有価証券報告書-第10期(2025/04/01-2026/03/31)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、下記に掲げるグループ理念のもと、ビジョンの実現を目指し、各行動指針に基づいた活動を推進することで、事業を通じて企業の社会的責任を果たし、真に信頼されるグループとなるべく企業価値の更なる向上を図っていきます。
⦅グループ理念⦆
私たちは事業を通じて、健やかで豊かな社会の実現に貢献します
⦅ビジョン⦆
フェアスピリットと変革への挑戦を大切にし、従業員とともに持続的に成長する食品リーディングカンパニー
⦅行動指針⦆
・安全安心と品質の追求による、価値ある商品とサービスの提供
・有言実行の徹底による信頼関係の構築、強化
・全員参加の闊達な意思疎通と相互理解による能力開発と育成
・コンプライアンスを最優先とした、公明正大で透明性のある行動
・地球環境に配慮した事業活動の推進
(2)目標とする経営指標
当社グループは、中期経営計画2026において、経常利益300億円、ROIC5.9%、ROE6.2%を経営指標に設定しています。これらの指標については、構造改革の推進および収益性改善の取り組みにより、2025年度において中期経営計画2026で掲げた目標水準を達成しました。一方、最終年度である2026年度は、食肉事業において、前年度好調であった輸入鶏肉の相場環境や、ANZCO事業の決算期変更の反動の影響などにより、減益が見込まれることから、経常利益280億円、ROIC5.4%、ROE6.2%と、目標水準を下回る見通しです。しかしながら、事業構造改革および収益基盤強化の取組みは着実に進展しており、当社グループの基礎収益力および資本効率の改善に向けた方向性に変更はありません。引き続き、長期目標として2035年度に経常利益500億円の達成を掲げています。
(3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題
当社グループは、2035年度に向けた「長期経営戦略2035」及び直近3ヶ年における「中期経営計画2026」を策定し、これを推進しています。
①長期経営戦略2035
成長投資による利益拡大と収益力の持続的向上を両輪として飛躍的成長を目指し、DXとサステナビリティを中心に、その成長を支える経営基盤を強化します。
「成長投資による利益拡大」
・国内バリューチェーン価値の最大化
成熟市場で勝ち抜くため、業界における相対優位なポジショニング形成を目指す。全体最適に向けて、工場再編や最適配置を実行。
・海外事業の成長加速、成長事業の展開
海外事業や成長事業への投資を促進し、伸長する需要取り込みによる利益拡大を目指す。長期的視点でフードロス削減やたんぱく質の安定供給に向け、冷凍食品事業や未来の食の開発へ領域を拡大。
「経営基盤」
・DXによる効率化、変革
国内就労人口漸減は当社も抱える課題であり、その解決にDXを活用し、業務効率化と売上向上を同時に達成。全社コミットメントとして公的認定を取得。
・サステナビリティ
事業を通じ、脱炭素・人権尊重・アニマルウェルフェアへの配慮に取り組み、持続可能な社会へ貢献。
②中期経営計画2026(以下、「本中計」という。)
基礎収益力の底上げに取り組み、創出したキャッシュを原資に、安定的な株主還元と成長投資を両立させ、飛躍的成長に繋げていきます。
「基礎収益力の底上げ」
加工食品事業
・商品規格の集約と商品新陳代謝の促進。
・外部環境に応じた価格改定と継続的な内部コスト削減による早期の収益回復。
・静岡県三島市に新工場を建設中、2026年度下期稼働開始予定。
食肉事業
・食肉商品の付加価値化とリスク管理の高度化による利益率向上。
・業務効率化、生産性向上を目的とした機能再編及び全社最適化の推進。
・国産鶏肉の処理羽数拡大に向けた農場新設。
「経営基盤」
・持続可能な物流体制の構築
社外協業先との連携を強め、持続可能な物流体制を構築。拠点の再配置を進め、政府目標のトラック積載率10%向上を目指す。
・人的資本への取り組み
新しい価値の創造と変革に向け自律的に挑戦する人材の育成と多様な価値観を尊重し、挑戦と成長を支援する風土醸成を進め、従業員エンゲージメント向上を企業価値向上に繋げる。マテリアリティの新たなKPIとしてエンゲージメントスコアを設定、その改善を役員報酬に組み入れ。
「財務戦略」
・株主還元
安定した株主還元を重視し、業績変動の影響を受けにくいDOE(株主資本配当率)を指標に導入。中間配当・2025年度記念配当の実施。累進配当継続(2026年度普通配当10円増配予定)。
・キャッシュ・フロー・アロケーション
本中計3ヶ年の営業キャッシュ・フローは累計で600億円となる見通しであり、財務レバレッジ活用の上、株主還元に350億円(うち、経営統合10周年記念配当100億円)、投資に800億円を投じる予定。また、現時点で予定していない成長投資やM&Aなどの投資機会も積極的に検討する方針。
・資本コストを意識した経営
