四半期報告書-第19期第1四半期(平成30年1月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/05/10 15:34
【資料】
PDFをみる

四半期連結財務諸表注記事項(IFRS)

1.報告企業
LINE株式会社(以下「当社」という。)は、オンライン・ゲームのサービスを提供することを目的に、ハンゲームジャパン株式会社として、日本の会社法に基づき、2000年9月に日本で設立しております。当社は2003年8月に社名をNHN Japan株式会社に変更し、2013年4月にLINE株式会社に変更しております。当社は韓国に所在するNAVER Corporation(旧社名 NHN Corporation、以下「NAVER」という。)の子会社であります。また、NAVERは当社及び子会社(以下「当社グループ」という。)の最終的な親会社であります。当社の本社所在地は日本の東京都新宿区新宿四丁目1番6号であります。
当社は、ニューヨーク証券取引所に普通株式を原株とする米国預託株式を、東京証券取引所に普通株式を上場しております。
当社グループは、コア事業と戦略事業を有しております。コア事業は、主として、広告サービス、コミュニケーション、コンテンツなどから構成されます。戦略事業はLINE PayサービスなどのFintech、AI、Friendsサービスなどのコマースが含まれます。詳細は4.セグメント情報に記載しております。
2.作成の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。
この要約四半期連結財務諸表は連結財務諸表で要求されている情報の全てを含んではいないため、前連結会計年度の当社グループの連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、2018年5月10日に代表取締役社長 出澤剛及び取締役CFO 黄仁埈によって承認を受けております。
なお、当社は四半期連結財務諸表規則第1条の2に定める要件を満たしており、指定国際会計基準特定会社に該当します。
当要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は報告期間末日における資産及び負債、報告期間における収益及び費用、並びに偶発負債の開示に影響を及ぼす見積もり及び仮定の設定を行う必要があります。実際の結果はこれらの見積りと異なる可能性があります。重要な見積り及び仮定は、定期的に経営者によって見直されております。見積り及び仮定の変更による影響は、変更のあった期間、又は変更のあった期間及び将来の期間にわたり認識しております。
当社グループ内の債権債務及び取引金額は連結手続きにて相殺消去しております。

3.重要な会計方針
当要約四半期連結財務諸表において適用した重要な会計方針は、以下を除き、前連結会計年度の当社グループの連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。国際会計基準審議会によって公表された、2018年1月1日以降に開始する連結会計年度から強制適用となる新設及び改訂基準が、当社グループの前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間の要約四半期連結財務諸表並びに前連結会計年度の連結財務諸表に与える影響は以下のとおりです。
(1)IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」
IASBは、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」を公表しております。IFRS第15号では、5つのステップから構成される収益認識モデルが定められており、一部の例外を除いて、取引形態や業種に関係なく、すべての顧客との契約から生じる収益に適用されます。当社グループは、コミュニケーション及びコンテンツの販売並びに広告サービスに関連する売上収益を取引の進捗度に応じて認識しております。従前の売上収益の認識及び測定については、主として以下のサービスを除き、IFRS第15号のもとでも引き続き妥当であると判断しております。
当社グループは、2018年度よりIFRS第15号を適用しております。当社グループは、IFRS第15号の適用による累積的影響を2018年度の利益剰余金期首残高の修正として認識する方法を選択しております。
①LINE スタンプ及びクリエイターズスタンプ
当社グループは、進捗度の測定方法を、ユーザーによるスタンプの使用パターンを反映した初期に比重を置く測定方法から、見積使用期間に渡る定額法へ変更しております。
従来の基準の下では、契約に基づく取引の成果をもっとも良く表すと考えられる進捗度の測定方法は、顧客にとっての便益の消費状況を示す、ユーザーによるスタンプの使用パターンであると考え、ユーザーの見積使用期間に渡り初期に比重を置く測定方法を採用しておりました。
一方、IFRS第15号においては、待機サービスの概念が明確化されております。IFRS第15号では待機サービスとは、顧客が望む時に利用できるようにするサービスを提供することと示されております。この待機サービスの概念に照らしたところ、当社グループが提供するLINE スタンプ及びクリエイターズスタンプに係るサービスは待機サービスに類似しており、顧客(スタンプの購入者であるユーザー)に対する履行義務は、ユーザーがいつでもスタンプを利用可能にすることであると判断しております。そのため、当社がLINE スタンプ及びクリエイターズスタンプを利用可能にするというサービスを提供するにつれて、ユーザーはサービスの便益を同時に受け取って消費することから、当社の履行義務は一定の期間にわたり充足されるものと判断しております。
また、スタンプの見積使用期間を通じて、均等に利用可能とするサービスからユーザーは便益を受けると判断しているため、当該期間にわたる定額法が履行義務の充足を最もよく表す進捗度の測定方法であると決定しております。その結果、従来の方法と比べて、当第1四半期連結累計期間における売上収益は15百万円増加し、営業利益は35百万円増加しております。
②LINE スポンサードスタンプ
当社グループは、進捗度の測定方法を、ユーザーによるスタンプの使用パターンを反映した初期に比重を置く測定方法から、契約期間に渡る定額法へ変更しております。
従来の基準の下では、契約に基づく取引の成果をもっとも良く表すと考えられる進捗度の測定方法は、当社の業務の遂行状況を示す、ユーザーによるスポンサードスタンプの使用パターンであると考え、ユーザーによるスタンプの使用パターンを反映した初期に比重を置く測定方法を採用しておりました。
一方、IFRS第15号においては、「顧客」の定義が明確化されております。IFRS第15号では「顧客」とは、企業の通常の活動のアウトプットである財又はサービスを対価と交換に獲得するために企業と契約した当事者と定義されています。また、IFRS第15号は顧客との契約を適用対象として、「顧客」に対する履行義務の充足を反映する進捗度を測定することが求められております。
LINE スポンサードスタンプの契約においては、対価の支払いは広告主のみが行い、スポンサードスタンプの利用者であるユーザーは、直接、間接を問わず、一切の対価を支払いません。そのため、当社は広告主を顧客と判断しております。当社は顧客である広告主に対する履行義務は、契約期間において、ユーザーが望むときにいつでもスポンサードスタンプを利用できるよう準備することであると判断しております。従って、当社グループは、契約期間に渡る定額法が履行義務の充足を最もよく表す進捗度の測定方法であると決定しております。その結果、従来の方法と比べて、当第1四半期連結累計期間における売上収益は125百万円増加し、営業利益は114百万円増加しております。
③LINE ポイント広告
当社グループは、LINEポイント広告を通じて付与されたLINEポイントの公正価値相当額を前受金として処理しておりましたが、これを売上収益として認識するとともに、付与したLINEポイントが消費される際に発生するコストを引当金として認識する方法へ変更しております。
従来の基準の下では、LINEポイント広告を通じて付与されたLINEポイントは、たとえ、顧客ではないユーザーに付与したとしても、対価の裏づけがあることから、IFRIC第13号の会計処理に準じて、付与するLINEポイントに帰属する売上収益をLINEポイントの公正価値で測定し、未使用分を前受金として処理しておりました。
一方、前述のとおり、IFRS第15号においては、「顧客」の定義が明確化されております。LINEポイント広告においては、対価の支払いは広告主のみが行い、LINEポイントが付与されるユーザーは、直接、間接を問わず、一切の対価を支払いません。そのため、当社は広告主を顧客と判断しております。顧客である広告主に対する履行義務は、LINEポイントをユーザーに付与するという行為であり、LINEポイントを管理し、LINEポイントと交換に、他のサービスを提供するという義務を広告主に対して負っておりません。LINEポイントを付与するという広告主に対する履行義務は、ユーザーにLINEポイントを付与した時点で充足することから、当該時点で売上収益として認識することを決定しております。ただし、将来におけるLINEポイントの消費に伴い発生する費用は引当金として、LINEポイントを付与し、顧客に対する履行義務を充足する、すなわち、売上収益を認識するのと同時に費用を認識することになります。その結果、従来の方法と比べて、当第1四半期連結累計期間における売上収益は50百万円増加し、営業利益は10百万円減少しております。
④広告の表示
当社グループは、当社グループの公式アカウントなどの広告サービスについて、他の当事者である広告代理店が関与する場合があります。広告代理店は当社に代わって広告主に、当社グループの広告の仕様や掲載基準に準拠するために広告掲載物の仕様を整えるなどのサービスを提供します。当社グループは広告主に対する対価のうち、広告代理店の取り分を除いた額を稼得します。
従来の基準の下では、広告代理店に帰属する取り分を個別に識別可能な構成要素として識別し、当社が直接サービスを提供していないこと、当社は一定率のみを稼得し、広告代理店の取り分については、信用リスクを負担していないことから、当該部分は広告主に対する対価の総額から控除し、売上収益を認識しておりました。
一方、IFRS第15号では、履行義務の識別及びサービスに対する支配の移転の観点から、本人なのか代理人なのかの評価が再構成されております。特に、「企業が特定された財又はサービスを当該財又はサービスが顧客に移転される前に支配している場合には、企業は本人である」としており、他の当事者が提供すべき財又はサービスに対する権利を企業が支配しているのかどうかに関連するガイダンスや関連する諸指標が再構成されております。これには、他の当事者が提供すべき財又はサービスに対する権利により、他の当事者に企業に代わって顧客にサービスを提供するよう指図する能力を企業が得ている場合を含みます。広告代理店が提供する広告掲載物の仕様を整えるなどの準備サービスは、当社が設定する広告掲載物の仕様や基準に基づき広告代理店が広告主に対してサービスを提供することから、広告代理店が提供するサービスについても当社グループが支配していると判断しております(すなわち、当社グループが本人である)。以上より、広告代理店が提供するサービスを含む、広告主に対する広告対価の総額に基づき、売上収益を認識する方法に変更することを決定しております。その結果、従来の方法と比べて、当第1四半期連結累計期間における売上収益は2,086百万円増加しております。
また、当社グループは、広告代理店に対する支払対価からなる契約コストを、IFRS第15号に従い、資産として認識するとともに、売上収益の認識に合わせて償却することとしております。広告契約が更新されたならば、再度、広告代理店に対する支払対価が発生するため、当該コストの償却期間は広告契約を収益として認識する期間と一致します。そのため、従来の方法と比べて、当第1四半期連結累計期間における販売手数料は2,086百万円増加しておりますが、前述の売上収益の増加と同額であるため、営業利益への影響はありません。
以上の変更に伴い、期首の利益剰余金は以下のとおり調整しております。
(単位:百万円)
2018年1月1日
LINE スタンプ及びクリエイターズスタンプ△967
LINE スポンサードスタンプ△760
LINE ポイント広告667
その他△63
合計△1,123

