有価証券報告書-第15期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2025/06/27 16:18
【資料】
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【項目】
135項目
34.金融商品
(1) 資本管理
当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値の最大化を目指して、資本管理をしております。特に、現金及び現金同等物及び有利子負債のポジション(有利子負債の金額から現金及び現金同等物を控除したネット有利子負債)に注意しており、これらの指標は経営者に定期的に報告され、モニタリングしております。
なお、当社グループが適用を受ける重要な資本規制はありません。
(2) 財務上のリスク管理
当社グループは、経営活動を行う過程において、財務上のリスク(信用リスク・流動性リスク・為替リスク・金利リスク)に晒されており、当該財務上のリスクを軽減するために、一定の方針に基づきリスク管理を行っております。また、当社グループは、デリバティブ取引を為替変動リスク又は金利変動リスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。
(3) 信用リスク管理
信用リスクは、保有する金融資産の相手先が契約上の債務に関して債務不履行になり、当社グループに財務上の損失を発生させるリスクであります。
当社グループは、与信管理規程に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を定期的に把握する体制としております。
また、デリバティブ取引については、信用度の高い金融機関等とのみ取引を行っており、信用リスクに及ぼす影響は限定的であります。
なお、当社グループは、特定の相手先又はその相手先が所属するグループについて、過度に集中した信用リスクを有しておりません。
連結財務諸表に表示されている金融資産の帳簿価額は、当社グループの金融資産の信用リスクに係るエクスポージャーの最大値であります。
債務保証については、行っておりません。
これらの信用リスクに係るエクスポージャーに関し、担保として保有する物件及びその他の信用補完するものはありません。
当社グループでは、営業債権及び契約資産とそれ以外の債権に区分して貸倒引当金を算定しております。
いずれの債権についても、その全部又は一部について回収ができず、または回収が極めて困難であると判断された場合には債務不履行とみなしております。
また、支払遅延の原因が一時的な資金需要によるものではなく、債務者の重大な財政的困難等に起因するものであり、債権の回収可能性が特に懸念されるものであると判断された場合には、信用減損が発生しているものと判定しております。
① 貸倒引当金の調整表
(単位:千円)
前連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
期首残高102,69191,011
増加額23,00244,940
減少額(目的使用)--
減少額(戻入)△42,466△23,002
その他7,784△822
期末残高91,011112,126

② 信用リスク・エクスポージャーの評価
営業債権及びその他の債権
単独の相手先又はその相手先が所属するグループについて、過度に集中した信用リスクを有していません。
(4) 流動性リスク管理
流動性リスクは、当社グループが期限の到来した金融負債の返済義務を履行するにあたり、支払期日にその支払いを実行できなくなるリスクであります。
当社グループは、適切な返済資金を準備するとともに、金融機関より随時利用可能な信用枠を確保し、継続的にキャッシュ・フローの計画と実績をモニタリングすることで流動性リスクを管理しております。
金融負債の期日別残高は以下のとおりであり、契約上のキャッシュ・フローは利息支払額を含んだ割引前のキャッシュ・フローを記載しています。
前連結会計年度(2024年3月31日)
(単位:千円)
帳簿価額契約上の
キャッシュ・フロー
1年以内1年超
5年以内
5年超
デリバティブ以外の金融負債
営業債務及びその他の債務1,909,4891,909,4891,909,489--
借入金7,870,4248,127,1361,814,9316,312,205-
リース負債197,990209,352120,09389,258-
条件付対価618,735757,050-757,050-
デリバティブ
デリバティブ負債-----
合計10,596,63911,003,0283,844,5147,158,514-

(注) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。
当連結会計年度(2025年3月31日)
(単位:千円)
帳簿価額契約上の
キャッシュ・フロー
1年以内1年超
5年以内
5年超
デリバティブ以外の金融負債
営業債務及びその他の債務2,767,6832,767,6832,767,683--
借入金8,938,8199,237,0532,367,5446,869,508-
リース負債1,280,0391,334,102627,113660,81146,177
条件付対価-----
デリバティブ
デリバティブ負債205,875205,875△64,57149,254221,193
合計13,192,41813,544,7155,697,7707,579,574267,370