本中計で基礎収益力の底上げ、ROICを指標とした事業管理の推進、最適な財務レバレッジの追求に取り組むことにより、ROEを向上。また、成長投資による利益拡大、持続的成長を支える経営基盤の強化に取り組む。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、下記に掲げるグループ理念のもと、ビジョンの実現を目指し、各行動指針に基づいた活動を推進することで、事業を通じて企業の社会的責任を果たし、真に信頼されるグループとなるべく企業価値の更なる向上を図っていきます。
⦅グループ理念⦆
私たちは事業を通じて、健やかで豊かな社会の実現に貢献します
⦅ビジョン⦆
フェアスピリットと変革への挑戦を大切にし、従業員とともに持続的に成長する食品リーディングカンパニー
⦅行動指針⦆
・安全安心と品質の追求による、価値ある商品とサービスの提供
・有言実行の徹底による信頼関係の構築、強化
・全員参加の闊達な意思疎通と相互理解による能力開発と育成
・コンプライアンスを最優先とした、公明正大で透明性のある行動
・地球環境に配慮した事業活動の推進
(2)目標とする経営指標
当社グループは、中期経営計画2026において、経常利益300億円、ROIC5.9%、ROE6.2%を経営指標に設定しています。これらの指標については、構造改革の推進および収益性改善の取り組みにより、2025年度において中期経営計画2026で掲げた目標水準を達成しました。一方、最終年度である2026年度は、食肉事業において、前年度好調であった輸入鶏肉の相場環境や、ANZCO事業の決算期変更の反動の影響などにより、減益が見込まれることから、経常利益280億円、ROIC5.4%、ROE6.2%と、目標水準を下回る見通しです。しかしながら、事業構造改革および収益基盤強化の取組みは着実に進展しており、当社グループの基礎収益力および資本効率の改善に向けた方向性に変更はありません。引き続き、長期目標として2035年度に経常利益500億円の達成を掲げています。
(3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題
当社グループは、2035年度に向けた「長期経営戦略2035」及び直近3ヶ年における「中期経営計画2026」を策定し、これを推進しています。
①長期経営戦略2035
成長投資による利益拡大と収益力の持続的向上を両輪として飛躍的成長を目指し、DXとサステナビリティを中心に、その成長を支える経営基盤を強化します。
「成長投資による利益拡大」
・国内バリューチェーン価値の最大化
成熟市場で勝ち抜くため、業界における相対優位なポジショニング形成を目指す。全体最適に向けて、工場再編や最適配置を実行。
・海外事業の成長加速、成長事業の展開
海外事業や成長事業への投資を促進し、伸長する需要取り込みによる利益拡大を目指す。長期的視点でフードロス削減やたんぱく質の安定供給に向け、冷凍食品事業や未来の食の開発へ領域を拡大。
「経営基盤」
・DXによる効率化、変革
国内就労人口漸減は当社も抱える課題であり、その解決にDXを活用し、業務効率化と売上向上を同時に達成。全社コミットメントとして公的認定を取得。
・サステナビリティ
事業を通じ、脱炭素・人権尊重・アニマルウェルフェアへの配慮に取り組み、持続可能な社会へ貢献。
②中期経営計画2026(以下、「本中計」という。)
基礎収益力の底上げに取り組み、創出したキャッシュを原資に、安定的な株主還元と成長投資を両立させ、飛躍的成長に繋げていきます。
「基礎収益力の底上げ」
加工食品事業
・商品規格の集約と商品新陳代謝の促進。
・外部環境に応じた価格改定と継続的な内部コスト削減による早期の収益回復。
・静岡県三島市に新工場を建設中、2026年度下期稼働開始予定。
食肉事業
・食肉商品の付加価値化とリスク管理の高度化による利益率向上。
・業務効率化、生産性向上を目的とした機能再編及び全社最適化の推進。
・国産鶏肉の処理羽数拡大に向けた農場新設。
「経営基盤」
・持続可能な物流体制の構築
社外協業先との連携を強め、持続可能な物流体制を構築。拠点の再配置を進め、政府目標のトラック積載率10%向上を目指す。
・人的資本への取り組み
新しい価値の創造と変革に向け自律的に挑戦する人材の育成と多様な価値観を尊重し、挑戦と成長を支援する風土醸成を進め、従業員エンゲージメント向上を企業価値向上に繋げる。マテリアリティの新たなKPIとしてエンゲージメントスコアを設定、その改善を役員報酬に組み入れ。
「財務戦略」
・株主還元
安定した株主還元を重視し、業績変動の影響を受けにくいDOE(株主資本配当率)を指標に導入。中間配当・2025年度記念配当の実施。累進配当継続(2026年度普通配当10円増配予定)。
・キャッシュ・フロー・アロケーション
本中計3ヶ年の営業キャッシュ・フローは累計で600億円となる見通しであり、財務レバレッジ活用の上、株主還元に350億円(うち、経営統合10周年記念配当100億円)、投資に800億円を投じる予定。また、現時点で予定していない成長投資やM&Aなどの投資機会も積極的に検討する方針。
・資本コストを意識した経営
本中計で基礎収益力の底上げ、ROICを指標とした事業管理の推進、最適な財務レバレッジの追求に取り組むことにより、ROEを向上。また、成長投資による利益拡大、持続的成長を支える経営基盤の強化に取り組む。