IAS第18号「収益」及びその他の従前の会計基準(以下、IAS第18号等という)に従った場合の財務諸表の各表示科目の、IFRS第15号に従った場合への調整は以下のとおりです。なお、組替は、IFRS第15号の用語を反映させるための組替であり、広告サービスに係る一部の売掛金及びその他の短期債権を契約資産に、LINEポイントなどから構成される前受金及びスタンプや広告サービスなどに関連する繰延収益をその他の金融負債(流動)及び契約負債に、それぞれ組み替えております。
(単位:百万円)
当連結会計年度期首
2018年1月1日
(IAS第18号等)
組替再測定当連結会計年度期首
2018年1月1日
(IFRS第15号)
売掛金及びその他の短期債権42,892△437△79241,663
契約資産-437-437
その他の流動資産7,438-1,0528,490
繰延税金資産16,492-38416,876
その他の金融負債(流動)28,0034,633-32,636
契約負債-22,5881,39123,979
前受金17,975△17,975--
繰延収益9,246△9,246--
引当金(流動)991-4721,463
利益剰余金△4,294-△1,123△5,417
その他の包括利益累計額7,440-△87,432
非支配持分4,902-△894,813

(単位:百万円)
当第1四半期
連結会計期間
2018年3月31日
(IAS第18号等)
組替再測定当第1四半期
連結会計期間
2018年3月31日
(IFRS第15号)
売掛金及びその他の短期債権39,913△307△97338,633
契約資産-307-307
その他の流動資産7,048-1,1658,213
繰延税金資産16,055-38016,435
その他の金融負債(流動)28,6493,284-31,933
契約負債-23,3741,09724,471
前受金17,286△17,286--
繰延収益9,372△9,372--
引当金(流動)1,637-5222,159
利益剰余金△4,444-△1,056△5,500
その他の包括利益累計額3,807-23,809
非支配持分4,061-94,070

(単位:百万円)
当第1四半期
連結累計期間
(自2018年1月1日
至2018年3月31日)
IAS第18号等
組替再測定当第1四半期
連結累計期間
(自2018年1月1日
至2018年3月31日)
IFRS第15号
営業収益
売上収益46,460-2,27648,736
その他の営業収益1,473--1,473
営業収益合計47,933-2,27650,209
営業費用
決済手数料及びライセンス料△7,316-10△7,306
販売手数料△914-△2,097△3,011
従業員報酬費用△13,493--△13,493
マーケティング費用△3,931--△3,931
インフラ及び通信費用△2,601--△2,601
外注費及びその他のサービス費用△7,937--△7,937
減価償却費及び償却費△2,329--△2,329
その他の営業費用△8,305-△50△8,355
営業費用合計△46,826-△2,137△48,963
営業利益1,107-1391,246
継続事業に係る税引前四半期利益(△は損失)△277-139△138
法人所得税△1,603-△33△1,636
継続事業に係る四半期純利益(△は損失)△1,880-106△1,774
四半期純利益(△は損失)△1,876-106△1,770
帰属:
当社の株主△1,480-97△1,383
非支配持分△396-9△387
(単位:円)
1株当たり四半期純利益
当社の株主に帰属する基本的1株当たり四半期純利益(△は損失)△6.22-0.40△5.82
当社の株主に帰属する希薄化後1株当たり四半期純利益(△は損失)△6.22-0.40△5.82
継続事業に係る1株当たり四半期純利益
当社の株主に帰属する継続事業に係る基本的1株当たり四半期純利益(△は損失)△6.24-0.40△5.84
当社の株主に帰属する継続事業に係る希薄化後1株当たり四半期純利益(△は損失)△6.24-0.40△5.84

