有報情報
- #1 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続く中、緩やかな回復基調で推移しました。一方、通商問題の動向や金融資本市場の変動の影響等、依然として先行き不透明な状況が続いております。
医療業界におきましては、効率的な医療・介護提供体制の構築が求められる中、地域医療構想の実現や地域包括ケアシステムの構築等に向けた各種取り組みが進められており、各医療機関の経営への影響も広がっております。
当社グループが属する医療機器業界におきましては、平成30年4月の診療報酬改定に伴う医療材料の販売価格低下の影響等もあり、事業環境が厳しさを増す中、企業間の競争はますます激化しております。
このような状況の中、当社グループは、平成30年6月より、グループ傘下3社を当社の直接の子会社として並列化する新体制へと移行し、グループ間の連携強化による営業シナジーの発揮、グループ管理の一元化による管理体制の強化及び効率化に取り組んでおります。
当社グループの中核事業である医療機器販売業におきましては、顧客である医療機関に対し、医療材料管理の効率化やコスト削減等の提案型営業を積極的に行うなど、地域市場での競争力強化を図っております。市場拡大が見込まれる医療IT分野におきましては、電子カルテ等の医療情報システム構築支援のほか、合弁事業である医科向け会員ネットワーク(EPARK)の普及拡大に取り組んでおります。また、平成30年6月に、物流部門を統括するMAL(Medical Active Logistics)事業部を新設し、SPD(Supply Processing&Distribution)事業の推進と収益性の向上及び物流センターとSPDセンターの連携強化による物流の効率化、コスト削減を図っております。
医療機器製造・販売業におきましては、整形インプラント事業の更なる成長を図るため、台湾の医療機器メーカーと協力し、手術器械の単回使用化への取り組みに着手しております。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は293億87百万円(前年同四半期比6.4%増)となりました。利益面につきましては、売上増加に伴う売上総利益の増加や、物流効率化による販売費及び一般管理費の抑制等により、営業利益は1億61百万円(前年同四半期は36百万円の営業損失)、経常利益は2億2百万円(前年同四半期比1,397.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は87百万円(前年同四半期比350.1%増)となりました。
(参考)
(単位:百万円)
| 前第2四半期
連結累計期間 | 当第2四半期
連結累計期間 | 増減額 | 前年同期比
(%) |
| 売上高 | 27,628 | 29,387 | 1,759 | 106.4 |
| 営業利益又は営業損失(△) | △36 | 161 | 198 | - |
| 経常利益 | 13 | 202 | 188 | 1,497.8 |
親会社株主に帰属する
四半期純利益 | 19 | 87 | 67 | 450.1 |
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
〈医療機器販売業〉
医療機器販売業のうち一般機器分野では、生体情報モニタリングシステムや手術用顕微鏡等の医療機器備品、CT、MRI等の放射線機器の売上増加により38億68百万円(前年同四半期比12.0%増)となりました。一般消耗品分野では、SPD契約施設における医療機器消耗品の売上増加により108億60百万円(前年同四半期比2.3%増)となりました。内視鏡、サージカル、循環器等により構成される低侵襲治療分野では、腹腔鏡システム等のサージカル備品や、IVE(内視鏡処置用医療材料)等の売上増加により82億22百万円(前年同四半期比6.0%増)となりました。整形、理化学、眼科、皮膚・形成、透析により構成される専門分野では、人工関節や骨折治療材料等の整形消耗品、眼底撮影装置等の眼科備品の売上増加により54億38百万円(前年同四半期比8.3%増)となりました。医療情報、設備、医療環境等により構成される情報・サービス分野では、医療ガス設備工事等の売上増加により8億3百万円(前年同四半期比31.1%増)となりました。
この結果、医療機器販売業の売上高は291億93百万円(前年同四半期比6.3%増)、セグメント利益は4億1百万円(前年同四半期比81.5%増)となりました。
〈医療機器製造・販売業〉
医療機器製造・販売業におきましては、主としてグループ開発製品である整形外科用インプラントを製造・販売しており、売上高は1億95百万円(前年同四半期比2.4%増)、セグメント利益は43百万円(前年同四半期10.0%減)となりました。
〈医療モール事業〉
医療モール事業におきましては、主として賃料収入により売上高は36百万円(前年同四半期比0.3%減)、セグメント利益は4百万円(前年同四半期比10.7%減)となりました。2019/01/11 16:00