四半期報告書-第8期第3四半期(平成27年10月1日-平成27年12月31日)

【提出】
2016/02/12 9:24
【資料】
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【項目】
25項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

本項には将来に関する事項も含まれておりますが、当該事項は当四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国経済減速の影響により先行きに不透明感はあるものの、政府による経済・金融政策もあり、引き続き緩やかな回復基調を維持しております。一方、世界経済は、低調な欧州経済や不透明な中国経済の動向に加え、米国利上げの影響、資源価格の下落、中東情勢の混迷など不安要素が多く、先行き不透明な状況が続いております。
このような環境下、当社グループでは前連結会計年度より開始した「変革と挑戦」をテーマとする中期経営計画(2014-2016)に沿って、顧客とのリレーションシップの強化、グローバルビジネスの推進、サービスソリューション機能提供の拡充など、様々な経営課題に対処しつつ事業を展開してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における契約実行高は前年同期比9.3%増の4,143億円となり、営業資産残高は前期末比1.1%減の1兆4,373億円となりました。
また、売上高は前年同期比8.4%増の3,150億円、営業利益は前年同期比15.4%減の206億円、経常利益は前年同期比5.2%増の233億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比11.4%減の146億円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① リース
リース事業では、契約実行高は前年同期比15.4%増の2,655億円となり、営業資産残高は前期末比2.9%増の9,407億円となりました。また、売上高は前年同期比5.7%増の2,568億円、セグメント利益は前年同期比9.3%減の169億円となりました。
② 割賦
割賦事業では、契約実行高は前年同期比11.2%減の390億円となり、営業資産残高は前期末比10.2%減の1,372億円となりました。また、売上高は前年同期比0.6%減の309億円、セグメント利益は前年同期比19.3%減の11億円となりました。
③ ファイナンス
ファイナンス事業では、契約実行高は前年同期比3.7%減の960億円となり、営業資産残高は前期末比5.4%減の3,554億円となりました。また、売上高は前年同期比9.4%増の97億円、セグメント利益は前年同期比30.4%減の58億円となりました。
④ その他
その他の事業では、契約実行高は前年同期比167.5%増の137億円となりました。また、売上高は前年同期比128.6%増の174億円、セグメント利益は前年同期比52.6%増の33億円となりました。
(2) 財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前期末比130億円減少して1兆5,794億円となりました。純資産は、前期末比42億円増加の1,929億円、自己資本比率は前期末比0.4ポイント上昇して12.1%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。