また、従来の基準の下では、広告代理店に帰属する取り分を広告主に対する対価の総額から控除し、売上収益を認識しておりましたが、IFRS第15号では、広告代理店が提供するサービスを含む、広告主に対する広告対価の総額に基づき、売上収益を認識する方法に変更しております。これに伴い、広告代理店に帰属する取り分として認識する費用の重要性が高まったため、既存の要約四半期連結損益計算書においては「認証及びその他のサービス費用」に含めていた費用を、当第1四半期連結累計期間から「販売手数料」として表示するとともに、認証費については重要性が低くなったため、既存の「認証及びその他のサービス費用」の項目名は「外注費及びその他のサービス費用」に変更しております。この変更は比較表示される前第1四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書においても適用しております。
(2)IFRS第9号「金融商品」
IASBは、IAS第39号「金融商品: 認識及び測定」の内容を置き換えるためにIFRS第9号「金融商品」の最終版を公表し、その中で金融資産、金融負債及び非金融商品を売買する一定の契約の認識及び測定に関する要求事項を規定しております。IFRS第9号は、金融商品の財務報告の新基準であり、原則主義に基づき、IASBプロジェクトの分類及び測定、減損及びヘッジ会計のフェーズを集約するものであります。IFRS第9号は、金融商品の契約上のキャッシュ・フローの特性や事業モデルに基づく単一の分類及び測定のアプローチに基づいており、貸倒損失の適時な認識につながる予想損失モデルに基づく新しい減損の要求事項も規定しております。
当社グループがIFRS第9号の内容に基づいて2018年1月1日より適用した会計方針は以下のとおりであります。
① 金融資産の分類
当社は保有する金融資産を、契約上のキャッシュ・フローの特性及び金融資産を管理する企業の事業モデルに応じて以下の測定区分に分類しております。公正価値で測定される資産から生じる利得及び損失は、その保有目的に応じて、純損益またはその他の包括利益のいずれかに計上されます。なお、キャッシュ・フローが元本と利息の支払いのみか否かを決定する際に、組込みデリバティブを含む金融資産をその全体として考慮しております。
a. 償却原価で測定される金融資産
償却原価で測定される金融資産は、その契約上のキャッシュ・フローが元本及び元本残高に対する利息の支払いのみで構成され、かつ当社グループが契約上のキャッシュ・フローを回収する目的のみで保有する負債性金融資産が該当します。
b. その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産
その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産は、その契約上のキャッシュ・フローが元本及び元本残高に対する利息の支払いのみで構成され、かつ当社グループが契約上のキャッシュ・フローの回収と売却の両方を目的として保有する負債性金融資産、及び当社グループが当初認識時にその他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産として指定する取消不能な選択を行っている資本性金融資産が該当します。
c. 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産
純損益を通じて公正価値で測定される金融資産は、償却原価で測定される金融資産及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産に分類されない金融資産が該当します。
② 金融資産の測定
当初認識時点における測定
当社グループは、金融資産を当初認識時に公正価値で測定し、純損益を通じて公正価値で測定される金融資産ではない金融資産の場合は、その公正価値に当該金融資産の取得に直接起因する取引コストを加算した金額で測定しております。純損益を通じて公正価値で測定される金融資産の取引コストは、純損益に費用として認識しております。
事後測定
負債性金融資産:
a. 償却原価で測定される金融資産の事後測定
実効金利法による償却原価で測定され、関連する利息収益は財務収益に含まれます。また、資産の認識を中止した時または減損を認識した時には、純損益に認識されます。
b. その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産の事後測定
当初認識後、公正価値で測定し、公正価値の変動による利得または損失は、利息収益、為替差損益および予想信用損失の認識を除き、その他の包括利益に認識されます。負債性金融資産の認識を中止した場合は、その他の包括利益に認識していた利得または損失の累計額は純損益に振り替えられます。
c. 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産
当初認識後、公正価値で測定し、ヘッジ関係の一部でない負債性金融資産に係る利得または損失は、純損益に認識されます。
資本性金融資産:
当社グループが資本性金融商品に対する投資をその他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産として指定する取消不能な選択を行っている場合、公正価値の変動による帳簿価額の変動はその他の包括利益に認識されます。認識されたその他の包括利益累計額は、事後的に純損益へ振り替えられることはありません。資本性金融商品に対する投資をその他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産として指定していない場合、公正価値の変動による帳簿価額の変動は純損益に認識されます。
資本性金融商品に対する投資からの配当は、当社グループが受け取る権利が確立したときに「その他の営業外収益」として純損益に認識されます。
③ 金融資産の減損
当社グループは、償却原価及びその他の包括利益で測定される金融資産に関連する予想信用損失を見積もっております。予想信用損失の見積りの方法は、各金融資産または資産のグループごとに、信用リスクの著しい増大があったか否かによって変わります。
売上債権に対しては、売上債権の当初認識から全期間の予想信用損失を見積もって認識する、IFRS第9号が認める単純化した方法を適用しております。

当社グループは、IFRS第9号を遡及的に適用しておりますが、比較情報の修正再表示は行わないことを選択しております。その結果、提供している比較情報は引き続き当社グループの以前の会計方針に基づいて作成されております。2018年1月1日に当社グループが保有する金融資産にどの事業モデルを適用するかについて評価し、保有する金融資産を適切なIFRS第9号の測定区分に分類しております。この分類により生じる影響は以下のとおりであります。

(単位:百万円)
注記IAS第39号による期首残高IFRS第9号による期首残高IFRS第9号の適用により生じる影響
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産及び負債その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産及び負債償却原価で測定する金融資産及び負債合計期首時点の公正価値測定期首時点の引当金の設定影響の合計
金融資産:
売掛金及びその他の短期債権
貸付金及び債権342,89242,89242,892
合計42,89242,89242,892
その他の金融資産(流動)
貸付金及び債権
定期預金312,00212,00212,002
短期貸付金3206206206
社債及びその他の負債性金融資産48498528526△33
売却可能金融資産666
敷金195195195
合計13,25885812,40313,2616△33
その他の金融資産(非流動)
満期保有投資6280280280
貸付金及び債権
社債及びその他の負債性金融資産4,57,986287,9978,02552△1339
保証金3726726726
敷金35,7095,7095,709
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
優先株式の転換権及び償還権1,8621,8621,862
売却可能金融資産1,215,3885,26210,12615,388
その他1334489133
合計32,0847,15218,1676,80432,12352△1339
金融負債:
買掛金及びその他の未払金
償却原価で測定される金融負債328,81028,81028,810
合計28,81028,81028,810
その他の金融負債(流動)
償却原価で測定される金融負債
預り金5,7305,7305,730
短期借入金22,22422,22422,224
その他494949
合計28,00328,00328,003
その他の金融負債(非流動)
償却原価で測定される金融負債
サブリース契約に基づく預り敷金232323
その他939393
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
プット・オプションに基づく負債486486486
合計602486116602

2018年1月1日現在の金融商品の分類及び測定による当社の利益剰余金及びその他の包括利益累計額への影響は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
影響の内容注記利益剰余金その他の包括利益を通じて公正価値を測定する金融資産
IAS第39号に基づいた期首時点の利益剰余金及びその他の包括利益累計額△4,2943,928
売却可能金融資産から純損益を通じて公正価値で測定する金融資産への変更1316△316
売却可能金融資産からその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産へ変更された金融資産から発生し、純損益に認識された減損損失の振替21,000△1,000
貸付金及び債権からその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産への変更された金融資産の期首時点の公正価値測定442
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融資産の引当金の増加4△1616
IFRS第9号の適用による資本勘定に対する修正の合計1,300△1,258
IFRS第9号に基づいた期首時点の利益剰余金及びその他の包括利益累計額△2,9942,670

