有価証券報告書-第58期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/21 15:06
【資料】
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【項目】
145項目
(企業結合等関係)
事業分離
当社は、2021年2月10日開催の臨時取締役会において、当社の完全子会社である(株)ウェーブロックインテリア(以下、「WIT」)の株式の一部を、(株)サンゲツ(以下、「サンゲツ」)へ譲渡(以下、「本件株式譲渡」)するため、株式譲渡契約を締結することを決議し、同日付でサンゲツとの間で本株式譲渡契約を締結いたしました。
なお、これにより、WITは当連結会計年度末より連結子会社に該当しなくなることとなり、持分法適用関連会社となります。
また、それに伴い、2015年10月に合意いたしました当社とサンゲツ間の業務資本提携につきましては、解消することを同日の臨時取締役会において決議しております。
1.株式譲渡の概要
(1) 譲渡会社の名称及び事業内容
名称 (株)ウェーブロックインテリア
事業内容 壁紙製品、壁紙ベース、各関連商品等の製造・販売
(2) 株式譲渡の相手先
(株)サンゲツ(当社の主要株主であり、関連当事者に該当します。)
(3) 法的形式を含む取引の概要
受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡
(4) 株式譲渡の背景と理由
・ 当社とサンゲツの資本業務提携について
当社とサンゲツは、壁紙を中心とするインテリア分野において、中長期的視点に立ったアライアンスを企図し、2015年10月に資本業務提携を締結しました。サンゲツにとっては、壁紙製造メーカー最大手のWITとのアライアンスによる戦略的調達の推進を、また、WITにとっては、壁紙ブランドメーカー最大手のサンゲツとの安定的関係をベースに、中長期的視点に立った生産体制の強化を推し進めることで、生産効率向上や品質安定化を図り、コスト面を含め、競争力のある壁紙供給体制の構築を目指しました。
資本業務提携締結後、サンゲツは当社の発行済株式の25%超を保有し、その緊密な資本関係の下、当社とサンゲツは、相手方の事業領域の理解を深め、デザイン、材料、品質、生産、販売、物流、情報管理等を含め、製造から販売、施工に至るまでの壁紙事業のバリューチェーンを総合的に強化する取り組みを行い、両社間の壁紙取引量を大きく増加させると共に、生産効率向上、品質安定化、コスト削減等を実現し、両社間の戦略的調達および供給関係の構築を当初の想定に沿った形で達成してまいりました。
・ 事業環境の変化
しかしながら、ここ数年で壁紙関連事業を取り巻く環境は大きく変化しており、特に世界規模での新型コロナウイルス感染症の感染拡大による人々の価値観や生活様式の変貌は、非連続的に加速しています。このため、ポストコロナ社会への対応は、WITのような住宅に密接に関連する企業にとって喫緊の課題であり、ICT分野の技術革新をベースとしたデジタルトランスフォーメーションなどとも相まって、従来の既成概念から一歩踏み出した、抜本的かつ早急な改革が必要となっております。
このような事業環境の変化の中で、当社は、当社グループの事業ポートフォリオを再検討してまいりましたが、その結果、当社グループのインテリア事業を担うWITの壁紙関連事業については、当社ではなくサンゲツによる経営主導の下で、製造から販売、施工までのバリューチェーンの更なる強化拡充、高度化を推し進めることが、WITの壁紙関連事業の将来にとって最善であると判断いたしました。そこで、当社は、サンゲツとの間で、サンゲツによるWIT発行済株式の51.0%(10,200株)の株式取得、および、その後のサンゲツのコールオプション権の行使または当社のプットオプション権の行使によるサンゲツによるWIT発行済株式の残りの49.0%(9,800株)の株式取得を含む段階的な取引について合意いたしました。
当社は、当社自体を取り巻く事業環境も大きく変化する中、本件株式譲渡の成立によって得られるキャッシュおよび純資産の増加を元に、ポストコロナ社会において持続可能な企業となるため、当社グループが営む各事業の積極的な成長戦略の構築や企業買収の方法による新規事業への進出を目指すことができることから、本件株式譲渡を含む取引は当社にとって最善の策であると判断しております。
(5)株式譲渡日
2021年3月31日
2.実施した会計処理の概要
(1)譲渡損益の金額
子会社株式売却益 2,094,125千円
(2)譲渡した子会社に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産2,703,511千円
固定資産3,294,514千円
資産合計5,998,026千円
流動負債3,833,176千円
固定負債1,589,740千円
負債合計5,422,917千円

(3)会計処理
当該譲渡株式の連結上の帳簿価額と、この対価として当社が受け取った現金との差額を「子会社株式売却益」として特別利益に計上いたしました。
(4)譲渡した子会社の事業が含まれていた報告セグメント
インテリア事業
(5)当連結会計年度の連結損益計算書に計上されている譲渡した子会社に係る損益の概算額
売上高9,107,403千円
営業利益865,286千円

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