(注) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。
(5) 為替リスク管理
当社グループの活動は、為替レートの急激な変動によるリスクに晒されています。
当社は、当該リスクを管理することを目的として、為替相場の継続的なモニタリングを行っています。
また、当社グループは、外貨建ての営業債権債務等に係る為替の変動リスクの軽減を目的とした先物為替予約取引を行うことがあり、当社グループは、取引権限等を定めた職務権限規程等に従い、デリバティブ取引の管理を行っております。
為替感応度分析
各報告期間において、日本円が米ドルに対して1%円高になった場合に、連結損益計算書の税引前利益に与える影響は以下のとおりであります。
ただし、本分析においては、その他の変動要因(残高、金利等)は一定であることを前提としております。
(単位:千円)
前連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
税引前利益4,151472

(6) 金利リスク管理
借入金の使途は、運転資金及び投資資金であり、大部分が変動金利であるため金利の変動リスクに晒されています。
当社グループでは、借入金に係る支払金利の変動リスクを抑制するため、銀行から定期的に金融商品に関する情報を収集し見直しを実施しております。
変動金利借入金については、市場金利の動向にあわせて借入条件を見直すことにより金利変動リスクの低減を図っております。
変動金利相場の現状及び今後の見通しについては、常時モニタリングを行っています。
金利感応度分析
各報告期間において、金利が1%上昇した場合に、連結損益計算書の税引前利益に与える影響は以下のとおりであります。
ただし、本分析においては、その他の変動要因(残高、為替レート等)は一定であることを前提としております。
(単位:千円)
前連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
税引前利益△78,704△89,388

(7) ヘッジ活動
当社グループは、為替リスクを管理するために、必要に応じて先物為替予約取引及び通貨スワップ取引のデリバティブを利用しています。これらのデリバティブは、契約が締結された日の公正価値で当初認識され、当初認識後も公正価値で再測定しています。公正価値の変動は、原則として、純損益を通じて認識しています。 ただし、当社グループは、ヘッジ会計の要件を満たす一部のデリバティブについてキャッシュ・フロー・ヘッジを適用しています。
当社は、外貨建取引に係る為替リスクをヘッジするために先物為替予約取引を利用しており、このうちヘッジ会計の要件を満たす一部についてはキャッシュ・フロー・ヘッジを適用しています。
キャッシュ・フロー・ヘッジとして指定されているヘッジ手段の詳細及びヘッジ会計が財政状態及び業績に与える影響は、以下のとおりです。
当連結会計年度(2025年3月31日)
ヘッジ対象リスク
ヘッジ手段
契約額
(米ドル)
うち1年超
(米ドル)
予約レート帳簿価額
(千円)
連結財政状態計算書上の表示科目ヘッジ非有効部分の計算に用いた
公正価値変動
為替リスク
通貨オプション42,000,00037,100,000131.00円
/米ドル
205,875その他の金融負債(非流動負債)-

キャッシュ・フロー・ヘッジとして指定されているヘッジ対象の詳細は以下のとおりです。
(単位:千円)

前連結会計年度
(2024年3月31日)
当連結会計年度
(2025年3月31日)
継続中のヘッジに係る
キャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金
-△139,295

ヘッジ会計の適用による連結損益計算書への影響は以下のとおりです。
(単位:千円)

前連結会計年度
(2024年3月31日)
当連結会計年度
(2025年3月31日)
その他の包括利益に認識した
報告期間のヘッジ損益
-△130,245
キャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金から純損益に振り替えた金額 (注)-△9,050
合計-△139,295