1.売却可能金融資産から純損益を通じて公正価値で測定する金融資産への分類変更
期首時点の残高で2,966百万円のファンドに対する投資及び2,296百万円の非上場企業の償還可能な優先株式は、そのキャッシュ・フローが元本と元本残高に対する利息の支払いのみを表しておらず、かつ存続期間が予め定められていることから、売却可能金融資産から純損益を通じて公正価値で測定する金融資産へ分類変更し、関連する公正価値評価額及び税効果の累計額259百万円をその他の包括利益累計額から利益剰余金へ振替えております。
2.売却可能金融資産からその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産への分類変更
期首時点の残高で9,728百万円の上場及び非上場企業の株式、402百万円の社債並びに2百万円の組合への持分は、そのキャッシュ・フローが元本と元本残高に対する利息の支払いのみを表しておらず、かつ当社グループにおいてその他の包括利益を通じて公正価値で測定することを定めているため、売却可能金融資産からその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産へ分類変更し、関連する減損損失及び税効果の累計額1,000百万円を利益剰余金からその他の包括利益累計額に振替えております。その他の包括利益で測定する負債性金融資産については、信用リスクが低い投資と判断しており、損失評価引当金は12か月の予想信用損失を見積もっております。
3.貸付金及び債権から償却原価で測定する金融資産への分類変更
期首時点の残高で12,002百万円の定期預金、206百万円の貸付金、726百万円の保証金及び5,709百万円の敷金は、そのキャッシュ・フローが元本と元本残高に対する利息の支払いのみを表しており、かつ当社グループの事業モデルにおいてキャッシュ・フローの回収を目的として保有されているため、貸付金及び債権から償却原価で測定する金融資産へ分類変更しております。期首時点において当該金融資産から発生すると予測される予想信用損失の金額は重要ではないと判断しました。
4.貸付金及び債権からその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産への分類変更
期首時点の残高で8,807百万円の社債は、そのキャッシュ・フローが元本と元本残高に対する利息の支払いのみを表しており、かつ当社グループの事業モデルにおいてキャッシュ・フローの回収又は売買による利益の獲得を目的として保有されているため、貸付金及び債権からその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産へ分類変更し、期首時点で評価した公正価値利益及び税効果の金額として42百万円をその他の包括利益累計額において調整しております。また、期首時点で評価した予想信用損失16百万円を損失評価引当金として認識し、その他の包括利益累計額を調整しております。その他の包括利益で測定する負債性金融資産については、信用リスクが低い投資と判断しており、損失評価引当金は12か月の予想信用損失を見積もっております。
5.貸付金及び債権から純損益を通じて公正価値で測定する金融資産への分類変更
期首時点の残高で28百万円の転換社債は、そのキャッシュ・フローが元本と元本残高に対する利息の支払いのみを表しておらず、かつ満期が予め定められていることから、貸付金及び債権から純損益を通じて公正価値で測定する金融資産へ分類変更しております。この分類変更による期首時点における利益剰余金及びその他の包括利益累計額への影響はありませんでした。
6.満期保有目的金融資産から償却原価で測定する金融資産への分類変更
期首時点の残高で280百万円の日本国債は、そのキャッシュ・フローが元本と元本残高に対する利息の支払いのみを表しており、かつ当社グループの事業モデルにおいてキャッシュ・フローの回収を目的として保有されているため、貸付金及び債権から償却原価で測定する金融資産へ分類変更しております。期首時点において当該金融資産から発生すると予測される予想信用損失の金額は重要ではないと判断しました。
発行されたが未だ有効となっていない基準書、解釈指針及び改訂基準で、当社グループが早期適用しているものはございません。
4.セグメント情報
当社グループの事業セグメントは、分離された財務情報が入手可能であり、その経営成績が当社グループの最高経営意思決定者によって経営資源の配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討される構成単位であります。最高経営意思決定者は、当社の取締役会であります。報告セグメントを形成するにあたり、集約された事業セグメントはありません。
当社グループは、2018年度の予算をコア事業と戦略事業に分けて策定したことを契機として、当社の取締役会が業績を評価するための単位をコア事業と戦略事業に変更したことから、2018年度より事業セグメントを変更しております。
当社の取締役会は、コア事業で稼得した資源を戦略事業に再配分するという戦略のもと、売上収益及び損益の成長を評価するコア事業と、ユーザーベースの拡大など損益以外のKPIも重要な指標として評価する戦略事業に分けて業績を評価しております。
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは以下のとおりです。
コア事業コア事業は、広告サービス、コミュニケーション、コンテンツなどから構成されます。広告サービスにはディスプレイ広告、アカウント広告、ポータル広告が含まれます。ディスプレイ広告はLINE News面などに掲載される広告が含まれます。アカウント広告には、主に、LINE公式アカウントやLINEスポンサード・スタンプが含まれます。ポータル広告にはlivedoor blogやNAVERまとめに掲載される広告が含まれます。
コミュニケーションには、主にLINEスタンプが含まれます。コンテンツには主にLINE GAMEが含まれます。コア事業にはその他に、LINEバイトなどが含まれます。
戦略事業戦略事業は、LINE PayサービスなどのFintech、AI、Friendsサービスなどのコマースが含まれます。

(2) 報告セグメントごとの利益または損失
当社グループのセグメント別の営業損益は、基本的に連結財務諸表の作成基礎と同様の方法で作成しておりますが、その他の営業収益、株式報酬費用を含めず、これらの項目は共通及び調整に含めております。また、IT開発や管理部門などの間接費については、サービス別の工数、サービスに用いられているサーバー台数、売上比率などを用いて配分しております。当社の取締役会はグループ内取引を消去した後の業績を用いて評価していることから、セグメント間の振替高はありません。
当社グループは2018年度より、コア事業と戦略事業の2つの事業セグメントを取締役会が業績を評価するための単位に変更しております。当社グループは2018年度よりセグメント別の損益管理を行っており、2017年度のセグメント別損益は、実務上可能な範囲でのみ2018年度と同様の方法でセグメント別損益を計算し、修正再表示しております。
前第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
報告セグメント
コア事業戦略事業合計共通及び
調整(1)
連結
外部顧客への売上収益(2)35,6903,21538,9051138,916
セグメント利益(△は損失)7,289△2,6764,613△5884,025
減価償却費及び償却費1,3271491,476-1,476

(1) 共通及び調整には、管理会計上の為替レートとの差額、その他の営業収益、株式報酬費用などが含まれております。
(2) 前第1四半期連結累計期間における売上収益はIAS第18号等に基づく数値に基づき表示しております。そのため、当第1四半期連結累計期間のセグメント別損益の算定で使用されているIFRS第15号に基づく数値とは異なります。
当第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
報告セグメント
コア事業戦略事業合計共通及び
調整(1)
連結
外部顧客への売上収益42,7136,06348,776△4048,736
セグメント利益(△は損失)8,038△7,1418973491,246
減価償却費及び償却費1,9693642,333△42,329

(1) 共通及び調整には、管理会計上の為替レートとの差額、その他の営業収益、株式報酬費用が含まれております。
セグメント利益から継続事業に係る税引前利益又は損失への調整表は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第1四半期
連結累計期間
(自 2017年1月1日
至 2017年3月31日)
当第1四半期
連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年3月31日)
セグメント利益(△は損失)4,0251,246
財務収益2599
財務費用△6△8
持分法による投資損失△794△1,804
為替差損益△362△564
その他の営業外収益678976
その他の営業外費用-△83
継続事業に係る税引前利益(△は損失)3,566△138

これらの項目は当社グループとして管理しており、個々のセグメントに配分しておりません。
(3) 主要なサービスからの収益
当社グループの前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間の継続事業の主要なサービス別の売上収益は以下のとおりであります。なお、前第1四半期連結累計期間については、当社グループはIFRS第15号について、修正遡及アプローチを適用しているため、従前のIAS第18号等に基づく数値となります。また、「(2)報告セグメントごとの利益または損失」に記載されている売上収益との相違は管理会計で使用されている為替レートの違いによるものです。
一時点で認識される売上収益は、主としてFriendsに係る売上収益から構成されます。
(単位:百万円)
前第1四半期
連結累計期間
(自 2017年1月1日
至 2017年3月31日)
当第1四半期
連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年3月31日)
コア事業
広告
ディスプレイ広告(1)4,9259,128
アカウント広告(2)8,95513,468
ポータル広告(3)2,6442,575
小計16,52425,171
コミュニケーション・コンテンツ・その他
コミュニケーション(4)8,0677,415
コンテンツ(5)10,4419,231
その他668864
小計19,17617,510
コア事業合計35,70042,681
戦略事業
Friends(6)2,6433,390
その他(7)5732,665
戦略事業合計3,2166,055
総合計38,91648,736

