有価証券報告書-第8期(2025/04/01-2026/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善と個人消費の緩やかな回復が見込まれる一方で、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、米国・イラン情勢の緊迫化による国際的なエネルギー資源不足と原材料価格の上昇、併せて米国通商政策等の影響もあり、国内景気の先行きは依然として不透明な状況となっております。このような中、当社は「Sustain100~持続可能な明日へ~」をスローガンに掲げ、従業員への周知とお客様へ向けて積極的な活動に取り組んでまいりました。
また、「2025年人口動態統計速報」によれば、2025年(1月~12月)の出生数は約70万人に対し、死亡数は約160万人と自然減が続き、「内閣府2025年版高齢社会白書(全体版)」によると、2070年にはわが国の人口は約8,700万人、75歳以上の人口比率が約25.1%と、総人口の減少及び一層の少子・高齢化が予測されております。
なお、人口動態の将来予想(少子高齢化)が当社グループの将来にとって大きく影響を及ぼすものであると考えられる一方、死亡者数は2040年頃までは増え続け、その後の減少もなだらかに推移していくと予想されておりますので、少子高齢化による当社式典事業への業績影響は軽微であると認識しております。
このような状況下におきまして、主要事業においてホテル事業では施設・サービスの魅力を顧客ニーズに合わせた情報発信を行い、ご婚礼の施行組数が増加、また、介護事業では介護施設の入居率とサービスご利用件数が増加、その他事業では清掃、家財整理等の需要が増加いたしました。一方で式典事業では主要エリア内死亡人口の減少によりご葬儀の施行件数が減少いたしました。それらの結果、売上高は前期比2.1%増の14,149百万円、営業利益は処遇改善に伴う人件費、新規斎場出店費用の増加等により前期比15.5%減の1,102百万円、経常利益は前期比9.8%減の1,272百万円となりました。 また、親会社株主に帰属する当期純利益は減損損失を含む特別損失の増加により前期比25.8%減の619百万円となりました。
当社グループにおけるセグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
ホテル事業(ホテル・ブライダル事業)
ホテル事業では、積極的なご婚礼、ご宴会・レストラン需要の拡充、顧客ニーズに合わせたEC事業の推進を行い、売上高は前期比15.0%増の1,120百万円、営業利益は物価高騰等の影響があったものの、業務の内製化等により原価率の低減に努め回復傾向となり12百万円(前期は13百万円の営業損失)となりました。
式典事業(葬祭・法要事業)
式典事業では、業界再編による競合環境の激化や儀式儀礼文化における小規模化の流れの中、お客様からご用命いただけるよう企業基盤を強化していくことが求められております。そのような環境下、ご葬儀、仏壇仏具、法事法要、埋葬や相続、生活サポートなど終活全般におけるお客様との関係作りを推進するため、終活総合支援事業「ライフリリーフ」を開設し、集客型イベントの開催、ご相談体制の強化に努めてまいりました。
2025年6月には昨今の家族葬ニーズに対応した施設展開として「秦野ファミリーホール」(神奈川県秦野市)、2025年7月に「ファミリーホール海老名」(神奈川県海老名市)、2025年8月に「サン・ライフ 藤沢聖苑前ファミリーホール」(神奈川県藤沢市)、2025年12月に「大和桜ヶ丘駅前ファミリーホール」(神奈川県大和市)、2026年2月に「八王子元横山ファミリーホール」(東京都八王子市)を開設いたしました。これらと併せて既存斎場の快適性、安全性の向上のため、リニューアルや修繕計画を推進し、ご利用者様の利便性を高めてまいりました。しかしながら主要エリアにおける死亡数の減少に伴い、ご葬儀件数は減少、一方で自然葬、家財整理、相続不動産関連事業が増加したことにより、売上高は前期比0.1%増の10,212百万円、営業利益は新規斎場費用等の増加により前期比5.8%減の2,128百万円となりました
介護事業
介護事業では、サービス利用者の増加とサービス品質向上に努め、施設の入居率、サービスご利用件数が増加いたしました。また、2025年12月に事業譲受によりデイサービス事業所「エミーズ湘南ひらつか」を開設し、売上高は前期比5.2%増の2,276百万円、営業利益は処遇改善と採用費等による人件費が上昇したことにより、前期比24.8%減の85百万円となりました。
その他の事業
その他事業では、ハウスクリーニング事業において清掃、家財整理の需要が増加し、売上高は前期比4.0%増の540百万円、一方で、不動産取得費用、施設修繕費の増加により営業損失は27百万円(前期は31百万円の営業損失)となりました。
財政状態については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①イ.:財政状態の認識及び分析」に記載しております。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は前連結会計年度末に比べ6,639百万円減少し、3,773百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は1,207百万円となりました。主な収入要因として、税金等調整前当期純利益1,085百万円、減価償却費543百万円、のれん償却費158百万円があった一方、主な支出要因として、前払式特定取引前受金の減少409百万円、法人税等の支払額200百万円等があったことが主たる要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果支出した資金は7,647百万円となりました。これは、定期預金の預入による支出8,750百万円、有形及び無形固定資産の取得による支出1,015百万円、国債購入による有価証券及び投資有価証券の取得による支出1,299百万円、定期預金の払戻による収入3,400百万円あったことが主たる要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果支出した資金は204百万円となりました。これは、配当金の支払額204百万円があったことが主たる要因であります。
③ 生産、受注及び販売の状況
売上実績
当連結会計年度における売上実績を、セグメントごとに示すと次のとおりです。
(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績等の状況に関する分析・検討内容
イ. 財政状態の認識及び分析
(資産)
