有価証券報告書-第11期(2024/04/01-2025/03/31)
(2)人的資本経営に関する方針と取組
①基本方針 〜企業理念と「ご縁」の精神を基盤に〜
当社グループは、「正しく公平な経営により、最善の貢献を図る」という企業理念を経営の基盤とし、人的資本を企業価値創造の中心に据え、その育成と活用を経営戦略と一体のものとして推進しております。
また創業以来、大切にしてきた「ご縁」という価値観は、株主様、取引先様をはじめとする多様なステークホルダーとの信頼を大切にする、当社グループの基本姿勢を体現しているものです。
この企業理念と「ご縁」の精神を行動として具現化するために、当社グループでは『第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等』に記載の8つの行動指針を掲げ、すべての社員が日々の業務を通じて実践しています。
これらの行動指針は、人的資本経営の根幹を支える価値観でもあります。人材の採用・育成・活躍・定着といったあらゆるフェーズにおいて、この行動指針が浸透することで、社員一人ひとりの成長と組織全体の持続的発展を実現していきます。
当社グループでは、こうした価値観と考え方を経営の意思決定に組み込み、人的資本経営を経営陣主導で展開しております。取締役会等の重要な経営会議体においても継続して議論を重ねており、組織の将来像と人材戦略を連動させながら、持続可能な成長の基盤を構築しています。
②多様性の尊重と自然体のインクルージョン
当社グループは、ニュージーランドおよびオーストラリアといった元来多様性に富む地域において事業を展開しており、それぞれの文化的な背景の中で形成された多様性、それに根ざした寛容性・公平性を当社グループ全体に共有しながら、多様な価値観を尊重する企業風土を育んでいます。
こうした環境の中では、性別や人種、国籍といった属性にとらわれることなく、一人ひとりが持つ能力や個性が、そのまま職場における価値として活かされております。
当社グループでは、この“自然体の多様性”を国内外で共有し、社員が互いの違いを理解し尊重し合える文化の醸成に努めています。年齢、経験、背景の異なる社員同士が協働する中で、柔軟な発想や着実な実行力が発揮され、結果として組織としての厚みと強さが育まれています。
また、当社グループでは、制度的なD&I推進にとどまらず、日常の中にある「信頼」や「声をかける関係性」「自然な助け合い」が、組織文化の根幹を支えるものと考えています。
・全従業員に占める女性比率:24.3%
・管理職に占める女性比率:28.8%
・外国籍社員比率:91.4%
これらの数値は、日々の業務や職場文化の中に自然と根付いていく多様性の在り方を重視する当社グループの姿勢を反映しています。数値の追求そのものではなく、違いを理解し活かす土壌づくりを大切にしています。
セグメント別女性従業員及び女性管理職比率
(注)1.全社(共通)として記載されている使用人数は、純粋持株会社である当社に所属しているものでありま
す。
2. その他として記載されている比率は、中間持株会社であるOptimus Group Australia Pty Ltdに所属して
いるものであります。
③人材育成と組織としての成長
当社グループでは、人材育成を「個の成長」と「組織の成長・成熟」の双方を実現する重要な経営活動と位置づけ、各階層・各職種に応じた教育・経験を積む機会の提供を行っています。特に、実際に価値が生まれる現場において、その学びと成長の連鎖を重視しております。
当社グループ各社においては、それぞれの事業領域や職務特性に即した人材育成の取り組みが行われており、日々の実務の中で着実に力を伸ばし、現場で活躍する人材が育成されています。これらの取り組みを持株会社であるオプティマスグループが、グループ全体を俯瞰的な視点から支援しており、人材戦略の方向づけや育成基盤の整備を通じて、現場の成長を中長期的に後押ししています。
人材育成の対象は、経営人材候補にとどまらず、中間管理職層や若手社員など、すべての階層に及んでおり、それぞれの段階に応じた学びの機会と挑戦の場を設けています。特に中間管理職層においては、現場を束ねるリーダーとしての実行力と判断力の強化を重視し、若手社員に対しては、自律性と視野の広さを育む育成を意識しています。