(1) ディスプレイ広告からの売上収益は主にタイムライン面やLINE News面等に掲載される広告から構成されます。
(2) アカウント広告からの売上収益は主にLINE公式アカウント、LINEスポンサードスタンプ、LINEポイント等から構成されます。
(3) ポータル広告からの売上収益は主にlivedoor及びNAVERまとめでの広告によるものであります。
(4) コミュニケーションからの売上収益は、主にLINEスタンプ及びクリエイターズスタンプの提供によるものであります。
(5) コンテンツからの売上収益は、主にLINE GAMEの仮想アイテムの販売によるものであります。
(6) Friendsは主にキャラクター商品の販売によるものであります。
(7) その他は主にLINEモバイルに係るサービスによるものであります。
5.有形固定資産
前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間に当社グループが取得した有形固定資産はそれぞれ5,508百万円、4,672百万円であります。前第1四半期連結累計期間は主に、本社の移転に伴い取得した備品等で、4,724百万円であります。その内、資産除去債務の認識に対応するものは2,073百万円であります。また当第1四半期連結累計期間は主に、コア事業及び戦略事業に関連して購入した当社グループのサーバ設備で、3,348百万円であります。
前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末の有形固定資産の取得に係る契約上のコミットメントはそれぞれ527百万円及び703百万円であります。
6.法人所得税
期中報告期間における当社グループの税金は、当社グループの期中報告期間に生じた事項を調整した見積年次実効税率を使用して見積計上しております。当社グループは、各四半期において、見積年次実効税率の見直しを行い、見積年次実効税率を変更した場合には当該四半期に累積的な修正を行っております。
前第1四半期連結累計期間における実効税率は54.2%であり、前連結会計年度の日本における法定実効税率33.1%と異なっております。実効税率が54.2%となる主な要因として、一部の子会社及び持分法適用会社において、単体上税引前損失を計上する一方、関連する税金利益を認識できなかったことにより繰延税金資産を認識していないことによるものであります。
当第1四半期連結累計期間における実効税率は△1,182.1%であり、前連結会計年度の日本における法定実効税率31.7%と異なっております。実効税率が△1,182.1%となる主な要因として、一部の子会社及び持分法適用会社において、単体上税引前損失を計上する一方、関連する税金利益を認識できなかったことにより繰延税金資産を認識していないことによるものであります。
当第1四半期連結累計期間における実効税率は、△1,182.1%であるのに対し、前第1四半期連結累計期間における実効税率は54.2%でありました。当該変動は、持分法による投資損失が増加したことにより、予測可能な期間内に解消される見込みのない将来減算一時差異が増加したこと、及び、外注費等の増加により一部の子会社において計上された単体上税引前損失が増加したことで、関連する税金利益を認識できない将来減算一時差異が増加したことによるものであります。
7.金融資産及び金融負債
前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末時点における現金及び現金同等物を除く金融商品の帳簿価額と公正価値は、以下のとおりであります。内訳は、要約四半期連結財政状態計算書の科目ごと、並びにIAS第39号「金融商品-認識と測定」又はIFRS第9号「金融商品」で定義されたカテゴリーごとに示しております。
要約四半期連結財政状態計算書において公正価値で測定されていない金融商品のうち、短期又は変動金利という性質を有するため公正価値が帳簿価額と近似しているものについては、当該公正価値を開示しておりません。なお、公正価値で測定された金融商品の公正価値の詳細は、注記12. 公正価値測定に記載しております。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2017年12月31日)
当第1四半期
連結会計期間
(2018年3月31日)
帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
金融資産
売掛金及びその他の短期債権
償却原価で測定する金融資産38,633
貸付金及び債権42,892
合計42,89238,633
その他の金融資産(流動)
償却原価で測定する金融資産
定期預金13,785
短期貸付金423
敷金187
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産3,0763,076
貸付金及び債権
定期預金12,002
短期貸付金206
社債及びその他の負債性金融商品849
売却可能金融資産66
敷金195
合計13,25817,471
その他の金融資産(非流動)
償却原価で測定する金融資産
社債及びその他の負債性金融商品280290
保証金(1)714
敷金5,8205,664
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産19,72519,725
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産8,0748,074
満期保有投資(1)280291
貸付金及び債権
社債及びその他の負債性金融商品7,9868,036
保証金(1)726
敷金5,7095,546
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
優先株式の転換権及び償還権1,8621,862
売却可能金融資産(2)15,38815,388
その他13390
合計32,08434,703


(単位:百万円)
前連結会計年度
(2017年12月31日)
当第1四半期
連結会計期間
(2018年3月31日)
帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
金融負債
買掛金及びその他の未払金
償却原価で測定される金融負債28,81027,702
その他の金融負債(流動)
償却原価で測定される金融負債
預り金5,7309,505
短期借入金(3)22,22422,148
その他4651
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
プット・オプションに基づく負債3229
合計28,00331,933
その他の金融負債(非流動)
償却原価で測定される金融負債
サブリース契約に基づく預り敷金23232323
その他9398
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
プット・オプションに基づく負債486486229229
合計602350

(1) 資金決済法により、ユーザーから前払いを受ける事業を行う非金融業の企業は、直近の3月末及び9月末を基準日とした、ユーザーが購入した未使用の前払式支払手段残高の2分の1以上の金額を金銭もしくは国債で法務局に供託するか、金融機関と保証契約を締結することが要求されております。仮に追加の供託をした場合には、当該拠出は保証金として計上されることとなり、金融機関との信用保証契約により対応した場合には、当該金額に契約上の保証料率を乗じた額が保証料として発生いたします。資金決済法に基づき、当社グループは前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末においてそれぞれ635百万円、635百万円を供託しております。当社グループは供託した国債を満期まで保有することを意図しており、前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末においてそれぞれ280百万円、280百万円を計上しております。また、当社グループは、資金決済法に準拠するため、銀行との間に前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末においてそれぞれ12,500百万円、13,500百万円の信用保証契約を締結しております。当該保証契約に係る加重平均保証料率は、それぞれ0.1%、0.1%であります。
(2) 前第1四半期連結累計期間において、売却可能金融資産に係る売却益として544百万円を認識しております。
(3) 前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末における短期借入金の加重平均利率は、それぞれ0.1%、0.1%であります。
8.資本金及び資本剰余金
(1) 発行済株式
当第1四半期連結累計期間の発行済株式の変動状況は以下のとおりであります。
発行済株式数
(無額面株式)
(単位:株)
資本金
(単位:百万円)
普通株式
2018年1月1日残高238,496,81092,369
新株予約権の行使(1)288,500360
2018年3月31日残高238,785,31092,729

(1)詳細は注記13.株式報酬に記載しております。
(2) 資本剰余金
前第1四半期連結累計期間の資本剰余金の変動は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
株式報酬(1)共通支配下の
企業結合
その他(2)資本剰余金合計
2017年1月1日残高21,93529468,97991,208
株式報酬748748
新株予約権の行使△2,2481,793△455
新株予約権の失効△8△8
株式発行費用(3)△6△6
非支配持分の取得△46△46
2017年3月31日残高20,42729470,72091,441

当第1四半期連結累計期間の資本剰余金の変動は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
株式報酬(1)共通支配下の
企業結合
その他(2)資本剰余金合計
2018年1月1日残高7,06229486,20493,560
株式報酬586586
新株予約権の行使△528440△88
新株予約権の失効
株式発行費用(3)△1△1
非支配持分の取得
2018年3月31日残高7,12029486,64394,057

(1)詳細は注記13.株式報酬に記載しております。
(2)その他は主に、日本の会社法上の資本準備金であります。
(3)普通株式の発行に直接帰属する増分費用は、税効果控除後の額を資本の減少として会計処理しております。
9.顧客との契約から生じる収益
当社グループは、収益に関連する以下の金額を要約四半期連結損益計算書に認識しております。
(単位:百万円)
当第1四半期
連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年3月31日)
顧客との契約から生じた収益
売上収益(1)48,736
その他の営業収益:前払式支払手段失効益68
48,804
その他の源泉から生じる収益
その他の営業収益1,405

(1) 売上収益のサービス別の内訳については4.セグメント情報に記載しております。
売掛金、契約資産及び契約負債
(単位:百万円)
当第1四半期
連結会計期間期首
(2018年1月1日)
当第1四半期
連結会計期間
(2018年3月31日)
売掛金及びその他の短期債権41,66338,633
契約資産(1)437307
契約負債
未充足の履行義務(2)12,77812,670
前払式支払手段(3)11,20111,801
契約負債合計23,97924,471

(1) 主として、広告契約に関連して進行基準に基づき認識した契約資産から構成されます。
(2) 未充足の履行義務は、1年以内に充足されます。
(3) 前払式支払手段に係る財又はサービスの移転の時期は顧客の裁量で決まります。
認識した収益のうち期首現在の契約負債残高に含まれていたもの
(単位:百万円)
当第1四半期
連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年3月31日)
未充足の履行義務7,956
前払式支払手段4,024