(注)純損益に振り替えた金額は連結損益計算書上、「金融収益」又は「金融費用」に含めています。
(8) 金融商品の公正価値
金融商品の公正価値を、公正価値の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格(無調整)
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値
① 公正価値の算定方法
金融商品の公正価値の算定方法は以下のとおりであります。
(現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、その他の金融資産、営業債務及びその他の債務、預り金)
短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。公正価値ヒエラルキーはレベル2に分類しております。
(その他の金融資産、その他の金融負債)
非上場株式及び出資金等の公正価値については、割引将来キャッシュ・フローに基づく評価技法、類似会社の市場価格に基づく評価技法及び純資産価値に基づく評価技法等により算定しております。公正価値ヒエラルキーはレベル3に分類しております。
差入保証金については、将来キャッシュ・フローを期日までの期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により測定しており、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。公正価値ヒエラルキーはレベル3に分類しております。
条件付対価については、純損益を通じて公正価値で算定する金融負債として、企業結合による被取得企業の業績達成に応じて支払いが発生する取引であり、対象期間における被取得企業の業績や割引率等を基に測定しております。公正価値ヒエラルキーはレベル3に分類しております。
デリバティブは、純損益を通じて公正価値で算定する金融資産又は金融負債として、取引先金融機関から提示された価格に基づいて算定しております。公正価値ヒエラルキーはレベル2に分類しております。
(借入金)
短期借入金は、短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。公正価値ヒエラルキーはレベル2に分類しております。
長期借入金のうち変動金利によるものは、短期間で市場金利が反映されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。公正価値ヒエラルキーはレベル2に分類しております。
② 償却原価で測定する金融商品
償却原価で測定する金融資産及び金融負債の帳簿価額は、公正価値と近似しているため記載を省略しております。
③ 公正価値で測定する金融商品
公正価値で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーは以下のとおりであります。
前連結会計年度(2024年3月31日)
(単位:千円)
レベル1レベル2レベル3合計
資産:
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
その他の金融資産
株式及び出資金--22,35022,350
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
その他の金融資産
株式--44,96044,960
合計--67,31067,310
負債:
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
その他の金融負債
条件付対価--618,735618,735
デリバティブ----
合計--618,735618,735


当連結会計年度(2025年3月31日)
(単位:千円)
レベル1レベル2レベル3合計
資産:
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
その他の金融資産
株式及び出資金--58,60658,606
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
その他の金融資産
株式及び出資金62,322-11,12173,444
合計62,322-69,728132,050
負債:
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融負債
その他の金融負債
条件付対価----
デリバティブ-205,875-205,875
合計-205,875-205,875

公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しております。各年度において、公正価値レベル間の重要な振替は行われておりません。
④ 評価プロセス
レベル3に分類された金融商品については、経営管理部門責任者により承認された評価方針及び手続きに従い、外部の評価専門家又は適切な評価担当者が評価及び評価結果の分析を実施しております。評価結果は経営管理部門責任者によりレビューされ、承認されております。
⑤ レベル3に分類された金融商品に関する定量的情報
レベル3に分類される純損益を通じて公正価値で測定する金融資産及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産は、主として非上場株式及び匿名組合出資金で構成されております。これらは、割引キャッシュ・フロー法や純資産に基づく評価モデル等を用いて公正価値で評価しております。
レベル3に区分された金融資産の公正価値の測定に関する重要な観察可能でないインプットは割引率であり、割引率の上昇(低下)は、これらの金融資産の公正価値を下落(上昇)させることとなります。
レベル3に区分類された金融負債は、企業結合により生じた条件付対価であります。条件付対価は、被取得企業の業績に応じて変動する支払契約であり、その公正価値は、それらが達成される可能性や貨幣の時間的価値を考慮して算定しております。
なお、レベル3に分類される金融資産・負債について、観察可能でないインプットを他の合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合にも、公正価値の著しい増減は見込まれておりません。
⑥ レベル3に分類された経常的に公正価値で測定される金融商品の調整表
レベル3に分類された金融商品の期首から期末までの変動は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
期首残高211,20567,310
利得及び損失合計
純損益(注)114,112-
その他の包括利益(注)2△55,930△11,103
購入44,960162
売却△144,52012,591
企業結合による増減-△22,323
その他△2,51523,091
期末残高67,31069,728
報告期間末に保有している資産について純損益に計上された当期の未実現損益の変動(注)18,963△11,103

(注)1.連結損益計算書の「金融収益」及び「金融費用」に含まれております。
2.連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に含まれております。
レベル3に分類された金融負債の期首から期末までの変動は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
期首残高1,013,324618,735
企業結合による増加--
公正価値評価の変動(注)2155,09317,451
条件付対価に係る支払免除益(注)2△549,682△636,187
期末残高618,735-
報告期間末に保有している資産について純損益に計上された当期の未実現損益の変動(注)273,750-

(注) 1.当該金融負債は条件付対価であります。
2.連結損益計算書の「その他の収益」及び「金融収益」に含まれております。

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