訂正有価証券報告書-第13期(平成28年10月1日-平成29年9月30日)

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2020/10/09 15:02
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有報資料

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済財政政策や日銀による金融緩和策を背景とし、雇用情勢や個人消費が緩やかな回復基調が続きました。
そのような中、当社グループを取り巻くインターネット広告市場においては、引き続きスマートフォンの普及の後押しを受け、市場規模は拡大を続けており、平成28年には前年比13%増の1兆3,100億円と市場規模は高い成長を続けております。(出所:電通「2016年日本の広告費」)
当社グループは、このような事業環境のもと、クラウド事業及びフィンテック事業を中心として事業展開しております。
その中でも、ネットでのクラウドソーシングと、リアルでの働き方の双方を実現することを目的として設立した株式会社リアルキャリアを中心に、従来提供してきたクラウドソーシングだけでなく、更なる働き方の多様化に応えるため、在宅ワーク関係のサービス提供を引き続き行ってまいります。
また今期は、平成29年7月にノーザンライツ株式会社をグループ化し、ノーザンライツ株式会社のBPO事業を融合させることで、幅広い業種業態の顧客課題の解決を行うことが可能になりました。また、より機密性が高く、かつ精度が求められる業務や、クラウドソーシング化可能な業務を、ノーザンライツ株式会社と当社の持つ約1,000万人のクラウドワーカーとを、上手く切り分けて受注・運用・活用することで、機密性・品質を高く保ちつつ、大規模で季節要因等による増減が激しい業務においても受注可能となりました。
今後、両社の既存のBPO拠点や新規拠点で、ノーザンライツ株式会社の採用・育成ノウハウを最大限に活用することにより、クラウドディレクターやクラウドワーカーの育成・拡大にも注力してまいります。そうすることにより、今日の我が国が抱える少子高齢化による労働力人口の減少や派遣法改正に伴う、雇用のあり方が見直されるなか、リアルワールドのクラウドディレクターがクライアントに常駐して既存業務を切り分け、より生産性高い業務形態へ変化させることで、クライアントの課題解決に大きく寄与してまいります。同時に、既存のノーザンライツの事業(業務)においても同様に、クラウドディレクターやクラウドソーシングへの転換も図ってまいります。
しかしながら、創業からサービス提供してきたメディア事業におけるアドネットワーク事業者による広告掲載条件の変更により、アドネットワーク事業者からの広告掲載単価及び利益幅の減少の影響(費用対効果の低下)の煽りを受けており、早期回復に向けメディア事業の抜本的な見直しを行っております。
株式会社REAL FINTECHでは、従来提供しているポイント交換サービスにて、TORANOTEC株式会社が運営するおつりで投資サービスと当社のポイントを繋ぎ込み、ユーザーに新たなポイントの交換先の提供を行いました。ポイントの仮想通貨化を目指し、今後も事業展開していく予定です。
以上の結果、当社グループの当連結会計年度における売上高は4,335,956千円(前連結会計年度比5.8%減)、営業損失は103,024千円(前年同期は営業利益203,484千円)、経常損失は79,167千円(前年同期は経常利益216,997千円)、親会社株主に帰属する当期純損失は171,111千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失89,516千円)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
<クラウド事業>クラウド事業においては、会員数が1,000万人を超え、引き続きクラウドメディアによって接触会員数の増加を図り、クラウドソーシングによって売上単価の上昇を図るという相互作用を持った事業拡大を狙っております。また、会員のライフイベントにあった多種多様な働き方を提供する「ワークエコシステム」のより一層の拡大を進めております。
このような結果、クラウド事業の売上高は4,324,818千円(前連結会計年度比5.4%減)、セグメント利益は680,987千円(同24.7%減)となりました。
・クラウドメディアサービス
クラウドメディアサービスにおいては、スマートフォン経由での会員獲得や回遊促進による利用活性化を実施いたしました。
このような結果、クラウドメディアサービスの売上高は2,197,213千円(前連結会計年度比17.3%減)となりました。
・クラウドソーシングサービス
当期も継続的に実施してきた提携戦略効果により、クラウドソーシングサービスの売上高は2,127,605千円(前連結会計年度比11.1%増)となりました。
会員数の詳細な情報は、次のとおりであります。
(サービスごとの会員数の推移)(単位:千人)
決算年月第10期
平成26年9月
第11期
平成27年9月
第12期
平成28年9月
第13期
平成29年9月
Gendamaその他8,828 (623)9,174 (618)9,799 (504)10,001 (309)
CROWD674 (34)770 (38)822 (21)853 (11)

(注)1.( )内は、各期末から遡る6カ月間において、各メディア・サービスにおいてポイントを獲得された会員数を記載しております(当社ポイントは、180日間に新たなサービス利用がない場合に失効することから同期間における稼動会員数(アクティブ・ユニーク・ユーザー)を記載しております)。
2.当社は、当社が提供するサービスの統合を進めており、異なるサービスを1つのアカウントで利用できるようにしていることから、上記の表記を「Gendama」から「Gendamaその他」と変更いたしました。そのため、
「REALWORLD」は「Gendamaその他」に含めて表示しております。また、平成27年10月5日付けで、クラウドメディアの一つである「ライフマイル」を新サービスである「REALWORLD」へ統合したことから「ライフマイル」の会員数を「Gendamaその他」へ統合し表記しております。
<フィンテック事業>フィンテック事業の売上高は11,138千円(前連結会計年度比62.3%減)、セグメント損失は9,906千円(前連結会計年度のセグメント損失は7,678千円)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末より222,820千円増加し、1,308,688千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動により使用した資金は、69,370千円(前連結会計年度は282,402千円の獲得)となりました。
これは主に、売上債権の回収172,718千円やたな卸資産の減少30,270千円、減損損失の計上19,363千円等により増加した一方で、税金等調整前当期純損失88,531千円、未払金の支払105,635千円、仕入債務の支払86,314千円等による減少があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動により回収した資金は、245,310千円(前連結会計年度は349,262千円の使用)となりました。
これは主に、金銭の信託の回収401,667千円や投資有価証券の売却による収入59,074千円等があった一方で、無形固定資産の取得による支出53,189千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出151,656千円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動により回収した資金は、46,804千円(前連結会計年度比82.0%減)となりました。
これは主に、長期借入れによる収入400,000千円や株式の発行による収入7,290千円等があった一方で、社債の償還による支出67,800千円、長期借入金の返済による支出173,959千円そして短期借入金の返済による支出102,500千円等があったことによるものであります。

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