要約四半期連結財政状態計算書に計上されている契約コストの額は、当第1四半期連結会計期間末において、747百万円であり、当第1四半期連結累計期間における償却額は446百万円であります。
10. 非継続事業
当社グループは2016年2月12日に当社の取締役会においてMixRadio事業の終了を決議しております。MixRadio事業は、その実際の終了日である2016年3月21日をもって非継続事業としております。
前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間における経営成績の要約は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第1四半期
連結累計期間
(自 2017年1月1日
至 2017年3月31日)
当第1四半期
連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年3月31日)
収益6
費用△50
非継続事業に係る税引前利益(△は損失)△56
清算に伴う法人所得税(1)2△2
非継続事業に係る利益(△は損失)
(当社の株主に帰属)
△34

(1) 前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間における清算に伴う法人所得税はMixRadioにおいて生じた損益により、当社グループの持分から発生した将来減算一時差異に対応する税効果であります。
前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間における非継続事業に係るキャッシュ・フローの要約は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第1四半期
連結累計期間
(自 2017年1月1日
至 2017年3月31日)
当第1四半期
連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー△93△5
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー(純額)△93△5


11.1株当たり利益
1株当たり利益の算定に使用した四半期純損益と加重平均株式数は以下のとおりであります。
(単位:百万円、株式数を除く)
前第1四半期
連結累計期間
(自 2017年1月1日
至 2017年3月31日)
当第1四半期
連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年3月31日)
当社の株主に帰属する継続事業に係る四半期純利益(△は損失)1,440△1,387
当社の株主に帰属する非継続事業に係る四半期純利益(△は損失)△34
当社の株主に帰属する基本的及び希薄化後1株当たり利益の算定に用いた四半期純利益合計(△は損失)1,437△1,383
加重平均普通株式数218,411,890238,631,431
加重平均自己株式数△1,007,710
基本的1株当たり利益の算定に用いた加重平均普通株式218,411,890237,623,721
希薄化効果:
ストック・オプション18,572,211
株式給付信託(J-ESOP)
希薄化効果調整後の加重平均普通株式236,984,101237,623,721

希薄化後1株当たり利益は、未行使のオプションやその他の潜在的株式が希薄化効果を有する場合にこれらを考慮して算定しております。
前第1四半期連結累計期間末における普通株式21,684,500株相当のオプションは、前第1四半期連結累計期間末の希薄化後1株当たり利益の算定において、継続事業に係る1株当たり当期純利益に対して、希薄化効果を有するものとして取り扱っております。
当第1四半期連結累計期間末における普通株式5,501,813株相当のオプションは、当第1四半期連結累計期間末の希薄化後1株当たり利益の算定において、継続事業に係る1株当たり当期純利益に対して、逆希薄化効果を有するものとして取り扱っております。
12. 公正価値測定
(1)公正価値ヒエラルキー
当社グループは、要約四半期連結財政状態計算書上の公正価値で測定される金融商品について公正価値ヒエラルキーのレベルを以下のインプットに基づき分類しております。
– レベル1インプット:活発な市場における同一資産又は負債の相場価格に基づくインプット
– レベル2インプット:活発な市場における類似した資産又は負債の相場価格、活発でない市場における同一又は類似した資産又は負債の相場価格、観察可能な相場価格以外のインプット及び相関または他の手段によって主に観察可能な市場データから算出されるか、又は裏付けられるインプット
– レベル3インプット:1つ以上の重要なインプット又はバリュードライバーが観察不能である評価技法に由来したインプット。なお、当該評価技法は、市場参加者が価格の形成に使用するであろう、報告企業自身の仮定を反映したものであります。
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、報告期間の期首に起こったものとみなして認識しております。
(2) 公正価値ヒエラルキー別の公正価値測定
前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末における、要約四半期連結財政状態計算書において経常的に公正価値で測定する資産及び負債は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2017年12月31日)
レベル 1レベル 2レベル 3合計
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
優先株式の転換権及び償還権1,8621,862
売却可能金融資産
上場企業への資本性投資1,5741,574
非公開企業への資本性投資及びその他の金融商品13,82013,820
合計1,57415,68217,256

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
プット・オプションに基づく負債486486
合計486486

(単位:百万円)
当第1四半期連結会計期間
(2018年3月31日)
レベル 1レベル 2レベル 3合計
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産8,0748,074
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
資本性金融商品1,57310,44412,017
負債性金融商品10,78410,784
合計1,57310,78418,51830,875

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
プット・オプションに基づく負債458458
合計458458

前連結会計年度及び当第1四半期連結累計期間において、次の(3)で記載しているレベル1からレベル3への振替を除いて、レベル1、レベル2及びレベル3の間での振替はありません。
(3) レベル3に分類された金融商品の期首残高から期末残高への調整表
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 2017年1月1日
至 2017年3月31日)
非公開企業への資本性投資
及びその他の金融商品
優先株式の転換権
及び償還権
1月1日の公正価値12,795325
第1四半期連結累計期間における利得合計:
純損益に計上 (1)13899
その他の包括利益に計上 (2)322
包括利益46099
購入1,309
処分△142
レベル3への振替 (3)326
為替換算調整37614
3月31日の公正価値15,124438

当第1四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年3月31日)
非公開企業への資本性投資
及びその他の金融商品
プット・オプションに基づく負債
1月1日の公正価値 (4)15,682△486
第1四半期連結累計期間における利得合計:
純損益に計上 (1)90016
その他の包括利益に計上 (2)394
包括利益1,29416
購入2,108
処分
その他△38△3
為替換算調整△52815
3月31日の公正価値18,518△458

(1) 当該金額は、主に当社グループの要約四半期連結損益計算書におけるその他の営業外収益又はその他の営業外費用に含まれております。
(2) 当該金額は、当社グループの要約四半期連結包括利益計算書における売却可能金融資産の再測定及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産の再測定に含まれております。
(3) 当社グループによる資本性証券の取得後に当該証券の発行企業が米国証券取引所にて上場廃止となったため、前第1四半期連結会計期間において当該証券をレベル1からレベル3へと振り替えております。
(4) 当該金額には、前連結会計年度末における優先株式の転換権及び償還権の公正価値1,862百万円が含まれております。詳細は、注記3.重要な会計方針に記載しております。
(4) 評価技法及びインプット
要約四半期連結財政状態計算書において経常的に公正価値で測定する資産及び負債
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
レベル3に分類される純損益を通じて公正価値で測定する金融資産は、主として非公開企業に投資するファンド、非上場株式並びに優先株式の転換権及び償還権で構成されております。前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末において、優先株式の転換権及び償還権は二項モデルに基づく公正価値で測定しております。また、当第1四半期連結会計期間末において、非公開企業に投資するファンドは直近の利用可能な純資産価値に基づく公正価値で測定しており、非上場株式は直近の取引価格、マーケット・アプローチ、ディスカウント・キャッシュ・フロー法に基づく公正価値で測定しております。純損益を通じて公正価値で測定する金融資産の公正価値を測定する際に用いた評価技法及び重大な観察不能なインプットに関する定量的情報は、以下のとおりであります。
評価技法重大な
観察不能なインプット
前連結会計年度
(2017年12月31日)
当第1四半期連結会計期間
(2018年3月31日)
マーケット・アプローチEBITDA倍率11.5
類似会社の市場価格収益倍率1.4 - 2.9
ディスカウント・キャッシュ・フロー法割引率12.9%
成長率1.0%
二項モデル比較可能な上場類似企業の平均ヒストリカルボラティリティー46.0% - 49.2%47.4%
割引率2.5%2.6%

