四半期報告書-第13期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外における米国や欧州各国の政治情勢の変動や金融政策動向、北朝鮮情勢の緊迫化等による地政学リスクの高まりなど、先行き不透明感が依然として残るものの、底堅い内外需を背景とした企業収益や雇用情勢の改善が進み、引き続き緩やかな回復基調で推移しております。
当社の属する情報サービス産業におきましては、ビッグデータ、IoT、人工知能(AI)等の市場の拡大が引き続き見込まれる一方で、国内でこれらの開発を担う人材の不足が懸念されております。
このような状況の中、グローバル事業においては、主にフィリピンでのオフショア拠点を活用したITソリューション開発事業を展開しており、自動車、電機、産業機械をはじめとする製造業や流通、金融、医療など幅広い業界に対して、より付加価値の高いソリューションを提供しております。さらに、マニラ首都圏に1,900㎡規模の本社兼開発センター(含「教育センター」)を開設し、開発体制の強化・拡大を着実に進めております。また、米国子会社であるUbicom U.S.A., Inc.を通じて米国とフィリピンをダイレクトに結び、主として米国の医療及び製造業に向けた分析、IoTを活用したサービス展開のための更なる業容拡大を目的とした取組みを進めております。
2017年10月には、フィリピン共和国のロドリゴ・ロア・ドゥテルテ大統領ならびに同国関係閣僚の立会いのもと、最先端技術開発におけるグループ事業の拡大・強化に向けた協定を締結し、グループ間の事業提携強化により、プロジェクトに関与するエンジニア、プロジェクトマネージャー及び技術エキスパートの日本語環境における業務遂行能力を保証し、フィリピンの経済発展に寄与していくことを表明いたしました。
メディカル事業においては、医療機関向けレセプト点検ソフトウエア『Mighty』シリーズのシェア拡大に向けた取組みを継続し、レセプト点検ソフト「MightyChecker®」シリーズ、オーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」は、ストック型ビジネスとして安定した収益源を確保しております。さらに、クラウドコンピューティングを活用したレセプト点検及びデータ分析エンジンを構築することにより、「レセプト点検ソフトのリーディングカンパニー」から「医療ビッグデータ分析のリーディングカンパニー」へと、新たな高収益モデル確立に向けた取組みを実施しております。
コーポレート部門においても、コーポレートガバナンス、決算・開示業務、IR及び広報業務を重点項目として、これらに要するコスト負担をこなしつつ、上場企業としての体制の強化を継続的に進めております。また、2017年12月8日付で当社株式を東京証券取引所マザーズ市場から同取引所市場第一部へ市場変更したことにより、市場変更費用を営業外費用に計上しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高2,337,927千円(前年同四半期比6.9%増)、営業利益218,412千円(前年同四半期比41.2%増)、経常利益205,914千円(前年同四半期比21.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は113,306千円(前年同四半期比36.5%増)となりました。
セグメントの業績を示しますと、次のとおりであります。
① グローバル事業
a.グローバル部門
グローバル部門においては、フィリピン及び日本における既存顧客からの継続・安定した堅調な受注と、新規顧客の増加が継続していることに加え、音声AIアシスタント、製造業及び医療分野における分析ソリューション、IoTソリューションの確立を模索する等、当社グループの成長戦略に向けた取組みを積極的に実施しております。中国においては、既存顧客との関係強化と新規案件獲得のための営業活動を積極的に進めております。また、米国においては、引き続き新規顧客の開拓や案件の獲得に注力する等、中長期的な連結業績及び企業価値の向上に向けた積極的な営業活動を実施しております。
b.エンタープライズソリューション部門
エンタープライズソリューション部門においては、日本アイ・ビー・エム株式会社を始めとする開発案件を中心とした既存案件が堅調に推移しております。また、前連結会計年度に引き続き、AIに関する取り組みを積極的に推進しており、IBM Watson Ecosystemパートナーとして、大手顧客におけるAIを用いた業務への開発参画など、当社グループの成長戦略に沿った取り組みを積極的に実施しております。さらに、今後見込まれる案件の増加に対応すべく、引き続き積極的な採用活動による優秀な人材を確保するとともに、その教育・育成のための先進技術の習得を含めた個々のスキルアップ研修を引き続き重点的に行っております。
以上の状況により、グローバル事業の売上高は概ね計画通りに進捗しております。また、ソリューション事業に関する開発投資や人員強化による人員増及び前述の本社兼開発センター開設等による先行的な投資によるコスト増による影響はあるものの、部門間における人材共有化による稼働率向上、フィリピン・ペソの為替レートの円高基調での推移による海外子会社の人件費等のコストの圧縮効果が寄与し、セグメント営業費用は計画より低い水準で進捗しております。
この結果、グローバル事業の売上高は1,501,541千円(前年同四半期比7.2%増)、セグメント利益は201,635千円(前年同四半期比22.5%減)となりました。
② メディカル事業
当社グループの戦略的ドメインの1つである「医療領域」においては、子会社である株式会社エーアイエスの主力製品であるレセプト点検ソフト「MightyChecker®」やオーダリングチェックシステム「Mighty QUBE®」の売上は堅調に推移しております。また、CPC(Cell Processing Center)トレースシステム導入等を始めとする開発案件の増加や保守業務は順調に推移しておりますが、一方でデータ分析業務においては大きく売上を伸ばすことが出来ず、引き続き案件獲得に向けた営業活動の強化を図ってまいります。
