を中心に出店し前事業年度を上回る業績となりました。
当事業年度より、「これや」業態を展開しております。新規出店3店舗の実施、不採算店を中心に業態転換13店舗実施し16店舗となり、総店舗数の6.8%を占めております。大阪の庶民の味である串かつを気軽に楽しむことのできる業態であり、当業態の売上高が294百万円となりました。
「や台や」業態は、店舗数が12店舗(フランチャイズ含む)となり、総店舗数の5.1%を占めております。お好み焼き・鉄板焼きを中心にお値打ち感のあるメニューを提供することにより、当業態の売上高は514百万円(前年同期比6.7%減)となりました。
当社の当事業年度の売上原価は、売上高の増加に伴い、前年同期比15.4%増の4,117百万円となりました。売上高に占める売上原価の比率は32.4%でほぼ横ばいとなっております。
(2) 財政状態の分析
当事業年度における資産の部は6,789百万円、負債の部は2,463百万円、純資産の部は4,326百万円であり、自己資本比率は63.7%となりました。
(流動資産)
流動資産につきましては前事業年度末に比べ669百万円(19.0%)増加し、4,186百万円となりました。これは主に現金及び預金が603百万円、売掛金が28百万円増加したことによるものであります。
(固定資産)
固定資産につきましては前事業年度末に比べ324百万円(14.3%)増加し、2,602百万円となりました。これは主に有形固定資産が263百万円、差入保証金が40百万円増加したことによるものであります。
(流動負債)
流動負債につきましては前事業年度末に比べ146百万円(8.9%)増加し、1,792百万円となりました。これは主に買掛金が84百万円、未払金が60百万円増加したことによるものであります。
(固定負債)
固定負債につきましては前事業年度末に比べ70百万円(11.7%)増加し、670百万円となりました。これは主に長期借入金が16百万円、役員退職慰労引当金が22百万円、長期前受収益が31百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産につきましては前事業年度末に比べ777百万円(21.9%)増加し、4,326百万円となりました。これは主に利益剰余金が773百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べて433百万円(16.7%)増加し、3,026百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は前年同期に比べ172百万円(14.0%)増加し、1,410百万円となりました。これは主に、税引前当期純利益117百万円及び減価償却費67百万円の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は前年同期に比べ261百万円(40.6%)増加し、904百万円となりました。これは主に、定期預金の預入による支出170百万円及び固定資産の取得による支出116百万円の増加によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は前年同期に比べ75百万円(50.7%)減少し、73百万円となりました。これは主に、長期借入れによる収入100百万円の増加によるものであります。
当事業年度は、営業活動によるキャッシュ・フローで、新規出店のための固定資産を取得するとともに、長期借入金の返済を着実に実施することで負債比率の圧縮に努めております。
(4) 戦略的現状と見通し
当社は、「赤ちゃんから おじいちゃんおばあちゃんまで 楽しくすごせる心・食・居を演出する」という企業理念に基づき、現在の時勢及び多様化する顧客ニーズに関する情報を適宜に収集して分析することで、迅速かつ最適な経営戦略の立案に努めております。出店に際しては、建築事業部と連携することにより、出店の機動性を高めており、今後も主力ブランドである「や台ずし」、「ニパチ」を中心に「や台や」及び「これや」の店舗を継続的に出店する方針であります。
今後も新規出店を継続していくことで企業規模の拡大を図るとともに、企業理念の実現に向けた人材の採用及び教育に注力して、将来の成長に対応できる体制の構築に努めてまいります。

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