有価証券報告書-第16期(令和3年1月1日-令和3年12月31日)
9. 無形資産及びのれん
(1) 帳簿価額の調整表
無形資産及びのれんの取得価額、償却累計額及び減損損失累計額並びに帳簿価額の増減は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
(単位:百万円)
(単位:百万円)
(2) 償却
無形資産の償却費は、連結包括利益計算書上の売上原価又は販売費及び一般管理費に含めております。
(3) のれんを含む資金生成単位の減損テスト
減損テストの際に、のれんを当社グループの各資金生成単位に以下のとおり配分しております。
(単位:百万円)
(注) 各資金生成単位の回収可能価額は、割引キャッシュ・フローを用いて見積った使用価値に基づいております。使用価値は、過去の経験と外部からの情報を反映し、マネジメントが承認した5年を限度とする事業計画を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を、当該資金生成単位の税引前の加重平均資本コスト(プレシジョン・コンポーネントビジネスは8.8%、リニアビジネスは8.5%)により現在価値に割引いて算定しております。なお、計画期間を超える継続価値の見積における成長率は、各国の長期期待成長率を勘案して1.0%を用いております。
前連結会計年度並びに当連結会計年度における減損テストの結果、資金生成単位の回収可能価額は帳簿価額を上回っているため、減損損失は計上しておりません。なお、税引前加重平均資本コストが、プレシジョン・コンポーネントビジネスで0.4%、リニアビジネスで0.3%上昇した場合、回収可能価額と帳簿価額が等しくなります。
(4) 重要な無形資産
無形資産のうち主要なものは、米国NN社より取得した旧PBC事業に関する顧客関連資産です。帳簿価額は前連結会計年度末5,610百万円、当連結会計年度末5,861百万円で、残存償却年数は16年です。
(1) 帳簿価額の調整表
無形資産及びのれんの取得価額、償却累計額及び減損損失累計額並びに帳簿価額の増減は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
取得価額 | のれん | 無形資産 | 合計 |
2020年 1月 1日 残高 | 38,981 | 8,225 | 47,206 |
増加 | - | 334 | 334 |
減少 | - | △11 | △11 |
為替レートの変動による影響 | △813 | 147 | △666 |
2020年12月31日 残高 | 38,168 | 8,695 | 46,863 |
増加 | - | 291 | 291 |
減少 | - | △21 | △21 |
為替レートの変動による影響 | 1,684 | 214 | 1,898 |
2021年12月31日 残高 | 39,852 | 9,179 | 49,031 |
(単位:百万円)
償却累計額 及び減損損失累計額 | のれん | 無形資産 | 合計 |
2020年 1月 1日 残高 | - | △1,262 | △1,262 |
償却費 | - | △490 | △490 |
減少 | - | 11 | 11 |
為替レートの変動による影響 | - | △73 | △73 |
2020年12月31日 残高 | - | △1,814 | △1,814 |
償却費 | - | △159 | △159 |
減少 | - | - | - |
為替レートの変動による影響 | - | △180 | △180 |
2021年12月31日 残高 | - | △2,153 | △2,153 |
(単位:百万円)
帳簿価額 | のれん | 無形資産 | 合計 |
2020年 1月 1日 残高 | 38,981 | 6,963 | 45,944 |
2020年12月31日 残高 | 38,168 | 6,881 | 45,049 |
2021年12月31日 残高 | 39,852 | 7,026 | 46,878 |
(2) 償却
無形資産の償却費は、連結包括利益計算書上の売上原価又は販売費及び一般管理費に含めております。
(3) のれんを含む資金生成単位の減損テスト
減損テストの際に、のれんを当社グループの各資金生成単位に以下のとおり配分しております。
(単位:百万円)
前連結会計年度 (2020年12月31日) | 当連結会計年度 (2021年12月31日) | |
プレシジョン・コンポーネントビジネス | 31,189 | 32,873 |
リニアビジネス | 6,979 | 6,979 |
合計 | 38,168 | 39,852 |
(注) 各資金生成単位の回収可能価額は、割引キャッシュ・フローを用いて見積った使用価値に基づいております。使用価値は、過去の経験と外部からの情報を反映し、マネジメントが承認した5年を限度とする事業計画を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を、当該資金生成単位の税引前の加重平均資本コスト(プレシジョン・コンポーネントビジネスは8.8%、リニアビジネスは8.5%)により現在価値に割引いて算定しております。なお、計画期間を超える継続価値の見積における成長率は、各国の長期期待成長率を勘案して1.0%を用いております。
前連結会計年度並びに当連結会計年度における減損テストの結果、資金生成単位の回収可能価額は帳簿価額を上回っているため、減損損失は計上しておりません。なお、税引前加重平均資本コストが、プレシジョン・コンポーネントビジネスで0.4%、リニアビジネスで0.3%上昇した場合、回収可能価額と帳簿価額が等しくなります。
(4) 重要な無形資産
無形資産のうち主要なものは、米国NN社より取得した旧PBC事業に関する顧客関連資産です。帳簿価額は前連結会計年度末5,610百万円、当連結会計年度末5,861百万円で、残存償却年数は16年です。