EBITDA倍率、収益倍率及び成長率の重大な増大(減少)は、非上場株式の公正価値を上昇(下落)させることとなります。一方、割引率の重大な増大(減少)は、非上場株式の公正価値を下落(上昇)させることとなります。
比較可能な上場類似企業の平均ヒストリカルボラティリティーの重大な増大(減少)は優先株式の転換権及び償還権の公正価値を上昇(下落)させることとなります。一方、割引率の重大な増大(減少)は優先株式の転換権及び償還権の公正価値を下落(上昇)させることとなります。
プット・オプションに基づく負債
プット・オプションに基づく負債は、子会社株式、関連会社株式及び投資株式に係るプット・オプションであります。当該プット・オプションに基づく負債は、主にオプション・プライシングモデルやモンテカルロ・シミュレーションに基づく公正価値で測定しております。プット・オプションに基づく負債の公正価値を測定する際に用いた評価技法及び重大な観察不能なインプットに関する定量的情報は、以下のとおりであります。
評価技法重大な
観察不能なインプット
前連結会計年度
(2017年12月31日
当第1四半期連結会計期間
(2018年3月31日)
オプション・プライシング
モデル
比較可能な上場類似企業の平均ヒストリカルボラティリティー45.0%45.0%
割引率4.3%4.3%
モンテカルロ・シミュレーション比較可能な上場類似企業の平均ヒストリカルボラティリティー41.4% - 49.2%39.9% - 52.2%
割引率2.5%2.1% - 14.0%

比較可能な上場類似企業の平均ヒストリカルボラティリティーの重大な増大(減少)はプット・オプションに基づく負債の公正価値を上昇(下落)させることとなります。一方、割引率の重大な増大(減少)はプット・オプションに基づく負債の公正価値を下落(上昇)させることとなります。
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
レベル3に分類されるその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産は、非上場株式で構成されております。当第1四半期連結会計期間末において、非上場株式はマーケット・アプローチ、ディスカウント・キャッシュ・フロー法等に基づく公正価値で測定しております。特定の非上場株式の公正価値を測定する際に用いた評価技法及び重大な観察不能なインプットに関する定量的情報は、以下のとおりであります。
評価技法重大な
観察不能なインプット
前連結会計年度
(2017年12月31日)
当第1四半期連結会計期間
(2018年3月31日)
マーケット・アプローチEBITDA倍率11.4 - 13.6
‐類似会社の市場価格EBIT倍率11.4 - 13.7
収益倍率2.7 - 6.0
流動性の欠如による割引30%
ディスカウント・キャッシュ・フロー法割引率12.9%
成長率1.0%

EBITDA倍率、EBIT倍率、収益倍率及び成長率の重大な増大(減少)は、非上場株式の公正価値を上昇(下落)させることとなります。一方、流動性の欠如による割引及び割引率の重大な増大(減少)は、非上場株式の公正価値を下落(上昇)させることとなります。
売却可能金融資産
レベル3に分類される売却可能金融資産は、主として、非公開企業に投資するファンド及び非上場株式で構成されております。前連結会計年度末において、非公開企業に投資するファンドは直近の利用可能な純資産価値に基づく公正価値で測定しており、非上場株式は直近の取引価格、又はマーケット・アプローチ及びオプション・プライシングモデル、又はディスカウント・キャッシュ・フロー法等に基づく公正価値で測定しております。特定の非上場株式の公正価値を測定する際に用いた評価技法及び重大な観察不能なインプットに関する定量的情報は、以下のとおりであります。
評価技法重大な
観察不能なインプット
前連結会計年度
(2017年12月31日)
当第1四半期連結会計期間
(2018年3月31日)
マーケット・アプローチEBITDA倍率11.6 - 12.8
‐類似会社の市場価格EBIT倍率11.4 - 19.3
収益倍率1.4 - 6.2
流動性の欠如による割引30%
オプション・プライシングモデル比較可能な上場類似企業の平均ヒストリカルボラティリティー49.7% - 76.2%
割引率△0.1% - 2.6%-
ディスカウント・キャッシュ・フロー法割引率12.8% - 13.0%
成長率1.0% - 2.0%

EBITDA倍率、EBIT倍率、収益倍率及び成長率の重大な増大(減少)は、非上場株式の公正価値を上昇(下落)させることとなります。一方、流動性の欠如による割引、比較可能な上場類似企業の平均ヒストリカルボラティリティー及び割引率の重大な増大(減少)は、非上場株式の公正価値を下落(上昇)させることとなります。
レベル3に分類される金融資産の評価技法及び評価結果については、外部専門家によるものも含め、当社グループのマネジメントが査閲・承認しております。
13.株式報酬
当社グループは、役員及び従業員に対するインセンティブ・プランとして株式報酬制度を有しております。
(1) ストック・オプション制度
2013年度、2014年度及び2015年度に付与されたストック・オプションは1個に対し当社の普通株式500株を、前連結会計年度に付与されたストック・オプションは1個に対し当社の普通株式を100株を、定められた期間において、購入する権利があります。2013年度に付与されたストック・オプションの行使価格は344円、2014年度及び2015年度に付与されたストック・オプションの行使価格は1,320円、前連結会計年度に付与されたストック・オプションの行使価格は4,206円であります。
ストック・オプションの公正価値は、一般的にストック・オプションの価値評価モデルとして受け入れられている、ブラック・ショールズ・モデルを用いて算定しております。
2013年度、2014年度及び2015年度に付与されたストック・オプションは付与日から2年経過した時点で権利確定し、権利行使期間は権利確定日から8年間であります。前連結会計年度に付与されたストック・オプションは付与日から1年を経過するごとに25%ずつ権利確定し、権利行使期間は権利確定日から2027年7月18日までであります。
ストック・オプションの権利確定条件は付与日から権利確定日まで、権利行使条件は付与日から権利行使時まで、ストック・オプションを付与された者が継続して当社グループの役員又は従業員であることを要しますが、取締役会で承認された場合にはこの限りではありません。
① 当第1四半期連結累計期間における変動
当該期間における発行済ストック・オプション数(株式数換算)の変動状況及び加重平均行使価格は以下のとおりであります。
当第1四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年3月31日)
普通新株予約権
株式数
(株)
加重平均行使価額(円)
1月1日 発行済残高5,577,0002,421
期中付与
期中失効△60,1004,206
期中行使(1)△288,500943
期中行使期限到来
3月31日 発行済残高5,228,4002,482
3月31日 行使可能残高2,902,5001,101

(1)上記オプションの行使日現在の加重平均株価は4,498円であります。
② 当第1四半期連結会計期間末における未行使のストック・オプションの行使価格及び株式数は以下のとおりであります。
行使価格株式数(株)
当第1四半期連結会計期間
(2018年3月31日)
2013年12月17日発行344652,000
2014年2月8日発行1,320781,000
2014年8月9日発行1,320193,000
2014年11月1日発行1,320134,500
2015年2月4日発行1,3201,142,000
2017年7月18日発行4,2062,325,900

当第1四半期連結会計期間末における未行使のストック・オプションの加重平均残存契約年数は7.6年であります。
③ 前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書において認識した株式報酬費用は、それぞれ748百万円、427百万円であります。
(2) 持分決済型の株式給付信託(J-ESOP)
当社グループは、株価と連動した従業員へのインセンティブ及び将来における優秀な人材の確保及び長期勤務を目的として、株式給付規程を設けております。
当社グループは、当該株式給付規程に基づき、当社グループの従業員に対して2017年7月18日に262,069株相当のポイントを、2018年1月1日に26,946株相当のポイントを付与しております。ポイントを付与された従業員が株式給付規程に定める条件を充足した時点で従業員の給付を受ける権利が確定し、信託は、当該信託が保有する、ポイント数に相当する数の株式を当社及び日本国内子会社の従業員に給付することとなります。
ポイントが付与された当社グループの従業員について、株式給付規程に定める勤務条件は、2017年7月18日にポイントが付与された当社グループの従業員については、2018年4月1日から2020年4月1日の間、2018年1月1日にポイントが付与された当社グループの従業員については、2018年10月1日から2020年10月1日の間にそれぞれ設定されている各権利確定日まで当社グループの従業員として在籍することであります。
① 当第1四半期連結累計期間における変動状況は以下のとおりであります。
当該期間における発行済ポイント数の変動状況は以下のとおりであります。
当第1四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年3月31日)
J-ESOP(持分決済型)
ポイント数(1)
1月1日 発行済残高251,302
期中付与26,946
期中失効△4,835
期中行使
期中行使期限到来
3月31日 発行済残高273,413
3月31日 行使可能残高