また、当社グループでは、個人が単独で成長するというよりも、職場内のチームや仲間との協働の中で互いに刺激を受け、支え合う関係性を重視しております。このような環境の中で、一人ひとりが自身の役割に責任を持ちつつ、チームの成果を共に喜び合えるような文化が、組織の中で自然に育まれてきました。
④働きがいと健全な職場づくり
当社グループでは、社員が安心して挑戦できる環境、誇りを持って働き続けられる環境の整備を、人的資本投資の柱と位置づけています。対面でのコミュニケーションを大切にし、現場でのスムーズな連携や、業務を通じた気づきと学びを大切にする文化の中で、チームとしての一体感や連帯感が培われています。
一人ひとりが「役割を果たすこと」と同時に「他者を尊重し、支え合うこと」を大切にしており、こうした職場風土が、心理的安全性の高い環境づくりや、働きがいの向上につながっています。
業務の分担、対話の質、上司と部下の信頼関係など、日々の業務における「人と人とのやりとり」が、社員の成長と定着を支えており、単に制度や条件面に依存しない、健全な職場の基盤となっています。
⑤全社的な取り組みとしての人的資本経営の深化と未来への展望
当社グループの人的資本経営は、経営戦略と人材戦略を一体のものとして計画・実行し、企業価値の源泉として人を捉える考え方を全社的に浸透させる取り組みです。経営層が明確な方向性を示しつつ、組織全体で協働して推進しており、これを経営の中枢に据えています。
また、人的資本に関する取り組みは、数値的な短期の成果を追うものではなく、長期的な信頼の蓄積と、組織文化としての定着を重視しています。ステークホルダーの皆様との「ご縁」を起点とし、人材と組織との間に築かれる信頼関係を通じて、当社ならではの人的資本経営を深化させてまいります。
未来に向けては、変化の激しい事業環境の中においても、「人を信じ、育て、活かす」という信念を持ち続け、企業としての本質的な強さと、社会への貢献を両立させてまいります。
こうした考え方は、取締役会等の重要な経営会議体でも継続的に議論されており、組織の将来像と人材戦略を連動させた全社的施策として、持続可能な成長の基盤を構築しています。
①基本方針 〜企業理念と「ご縁」の精神を基盤に〜
当社グループは、「正しく公平な経営により、最善の貢献を図る」という企業理念を経営の基盤とし、人的資本を企業価値創造の中心に据え、その育成と活用を経営戦略と一体のものとして推進しております。
また創業以来、大切にしてきた「ご縁」という価値観は、株主様、取引先様をはじめとする多様なステークホルダーとの信頼を大切にする、当社グループの基本姿勢を体現しているものです。
この企業理念と「ご縁」の精神を行動として具現化するために、当社グループでは『第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等』に記載の8つの行動指針を掲げ、すべての社員が日々の業務を通じて実践しています。
これらの行動指針は、人的資本経営の根幹を支える価値観でもあります。人材の採用・育成・活躍・定着といったあらゆるフェーズにおいて、この行動指針が浸透することで、社員一人ひとりの成長と組織全体の持続的発展を実現していきます。
当社グループでは、こうした価値観と考え方を経営の意思決定に組み込み、人的資本経営を経営陣主導で展開しております。取締役会等の重要な経営会議体においても継続して議論を重ねており、組織の将来像と人材戦略を連動させながら、持続可能な成長の基盤を構築しています。
②多様性の尊重と自然体のインクルージョン
当社グループは、ニュージーランドおよびオーストラリアといった元来多様性に富む地域において事業を展開しており、それぞれの文化的な背景の中で形成された多様性、それに根ざした寛容性・公平性を当社グループ全体に共有しながら、多様な価値観を尊重する企業風土を育んでいます。
こうした環境の中では、性別や人種、国籍といった属性にとらわれることなく、一人ひとりが持つ能力や個性が、そのまま職場における価値として活かされております。
当社グループでは、この“自然体の多様性”を国内外で共有し、社員が互いの違いを理解し尊重し合える文化の醸成に努めています。年齢、経験、背景の異なる社員同士が協働する中で、柔軟な発想や着実な実行力が発揮され、結果として組織としての厚みと強さが育まれています。
また、当社グループでは、制度的なD&I推進にとどまらず、日常の中にある「信頼」や「声をかける関係性」「自然な助け合い」が、組織文化の根幹を支えるものと考えています。
・全従業員に占める女性比率:24.3%
