有報情報
- #1 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
- 経営成績の分析
当中間連結会計期間(2024年6月1日~2024年11月30日)におけるわが国の状況は、内需に回復がみられ、経済に対する消費者信頼感の向上や雇用状況の改善により、緩やかな回復基調を維持しております。一方、依然としてインフレ圧力が存在し、エネルギー価格や原材料価格の上昇が消費者の購買力に影響を及ぼしている中、政府の経済対策や日本銀行の金融政策による景気刺激策が引き続き実施されております。
当社グループが属する医療業界におきましては、高齢化や医療技術の進展に伴い、ヘルスケア産業の市場規模の更なる拡大が期待されております。特に、情報通信技術を活用した遠隔医療や、最新のデジタル技術によるデジタルヘルス関連サービスが注目されており、各企業は、医療機関や患者のニーズに応じた新たなソリューションの提供を求められております。
このような状況の中、当社グループでは、「地域のヘルスケアに貢献する」という経営理念の下、2024年度を初年度とする「中期経営計画(2025年5月期~2027年5月期)」を推進し、基本方針に沿った主要施策に取り組んでおります。
当中間連結会計期間の業績につきましては、中核事業である医療機器販売業において放射線機器等の設備投資需要が前年同期よりも増加したことや、検査・手術件数の増加により診療材料等の医療機器消耗品の需要が増加したこと、また、2023年12月に株式会社鹿児島オルソ・メディカルを連結子会社化したこと等に伴い、売上高は313億62百万円(前年同期比8.5%増)となりました。利益面につきましては、当期に実施した賃上げによる人件費の増加や物流コスト上昇、事業子会社であるマイクロソニック株式会社にて開発中の超音波画像診断装置「ブレストスキャン」にかかる研究開発費の計上等による販売費及び一般管理費の増加により、営業利益は5億22百万円(前年同期比15.6%減)、経常利益は5億52百万円(前年同期比14.4%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は3億38百万円(前年同期比29.5%減)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高はセグメント内の内部売上高を含
んでおります。
〈医療機器販売業〉
医療機器販売業のうち一般機器分野では、一般医療機器備品や放射線診断装置及び超音波診断装置の売上により41億63百万円(前年同期比9.5%増)となりました。一般消耗品分野では、汎用消耗品及び手術関連消耗品の売上により127億88百万円(前年同期比3.5%増)となりました。内視鏡、サージカル、循環器等により構成される低侵襲治療分野では、電子内視鏡手術システム等の内視鏡備品や、腹腔鏡システム等のサージカル備品、血管内治療、内視鏡関連消耗品の売上により72億44百万円(前年同期比4.5%増)となりました。整形、理化学、眼科、皮膚・形成、透析により構成される専門分野では、眼科関連機器や整形外科関連の売上により63億64百万円(前年同期比24.6%増)となりました。医療情報、設備、医療環境等により構成される情報・サービス分野では、電子カルテシステム等の医療IT備品の売上により7億95百万円(前年同期比21.5%増)となりました。
この結果、医療機器販売業の売上高は313億55百万円(前年同期比8.7%増)、セグメント利益は11億25百万円(前年同期比1.9%増)となりました。
〈医療機器製造・販売業〉
医療機器製造・販売業におきましては、主としてグループ開発製品である整形外科用インプラントを製造・販売しており、売上高は1億13百万円(前年同期比22.8%減)、セグメント損失は82百万円(前年同期は6百万円のセグメント利益)となりました。
〈医療モール事業〉
医療モール事業におきましては、主として賃料収入により売上高は35百万円(前年同期比2.5%減)、セグメント損失は0百万円(前年同期は2百万円のセグメント利益)となりました。2025/01/14 16:03