有価証券報告書-第40期(2024/01/01-2024/12/31)

【提出】
2025/03/26 13:37
【資料】
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【項目】
111項目
(企業統治の体制の概要)
当社は、2017年3月28日開催の第32回定時株主総会決議後、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行いたしました。議決権のある監査等委員である取締役を置き、取締役会の監督機能を強化することで、コーポレート・ガバナンスの一層の充実とさらなる経営の効率性を図る体制としております。役員構成は、取締役(監査等委員である取締役を除く)8名(うち社外取締役1名)、監査等委員である取締役4名(うち社外取締役4名)となっております。社外取締役は、経営者としての豊富な経験をもった人材を招聘し、幅広い見識に基づいた経営意思決定と社外からの経営監視を可能とする体制作りを推進しております。取締役会については、原則として毎月1回の定時開催と、必要に応じて随時機動的に臨時開催しております。取締役会では、経営に関する重要事項についての意思決定を行うほか、担当取締役から業務執行状況の報告を受け、取締役の業務執行を監督しております。
(企業統治の体制を採用する理由)
次のとおり会社機関の各機能の強化を図ることで、経営の健全性・遵法性・透明性を継続して確保する体制を実現していくことができると考えております。
(a)監査等委員会設置会社制度の採用と監視機能の強化
会社法に基づく監査等委員会設置会社制度を採用するとともに、利害関係のない独立した社外取締役(4名中4名)を招聘し、経営の監視機能を強化しております。
(b)取締役会機能の強化及び責務の厳格化
取締役会は、業務執行取締役に対し業務執行の決定を大幅に委任することができ、重要な課題に迅速かつ柔軟に対応するとともに、責任の明確化を図ります。
a 取締役会
当社は、取締役会規程を定め、原則月1回の定例取締役会開催のほか、必要に応じて臨時の取締役会を開催することとしており、重要事項の決定及び取締役の業務執行状況の監督等を行っております。
b 監査等委員会
当社は、会社法に基づく監査等委員会設置会社制度を採用しております。監査等委員会は、監査等委員である取締役4名(うち社外取締役4名)で構成され、うち1名は常勤であります。監査等委員会では、監査等委員会監査基準に基づき、取締役会等の重要な会議に出席し、適宜意見を述べるとともに、取締役等からの事業報告の聴取、重要書類の閲覧、業務及び財産の状況等の調査をしており、取締役の職務執行を監督しております。
当社の監査等委員会は、原則として毎月1回の定時開催と、必要に応じて随時機動的に臨時開催し、各々監査等委員である取締役の監査内容について報告する等、監査等委員である取締役間での意見交換・情報共有を行っております。
また、監査等委員は会計監査人及び内部監査責任者と定期的な情報交換を行い、相互の連携を深め、監査の実効性と効率性の向上に努めております。
c 内部監査
当社は、「内部監査規程」に基づき、管理部が内部監査業務を行っております。また、管理部の内部監査については、代表取締役が管理部以外の者から担当者を指名し、行っております。
当社の内部監査は、原則会社の全部門に対して、職務の執行の妥当性やコンプライアンスの遵守状況、情報管理の状況等について監査を実施し、代表取締役に対して監査結果を報告しております。代表取締役は監査結果に基づき、被監査部門に対して改善を指示し、内部監査担当者を通じてその改善状況をモニタリングすることにより、監査の実効性を確保しております。
d コンプライアンス・リスク委員会
コンプライアンス・リスク委員会は、委員長として代表取締役を選任し、各部長をもって構成しており、原則として四半期に1回開催し、コンプライアンスの遵守状況や事業におけるリスクの把握に努め、改善等について意見交換・情報共有等を行っております。
e 機関ごとの構成員は次のとおりであります。(◎は議長または委員長、〇は構成員を表しております。)
役職名氏名取締役会監査等委員会コンプライアンス・リスク委員会
代表取締役野村 芳光
取締役根本 康夫
取締役内山 勉
取締役杉山 雄一郎
取締役鈴木 一聖
取締役古屋 隼人
取締役川崎 洋幸
取締役太田 健一
取締役常勤監査等委員冨谷 正明
取締役監査等委員田部井 修
取締役監査等委員日高 共子
取締役監査等委員酒井 奈緒

(注)太田健一、冨谷正明、田部井修,日高共子及び酒井奈緒は、社外取締役であります。
なお、コーポレート・ガバナンスの体制概要図は次のとおりであります。