(1)1ポイントが1株に相当します。
② 当制度は、株式を給付するものでありますので行使価格はありません。当第1四半期連結会計期間末における加重平均残存契約年数は、1.3年であります。
③ 2018年1月1日に付与されたポイントの公正価値は、付与日の株価4,865円であります。
④ 持分決済型の株式給付信託に関して当第1四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書において認識した株式報酬費用は158百万円であります。なお、前第1四半期連結累計期間においては当該制度により計上された費用はありません。
(3) 現金決済型の株式給付信託(J-ESOP)
当社グループは、当該株式給付規程に基づき、当社グループの従業員に対して2017年7月18日に567,056株相当のポイントを、2018年1月1日に58,794株相当のポイントを付与しております。ポイントを付与された従業員が株式給付規程に定める条件を充足した時点で従業員の給付を受ける権利が確定し、信託は、当該信託が保有する、ポイント数に相当する数の株式を市場で売却するなどして得られた現金を従業員に支給することとなります。
ポイントが付与された当社グループの従業員について、株式給付規程に定める勤務条件は、2017年7月18日にポイントが付与された当社グループの従業員については、2018年4月1日から2020年4月1日の間、2018年1月1日にポイントが付与された当社グループの従業員については、2018年10月1日から2020年10月1日の間にそれぞれ設定されている各権利確定日まで当社グループの従業員として在籍することであります。
① 当第1四半期連結累計期間における変動
当該期間における発行済ポイント数の変動状況は以下のとおりであります。
当第1四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年3月31日)
J-ESOP(現金決済型)
ポイント数(1)
1月1日 発行済残高533,502
期中付与58,794
期中失効△13,170
期中行使
期中行使期限到来
3月31日 発行済残高579,126
3月31日 行使可能残高

(1)1ポイントが1株に相当します。
② 当制度は、現金を支給するものでありますので行使価格はありません。当第1四半期連結会計期間末における加重平均残存契約年数は、1.3年であります。
③ 2018年1月1日に付与されたポイントの付与日及び測定日の公正価値は、それぞれ付与日の株価である4,865円及び当第1四半期連結会計期間末の株価4,210円であります。
④ 現金決済型の株式給付信託に関して当第1四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書において認識した株式報酬費用は348百万円であります。なお、前第1四半期連結累計期間においては当該制度により計上された費用はありません。
⑤ 現金決済型の株式給付信託に関して当第1四半期連結会期間末の要約四半期連結財政状態計算書において認識した負債の帳簿価額は1,153百万円であります。なお、前連結会計年度末においては当該制度により計上された負債は805百万円であります。また、前連結会計年度末及び当第1四半期会計期間末において確定した負債はありません。
14.関連当事者取引
前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間における関連当事者取引の総額並びに前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末の関連当事者との残高は以下のとおりであります。
(1) 前第1四半期連結累計期間における取引総額及び前連結会計年度末残高
(単位:百万円)
関係名称取引取引金額債権(△は債務)残高(3)
親会社NAVER広告サービス(1)143108
兄弟会社NAVER Business Platform Corp.(2)営業費用2,099△976

(1) LINE Plus CorporationとNAVERはNAVERのウェブポータルを経由した広告サービスと交換にLINEプラットフォームを経由した広告サービス及びLINEのキャラクターを使用する権利を交換する契約を締結しております。前第1四半期連結累計期間において、当社グループがNAVERに提供した広告サービスに関連して143百万円の売上収益が発生しております。
(2) 当該兄弟会社は当社グループにITインフラサービス及び関連する開発サービスを提供しております。
(3) 債権及び債務は無担保であり、現金で決済されるものであります。
(2) 当第1四半期連結累計期間における取引総額及び当第1四半期連結会計期間末残高
(単位:百万円)
関係名称取引取引金額債権(△は債務)残高(3)
親会社NAVER広告サービス(1)168165
兄弟会社NAVER Business Platform Corp.(2)営業費用2,191△1,000

(1) LINE Plus CorporationとNAVERはNAVERのウェブポータルを経由した広告サービスと交換にLINEプラットフォームを経由した広告サービス及びLINEのキャラクターを使用する権利を交換する契約を締結しております。当第1四半期連結累計期間において、当社グループがNAVERに提供した広告サービスに関連して168百万円の売上収益が発生しております。
(2) 当該兄弟会社は当社グループにITインフラサービス及び関連する開発サービスを提供しております。
(3) 債権及び債務は無担保であり、現金で決済されるものであります。
(3) 前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間の主要な経営陣の総報酬額
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 2017年1月1日
至 2017年3月31日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年3月31日)
給与(賞与含む)128281
株式報酬(1)476244
合計604525

(1) 詳細は注記13. 株式報酬に記載しております。
主要な経営陣は当社の取締役と監査役であります。
15.企業結合
前第1四半期連結累計期間における取得
該当事項はありません。
当第1四半期連結累計期間における取得
個別または全体として重要性のある取得がないため、記載を省略しております。
16.主要な子会社
子会社情報
当第1四半期連結累計期間における、新規連結の子会社及び持分比率が変動した子会社の主な状況は以下のとおりであります。
持分比率
社名主な事業活動所在国前連結
会計年度
(2017年
12月31日)
当第1四半期
連結会計期間
(2018年
3月31日)
LINE Financial株式会社金融関連サービスに係る事業日本100.0%

当社グループの最終的な親会社
当社グループの最終的な親会社は、韓国に所在し韓国取引所に上場しているNAVERであります。
17.関連会社及び共同支配企業投資
株式会社FOLIOへの出資
当社グループは、2018年1月に、株式会社FOLIOが行うオンライントレーディングサービスや技術研究などを共同で行う目的で、株式会社FOLIOに対して、41.4%出資いたしました。当社グループの当第1四半期連結会計期間末における当関連会社に対する投資の帳簿価額は5,695百万円であります。
RABBIT-LINE PAY COMPANY LIMITEDの第三者割当増資
当社グループの共同支配企業であるRABBIT-LINE PAY COMPANY LIMITEDは、2018年3月に第三者割当増資を行いました。これにより当社グループの持分は50.0%から33.3%に減少し、第三者割当増資に伴う持分変動利益は268百万円であります。当社グループの当第1四半期連結会計期間末における当共同支配企業に対する投資の帳簿価額は2,248百万円であります。
Snow Corporationの第三者割当増資
当社グループの関連会社であるSnow Corporationは、2018年3月に第三者割当増資を行い、NAVERは当関連会社に対して4,886百万円を追加出資いたしました。これにより当社グループの持分は45.0%から40.7%に減少し、第三者割当増資に伴う持分変動利益は969百万円であります。当社グループの当第1四半期連結会計期間末における当関連会社に対する投資の帳簿価額は、11,920百万円であります。
18.その他の営業費用
当第1四半期連結累計期間におけるその他の営業費用には、賃料1,874百万円(前年同期は1,252百万円)、商品原価1,495百万円(前年同期は809百万円)、消耗品費802百万円(前年同期は659百万円)が含まれております。賃料及び商品原価は、主に事業規模拡大に伴い増加しております。
19.後発事象
連結子会社から関連会社への変更
当社の子会社であるLINEモバイル株式会社は、ソフトバンク株式会社に対する第三者割当増資を実施し、2018年4月2日に10,400百万円の増資に係る払込が完了しております。これにより、当社グループのLINEモバイル株式会社に対する所有割合は100.0%から49.0%となり、LINEモバイル株式会社は当社の連結子会社から持分法適用関連会社となりました。連結子会社の支配を喪失することによる損益が計上されますが、その金額は現在算定中です。
第三者割当増資
当社は、2018年4月9日開催の当社取締役会の決議に基づき、資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)に対して普通株式1,172,332株を発行しており、2018年4月25日に払込手続が完了しております。発行価額の総額、増加する資本金の額、増加する資本剰余金の額は以下のとおりです。
発行価額の総額 5,000百万円
増加する資本金の額 2,500百万円
増加する資本剰余金の額 2,500百万円
なお、これにより払い込まれた額は、第2四半期累計期間に係る要約四半期連結財政状態計算書では自己株式として資本のマイナスで処理する予定です。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。