この結果、当第1四半期連結累計期間につきましては、前期より始まった大口取引先のトータルメンテナンスサービスや大口の空調設備改善工事が順調に推移したことが、売上の増加に大きく寄与しました。また、付加価値の高い環境ソリューションサービスにおける省エネ工事が、新型コロナウイルスの規制緩和が進んだことにより本格再開でき、増加傾向にあります。加えて、2022年12月1日より新しく連結対象となった株式会社兵庫機工の影響もあり、売上高は4,537,397千円(前年同期比68.8%増)を計上しました。コロナ禍において取り組んできた技術力の強化や営業活動の成果が現れた結果と捉えております。
また、実機研修等により当社全体の技術レベルが向上し、従来のメンテナンスに加え多種多様な空調工事案件に対応できる体制となったことで生産性があがり、売上総利益は923,041千円(前年同期比89.7%増)となりました。また、販売費及び一般管理費は、中期経営計画を見据えての人的投資・人材育成に積極的に取り組んだことによる人件費の増加等により、815,210千円(前年同期比29.7%増)となりました。これらの結果、営業利益は107,831千円(前年同期は141,805千円の営業損失)、経常利益は110,374千円(前年同期は139,423千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は71,978千円(前年同期は78,868千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績については、次のとおりであります。
2023/10/13 16:20