・管理職に占める女性比率:28.8%
・外国籍社員比率:91.4%
これらの数値は、日々の業務や職場文化の中に自然と根付いていく多様性の在り方を重視する当社グループの姿勢を反映しています。数値の追求そのものではなく、違いを理解し活かす土壌づくりを大切にしています。
セグメント別女性従業員及び女性管理職比率
| セグメント | 女性従業員比率 | 女性管理職比率 |
| 輸出入 | 65.3% | 46.2% |
| 物流 | 21.8% | 61.0% |
| サービス | 42.1% | 33.3% |
| 検査 | 20.8% | 10.5% |
| 小売・卸売 | 22.8% | 19.6% |
| 全社(共通) | 46.9% | 16.7% |
| その他 | 42.9% | 0.0% |
| 合計 | 24.3% | 28.8% |
(注)1.全社(共通)として記載されている使用人数は、純粋持株会社である当社に所属しているものでありま
す。
2. その他として記載されている比率は、中間持株会社であるOptimus Group Australia Pty Ltdに所属して
いるものであります。
③人材育成と組織としての成長
当社グループでは、人材育成を「個の成長」と「組織の成長・成熟」の双方を実現する重要な経営活動と位置づけ、各階層・各職種に応じた教育・経験を積む機会の提供を行っています。特に、実際に価値が生まれる現場において、その学びと成長の連鎖を重視しております。
当社グループ各社においては、それぞれの事業領域や職務特性に即した人材育成の取り組みが行われており、日々の実務の中で着実に力を伸ばし、現場で活躍する人材が育成されています。これらの取り組みを持株会社であるオプティマスグループが、グループ全体を俯瞰的な視点から支援しており、人材戦略の方向づけや育成基盤の整備を通じて、現場の成長を中長期的に後押ししています。
人材育成の対象は、経営人材候補にとどまらず、中間管理職層や若手社員など、すべての階層に及んでおり、それぞれの段階に応じた学びの機会と挑戦の場を設けています。特に中間管理職層においては、現場を束ねるリーダーとしての実行力と判断力の強化を重視し、若手社員に対しては、自律性と視野の広さを育む育成を意識しています。
また、当社グループでは、個人が単独で成長するというよりも、職場内のチームや仲間との協働の中で互いに刺激を受け、支え合う関係性を重視しております。このような環境の中で、一人ひとりが自身の役割に責任を持ちつつ、チームの成果を共に喜び合えるような文化が、組織の中で自然に育まれてきました。
④働きがいと健全な職場づくり
当社グループでは、社員が安心して挑戦できる環境、誇りを持って働き続けられる環境の整備を、人的資本投資の柱と位置づけています。対面でのコミュニケーションを大切にし、現場でのスムーズな連携や、業務を通じた気づきと学びを大切にする文化の中で、チームとしての一体感や連帯感が培われています。
一人ひとりが「役割を果たすこと」と同時に「他者を尊重し、支え合うこと」を大切にしており、こうした職場風土が、心理的安全性の高い環境づくりや、働きがいの向上につながっています。
業務の分担、対話の質、上司と部下の信頼関係など、日々の業務における「人と人とのやりとり」が、社員の成長と定着を支えており、単に制度や条件面に依存しない、健全な職場の基盤となっています。
⑤全社的な取り組みとしての人的資本経営の深化と未来への展望
当社グループの人的資本経営は、経営戦略と人材戦略を一体のものとして計画・実行し、企業価値の源泉として人を捉える考え方を全社的に浸透させる取り組みです。経営層が明確な方向性を示しつつ、組織全体で協働して推進しており、これを経営の中枢に据えています。
また、人的資本に関する取り組みは、数値的な短期の成果を追うものではなく、長期的な信頼の蓄積と、組織文化としての定着を重視しています。ステークホルダーの皆様との「ご縁」を起点とし、人材と組織との間に築かれる信頼関係を通じて、当社ならではの人的資本経営を深化させてまいります。
未来に向けては、変化の激しい事業環境の中においても、「人を信じ、育て、活かす」という信念を持ち続け、企業としての本質的な強さと、社会への貢献を両立させてまいります。
こうした考え方は、取締役会等の重要な経営会議体でも継続的に議論されており、組織の将来像と人材戦略を連動させた全社的施策として、持続可能な成長の基盤を構築しています。