有価証券報告書-第30期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/03/29 13:51
【資料】
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【項目】
148項目
(3)【監査の状況】
① 監査等委員会による監査の状況
当社の監査等委員会は、社外取締役2名、取締役1名で構成しております。常勤の監査等委員である皆木康之氏は、当社の経理部門及び内部監査室において約20年間勤務した経験を有し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。
当事業年度における監査等委員会の開催は14回で、各々の監査等委員の出席状況については次のとおりであります。
氏名開催回数出席回数
皆木 康之(常勤)14回14回
寺山 昭英(社外)14回14回
井門 達人(社外)14回14回

監査等委員会での主な検討事項は、監査等委員会の職務の執行のための必要な監査方針、監査計画、内部統制システムの整備・運用状況、会計監査人の評価と再任適否、会計監査人報酬等に関する同意判断、監査報告に関する事項等であります。
監査等委員会の活動は、上記の監査等委員会開催の他に、監査等委員同士の打ち合わせ、社外取締役との意見交換、内部監査部門からの報告受領及び意見交換、会計監査人との定期的な情報及び意見の交換、重要な会議への出席、代表取締役社長との意見交換、取締役等へのヒアリング、内部統制部門からの報告受領、子会社を含む主要な事業所への往査等であります。なお、常勤の監査等委員は、重要な決済書類等の閲覧等を含む上記に記載の事項を継続的・日常的に行っております。
② 内部監査の状況
当社は、経営管理本部を内部監査部門とし、内部監査担当者を配置しております。内部監査部門では、当社の各部門(各店舗を含む)及び子会社の監査を、内部監査規程及び年度計画に基づいて行い、会社の業務運営が法令、社内規程、経営方針等に従って、適切かつ有効に執行されているかを監査しております。なお、監査の結果については、代表取締役・取締役・監査等委員会等に報告しております。また、財務報告に係る内部統制監査を担当部門と協議、連携の上実行するほか、監査等委員会及び会計監査人並びに法務・コンプライアンス部門と必要の都度、相互の情報交換・意見交換を行うなどの連携を密にして、監査の実効性と効率性の向上を目指しております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
仰星監査法人
b.継続監査期間
2019年12月期以降の2年間
c.業務を執行した公認会計士
南 成人(仰星監査法人)
金井匡志(仰星監査法人)
d.監査業務に係る補助者の構成
会計監査業務に係る補助者は、公認会計士5名及びその他4名です。
e.監査法人の選定方針と理由
当社の監査等委員会は、公益社団法人日本監査役協会が公表している「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」に基づき、会計監査人の品質管理の状況、独立性及び専門性、監査体制が整備されていること、具体的な監査計画並びに監査報酬が合理的かつ妥当であることを確認し、監査実績などを踏まえたうえで、会計監査人を総合的に評価し、選定について判断しております。
仰星監査法人の選定理由は、会計監査人に求められる専門性、独立性及び適切性を有し、品質管理体制を具備していることを確認し、当社の会計監査が適正かつ妥当に行われることを確保する体制を備えていると判断したためであります。
会計監査人の職務の執行に支障がある場合のほか、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定します。
また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査等委員全員の同意に基づき、会計監査人を解任します。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告します。
f.監査等委員および監査等委員会による会計監査人の評価
監査等委員および監査等委員会は、会計監査人の監査の方法および監査結果の相当性などを勘案するとともに、会計監査人との面談、意見交換等を通じて適否の判断を行っており、会計監査人としての職務遂行は適正に行われていると評価しております。
g.監査法人の異動
当社の監査法人は次のとおり異動しております。
前々連結会計年度および前々事業年度 有限責任監査法人トーマツ
前連結会計年度および前事業年度 仰星監査法人
なお、臨時報告書に記載した事項は次のとおりであります。
(異動に係る監査公認会計士等の名称)
選任する監査公認会計士等の名称
仰星監査法人
退任する監査公認会計士等の名称
有限責任監査法人トーマツ
(異動の年月日)
2019年3月28日(第28期定時株主総会開催日)
(退任する監査公認会計士等が直近において監査公認会計士等となった年月日)
2018年3月29日
(退任する監査公認会計士等が直近3年間に作成した監査報告書等における意見等に関する事項)
該当事項はありません。
(異動の決定または異動に至った理由および経緯)
当社の会計監査人であった有限責任監査法人トーマツは、2019年3月28日開催の第28期定時株主総
会終結の時をもって任期満了となりました。
当社は、有限責任監査法人トーマツを会計監査人として選任してまいりましたが、当社の今後の事業規模・業務内容に適した会計監査人について、監査役会が当社の会計監査人の評価・選定基準に従って、同法人を含む複数の監査法人を対象として検討いたしました。その結果、仰星監査法人が、当社の会計監査人に必要とされる専門性、独立性、品質管理体制、当社の事業活動に対する理解に基づき監査する体制を有していることなどを総合的に判断した結果、適任と判断したことから、有限責任監査法人トーマツに代えて、仰星監査法人を新たな会計監査人として選任いたしました。
(上記の理由および経緯に対する監査報告書等の記載事項に係る退任する監査公認会計士等の意見)
特段の意見はない旨の回答を得ております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬の内容
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)
提出会社29,5001,20032,0001,700
連結子会社----
29,5001,20032,0001,700

(注)前連結会計年度において当社が監査公認会計士等に対して報酬を支払っている非監査業務の内容
は、公認会計士法第2条第1項以外の業務であるコンフォートレター作成業務であります。
当連結会計年度いおいて当社が監査公認会計士等に対して報酬を支払っている非監査業務の内容は、公認会計士法第2条第1項以外の業務である財務デューデリジェンスに係る業務であります。
b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
(前連結会計年度)
該当事項はありません。
(当連結会計年度)
該当事項はありません。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
(前連結会計年度)
該当事項はありません。
(当連結会計年度)
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
監査報酬の決定方針はありませんが、監査公認会計士等からの監査報酬の見積提案をもとに、当社の規模及び特性、監査日数及び監査従事者の構成等の諸要素を総合的に勘案して検討し、監査等委員会の同意を得た上で決定しております。
e.会計監査人の報酬等に監査等委員会が同意した理由
監査等委員会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠などが適切であるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額について同意の判断をしております。