訂正四半期報告書-第18期第2四半期(平成29年6月1日-平成29年8月31日)

【提出】
2018/03/07 13:39
【資料】
PDFをみる
【項目】
23項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。なお、当社は、前第2四半期累計期間については四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期累計期間との比較分析は行っておりません。
(1) 業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、企業業績や設備投資の改善、消費マインドの持ち直しなどにより緩やかな回復基調にあるものの、世界各国における政治の不確実性などから不透明感も増大しております。
外食業界におきましては、全体は緩やかな回復基調を辿る一方で、店舗運営における人件費コスト及び採用コストの増大等により、予断を許さない状況が続いております。
このような状況の中、当社では、引き続き「ISP」戦略を継続して取り組み、食材と調理方法にこだわりさらなる商品力の向上とブランド力の強化に努め、新規出店も並行して行い「てけてけ」等ブランドの認知度を高めてまいりました。
当第2四半期累計期間は東京都内において8店舗の新規出店を行い、当第2四半期会計期間末日における店舗数は合計62店舗となりました。
以上の結果、売上高は3,106,887千円となり、売上総利益は2,248,954千円、営業利益115,786千円、経常利益は98,254千円、四半期純利益は61,465千円となりました。
なお、当社は飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
当第2四半期会計期間末の総資産は3,662,309千円となり、前事業年度末と比較して238,478千円の増加となりました。これは主に新規出店のための設備投資や法人税等の納付により現金及び預金が72,035千円減少した一方、新規出店に伴い有形固定資産が181,292千円、敷金及び保証金が100,918千円それぞれ増加したことによるものであります。
当第2四半期会計期間末の負債は2,561,847千円となり、前事業年度と比較して118,115千円の増加となりました。これは主に新規出店に伴い借入金が234,535千円増加した一方、未払法人税等が140,456千円減少したことによるものであります。
当第2四半期会計期間末の純資産は1,100,462千円となり、前事業年度末と比較して120,363千円の増加となりました。これは第三者割当増資により資本金及び資本剰余金がそれぞれ29,641千円、利益剰余金が四半期純利益の計上により61,465千円それぞれ増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は、前事業年度末と比較し72,035千円減少し、1,086,856千円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における営業活動による資金の減少は12,401千円となりました。これは、税引前四半期純利益98,254千円、減価償却費103,311千円等による資金の増加が、法人税等の支払165,740千円等の資金の減少を下回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における投資活動による資金の減少は336,216千円となりました。これは、有形固定資産の取得による支出230,521千円、敷金及び保証金の差入による支出100,918千円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における財務活動による資金の増加は276,583千円となりました。これは、長期借入れによる収入601,749千円等による資金の増加が、長期借入金の返済による支出367,214千円等の資金の減少を上回ったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。