一方、利益面につきましては、スクラップアンドビルドで実施した選択と集中により効率的な経営資源の活用、プロジェクト毎の徹底した収益管理及び継続的なコスト削減等への取組みなどにより、収益性が大幅に改善しております。
この結果、メディカル事業の売上高は850,948千円(前年同四半期比7.4%増)、セグメント利益は261,290千円(前年同四半期比185.8%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,000,762千円となり、前連結会計年度末に比べ138,126千円増加しました。これは主に、現金及び預金が52,730千円、受取手形及び売掛金が87,483千円、仕掛品が13,213千円増加したことによるものであります。固定資産は396,455千円となり、前連結会計年度末に比べ29,781千円増加いたしました。これは、有形固定資産が5,366千円、無形固定資産が2,550千円、投資その他の資産が21,864千円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は926,676千円となり、前連結会計年度末に比べ46,667千円増加しました。これは主に、買掛金が8,978千円、1年内返済予定の長期借入金が9,554千円、賞与引当金が69,947千円減少したものの、未払法人税等が9,310千円、前受金が29,125千円増加したことによるものであります。固定負債は198,017千円となり、前連結会計年度末に比べ41,813千円減少いたしました。これは主に、退職給付に係る負債が8,213千円増加したものの、長期借入金が50,815千円、役員退職慰労引当金が18,262千円減少したことによるものであります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は1,272,524千円となり、前連結会計年度末に比べ163,053千円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金が113,306千円、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金が25,250千円増加したことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額はありません。
(5) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ従業員数は109名増加し、877名となりました。主な理由は、グローバル事業における業容の拡大に伴うものであります。
(6) 主要な設備の状況
新設について、当第3四半期連結累計期間に著しい変動があった設備は、次のとおりであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外における米国や欧州各国の政治情勢の変動や金融政策動向、北朝鮮情勢の緊迫化等による地政学リスクの高まりなど、先行き不透明感が依然として残るものの、底堅い内外需を背景とした企業収益や雇用情勢の改善が進み、引き続き緩やかな回復基調で推移しております。
当社の属する情報サービス産業におきましては、ビッグデータ、IoT、人工知能(AI)等の市場の拡大が引き続き見込まれる一方で、国内でこれらの開発を担う人材の不足が懸念されております。
このような状況の中、グローバル事業においては、主にフィリピンでのオフショア拠点を活用したITソリューション開発事業を展開しており、自動車、電機、産業機械をはじめとする製造業や流通、金融、医療など幅広い業界に対して、より付加価値の高いソリューションを提供しております。さらに、マニラ首都圏に1,900㎡規模の本社兼開発センター(含「教育センター」)を開設し、開発体制の強化・拡大を着実に進めております。また、米国子会社であるUbicom U.S.A., Inc.を通じて米国とフィリピンをダイレクトに結び、主として米国の医療及び製造業に向けた分析、IoTを活用したサービス展開のための更なる業容拡大を目的とした取組みを進めております。
2017年10月には、フィリピン共和国のロドリゴ・ロア・ドゥテルテ大統領ならびに同国関係閣僚の立会いのもと、最先端技術開発におけるグループ事業の拡大・強化に向けた協定を締結し、グループ間の事業提携強化により、プロジェクトに関与するエンジニア、プロジェクトマネージャー及び技術エキスパートの日本語環境における業務遂行能力を保証し、フィリピンの経済発展に寄与していくことを表明いたしました。
メディカル事業においては、医療機関向けレセプト点検ソフトウエア『Mighty』シリーズのシェア拡大に向けた取組みを継続し、レセプト点検ソフト「MightyChecker®」シリーズ、オーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」は、ストック型ビジネスとして安定した収益源を確保しております。さらに、クラウドコンピューティングを活用したレセプト点検及びデータ分析エンジンを構築することにより、「レセプト点検ソフトのリーディングカンパニー」から「医療ビッグデータ分析のリーディングカンパニー」へと、新たな高収益モデル確立に向けた取組みを実施しております。
コーポレート部門においても、コーポレートガバナンス、決算・開示業務、IR及び広報業務を重点項目として、これらに要するコスト負担をこなしつつ、上場企業としての体制の強化を継続的に進めております。また、2017年12月8日付で当社株式を東京証券取引所マザーズ市場から同取引所市場第一部へ市場変更したことにより、市場変更費用を営業外費用に計上しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高2,337,927千円(前年同四半期比6.9%増)、営業利益218,412千円(前年同四半期比41.2%増)、経常利益205,914千円(前年同四半期比21.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は113,306千円(前年同四半期比36.5%増)となりました。
