- #1 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
このような状況下、当社グループは、電子材料スライス周辺事業において、中国の江蘇三超社に対するダイヤモンドワイヤ生産設備の譲渡等の案件について、現地での作業は再開したものの、同社との検収条件の認識の相違により、収益計上は来期にずれ込む見通しであります。また、特殊精密機器事業についても工作機械分野における厳しい事業環境の影響を受けておりますが、子会社の日本ノズル株式会社が行う化学繊維用紡糸ノズル事業においては、世界的なマスク需要の拡大を受け、同社が扱う不織布関連製品の受注が継続して伸長するとともに、海外の不織布製造装置案件の検収が完了しました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は2,351百万円(前年同期比3.0%増)、営業損失は14百万円(前年同期は483百万円の営業損失)、経常損失は15百万円(前年同期は633百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は60百万円(前年同期は1,318百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
2021/02/12 15:58- #2 継続企業の前提に関する事項、四半期連結財務諸表(連結)
当社グループは、太陽光向けシリコンウエハ製造に使用されるダイヤモンドワイヤを販売する電子材料スライス周辺事業において、ダイヤモンドワイヤの市場価格が大幅に下落した影響を受け、2019年3月期において債務超過となりました。これに対し、当社グループは、ダイヤモンドワイヤ生産事業から撤退するとともに同事業の主力工場であった和泉工場を売却する等の構造改革ならびに新株予約権の発行による資金調達及び資本増強に取り組んでまいりました。これらの結果、前連結会計年度末において、債務超過については解消いたしております。
しかしながら、当第3四半期連結累計期間においても、営業損失14,016千円、経常損失15,469千円、親会社株主に帰属する四半期純損失60,285千円を計上し、当第3四半期連結会計期間の末日現在における当社グループの有利子負債は3,172,797千円と当社グループの前期売上高を上回る水準にあります。また、構造改革の一環として取り組んでいる江蘇三超社へのダイヤモンドワイヤ生産設備の譲渡等の案件については、2020年9月下旬より現地での作業は再開したものの、検収条件の認識の相違により残設備の検収が完了するに至らず、収益計上は来期へずれ込む見通しであります。これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しております。
当社グループでは、以下の施策を遂行することで、将来の成長に向けて当該状況を早期に解消すべく、業績及び財務状況の改善に努めてまいります。
2021/02/12 15:58- #3 重要事象等の内容、分析及び対応策、事業等のリスク(連結)
当社グループは、前連結会計年度末時点において債務超過は解消いたしましたが、当第3四半期連結累計期間において、営業損失14百万円、経常損失15百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失60百万円を計上し、当第3四半期連結会計期間の末日現在における当社グループの有利子負債は3,172百万円と当社グループの前期売上高を上回る水準にあります。また、構造改革の一環として取り組んでいる江蘇三超社へのダイヤモンドワイヤ生産設備の譲渡等の案件については、上述のとおり当譲渡案件の完了は来期にずれ込む見通しであり、完了時期については現時点において不確定であります。これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しております。
当社グループでは、このような状況を早期に解消すべく「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(継続企業の前提に関する事項)」に記載の施策を遂行することで、収益力及び財務体質の改善を図ってまいります。
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