セグメントの業績を示しますと、次のとおりであります。
① グローバル事業
a.グローバル部門
グローバル部門においては、フィリピン及び日本における既存顧客からの継続・安定した堅調な受注と、新規顧客の増加が継続していることに加え、音声AIアシスタント、製造業及び医療分野における分析ソリューション、IoTソリューションの確立を模索する等、当社グループの成長戦略に向けた取組みを積極的に実施しております。中国においては、既存顧客との関係強化と新規案件獲得のための営業活動を積極的に進めております。また、米国においては、引き続き新規顧客の開拓や案件の獲得に注力する等、中長期的な連結業績及び企業価値の向上に向けた積極的な営業活動を実施しております。
b.エンタープライズソリューション部門
エンタープライズソリューション部門においては、日本アイ・ビー・エム株式会社を始めとする開発案件を中心とした既存案件が堅調に推移しております。また、前連結会計年度に引き続き、AIに関する取り組みを積極的に推進しており、IBM Watson Ecosystemパートナーとして、大手顧客におけるAIを用いた業務への開発参画など、当社グループの成長戦略に沿った取り組みを積極的に実施しております。さらに、今後見込まれる案件の増加に対応すべく、引き続き積極的な採用活動による優秀な人材を確保するとともに、その教育・育成のための先進技術の習得を含めた個々のスキルアップ研修を引き続き重点的に行っております。
以上の状況により、グローバル事業の売上高は概ね計画通りに進捗しております。また、ソリューション事業に関する開発投資や人員強化による人員増及び前述の本社兼開発センター開設等による先行的な投資によるコスト増による影響はあるものの、部門間における人材共有化による稼働率向上、フィリピン・ペソの為替レートの円高基調での推移による海外子会社の人件費等のコストの圧縮効果が寄与し、セグメント営業費用は計画より低い水準で進捗しております。
この結果、グローバル事業の売上高は1,501,541千円(前年同四半期比7.2%増)、セグメント利益は201,635千円(前年同四半期比22.5%減)となりました。
② メディカル事業
当社グループの戦略的ドメインの1つである「医療領域」においては、子会社である株式会社エーアイエスの主力製品であるレセプト点検ソフト「MightyChecker®」やオーダリングチェックシステム「Mighty QUBE®」の売上は堅調に推移しております。また、CPC(Cell Processing Center)トレースシステム導入等を始めとする開発案件の増加や保守業務は順調に推移しておりますが、一方でデータ分析業務においては大きく売上を伸ばすことが出来ず、引き続き案件獲得に向けた営業活動の強化を図ってまいります。
一方、利益面につきましては、スクラップアンドビルドで実施した選択と集中により効率的な経営資源の活用、プロジェクト毎の徹底した収益管理及び継続的なコスト削減等への取組みなどにより、収益性が大幅に改善しております。
この結果、メディカル事業の売上高は850,948千円(前年同四半期比7.4%増)、セグメント利益は261,290千円(前年同四半期比185.8%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,000,762千円となり、前連結会計年度末に比べ138,126千円増加しました。これは主に、現金及び預金が52,730千円、受取手形及び売掛金が87,483千円、仕掛品が13,213千円増加したことによるものであります。固定資産は396,455千円となり、前連結会計年度末に比べ29,781千円増加いたしました。これは、有形固定資産が5,366千円、無形固定資産が2,550千円、投資その他の資産が21,864千円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は926,676千円となり、前連結会計年度末に比べ46,667千円増加しました。これは主に、買掛金が8,978千円、1年内返済予定の長期借入金が9,554千円、賞与引当金が69,947千円減少したものの、未払法人税等が9,310千円、前受金が29,125千円増加したことによるものであります。固定負債は198,017千円となり、前連結会計年度末に比べ41,813千円減少いたしました。これは主に、退職給付に係る負債が8,213千円増加したものの、長期借入金が50,815千円、役員退職慰労引当金が18,262千円減少したことによるものであります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は1,272,524千円となり、前連結会計年度末に比べ163,053千円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金が113,306千円、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金が25,250千円増加したことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額はありません。
(5) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ従業員数は109名増加し、877名となりました。主な理由は、グローバル事業における業容の拡大に伴うものであります。
(6) 主要な設備の状況
新設について、当第3四半期連結累計期間に著しい変動があった設備は、次のとおりであります。
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資額(千円) | 完了年月 |
| Advanced World Systems, Inc. | 本社兼開発センター (フィリピン共和国 モンテンルパ市) | グローバル事業 | 事務所設備等 | 18,535 | 2017年6月 |
| Advanced World Solutions, Inc. | 開発センター (フィリピン共和国 モンテンルパ市) | グローバル事業 | 事務所設備等 | 31,617 | 2017年6月 |