資産合計は35,977百万円(前連結会計年度比0.5%減)となりました。
流動資産は11,202百万円(前連結会計年度比8.4%減)となりました。これは、現金及び預金の減少(1,295百万円)等が主たる要因であります。
固定資産は24,775百万円(前連結会計年度比3.5%増)となりました。これは、のれんの減少等による無形固定資産の減少(68百万円)があった一方、投資有価証券の増加(922百万円)等による投資その他の資産の増加(708百万円)が主たる要因であります。
(負債)
負債合計は29,069百万円(前連結会計年度比1.6%減)となりました。
流動負債は2,378百万円(前連結会計年度比3.8%減)となりました。これは、買掛金の減少(136百万円)が主たる要因であります。
固定負債は26,691百万円(前連結会計年度比1.4%減)となりました。これは、前払式特定取引前受金の減少(409百万円)が主たる要因であります。
(純資産)
純資産合計は6,907百万円(前連結会計年度比4.6%増)となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益619百万円の計上及び配当金の支払202百万円等により、利益剰余金が増加(417百万円)したこと、その他有価証券評価差額金の減少(114百万円)等が主たる要因であります。
ロ. 経営成績の認識及び分析
(売上高)
売上高は14,149百万円(前連結会計年度比2.1%増)となりました。セグメント別には以下の通りとなります。
ホテル事業では、積極的なご婚礼、ご宴会・レストラン需要の拡充、顧客ニーズに合わせたEC事業の推進を行い、売上高は前期比15.0%増の1,120百万円。
式典事業では、業界再編による競合環境の激化や儀式儀礼文化における小規模化の流れの中、お客様からご用命いただけるよう企業基盤を強化していくことが求められております。そのような環境下、ご葬儀、仏壇仏具、法事法要、埋葬や相続、生活サポートなど終活全般におけるお客様との関係作りを推進するため、終活総合支援事業「ライフリリーフ」を開設し、集客型イベントの開催、ご相談体制の強化に努めてまいりました。また、2025年6月には昨今の家族葬ニーズに対応した施設展開として「サン・ライフ 秦野ファミリーホール」(神奈川県秦野市)、2025年7月に「サン・ライフ ファミリーホール海老名」(神奈川県海老名市)、2025年8月に「サン・ライフ 藤沢聖苑前ファミリーホール」(神奈川県藤沢市)、2025年12月に「サン・ライフ 大和桜ヶ丘駅前ファミリーホール」(神奈川県大和市)、2026年2月に「八王子元横山ファミリーホール」(東京都八王子市)、を開設いたしました。これらと併せて既存斎場の快適性、安全性の向上のため、リニューアルや修繕計画を推進し、ご利用者様の利便性を高めてまいりました。しかしながら主要エリアにおける死亡数の減少に伴い、ご葬儀件数は減少、一方で自然葬、家財整理、相続不動産関連事業が増加したことにより、売上高は前期比0.1%増の10,212百万円となりました。
介護事業では、サービス利用者の増加とサービス品質向上に努め、施設の入居率、サービスご利用件数が増加いたしました。また、2025年12月に事業譲受によりデイサービス事業所「エミーズ湘南ひらつか」を開設し、売上高は前期比5.2%増の2,276百万円となりました。
その他の事業では、ハウスクリーニング事業において清掃、家財整理の需要が増加し、売上高は前期比4.0%増の540百万円となりました。
(売上原価、売上総利益)
売上原価は10,724百万円(前連結会計年度比3.9%増)となりました。これは、各事業における物価高騰による仕入コスト、働き方改革に伴う長時間労働の改善による人員増及び処遇改善による人件費、新規斎場出店コスト等の増加が主たる要因です。
この結果、売上総利益は3,424百万円(前連結会計年度比3.2%減)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は2,321百万円(前連結会計年度比4.1%増)となりました。これは新規事業調査コストの増加等が主な要因です。
この結果、営業利益は1,102百万円(前連結会計年度比15.5%減)となりました。
(営業外損益、経常利益)
営業外損益は、前連結会計年度は105百万円の利益(純額)に対して、当連結会計年度は169百万円の利益(純額)となりました。これは主に、受取利息53百万円の増加によるものです。
この結果、経常利益は1,272百万円(前連結会計年度比9.8%減)となりました。
(特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益)
特別損益は、前連結会計年度は74百万円の損失(純額)に対して、当連結会計年度は186百万円の損失(純額)となりました。これは主に、固定資産除売却損58百万円の増加及び減損損失75百万円の増加によるものです。
以上により、親会社株主に帰属する当期純利益は619百万円(前連結会計年度比25.8%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
イ. キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
なお、当社グループは、主に営業活動により獲得したキャッシュ・フローを原資として投資活動を行っております。
ロ. 資本の財源及び資金の流動性について
当社の運転資金需要のうち主なものは、冠婚葬祭、介護サービスを提供するための材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに、当社グループの施設の新設、改修等に係る投資であります。運転資金及び投資資金については、主として営業活動から得られるキャッシュ・フローを源泉とする内部資金を基本としております。また将来、当社グループの新たな収益源となり、企業価値向上に貢献するという判断により、成長分野におけるM&Aを含めた投資の検討を行ってまいります。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善と個人消費の緩やかな回復が見込まれる一方で、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、米国・イラン情勢の緊迫化による国際的なエネルギー資源不足と原材料価格の上昇、併せて米国通商政策等の影響もあり、国内景気の先行きは依然として不透明な状況となっております。このような中、当社は「Sustain100~持続可能な明日へ~」をスローガンに掲げ、従業員への周知とお客様へ向けて積極的な活動に取り組んでまいりました。
また、「2025年人口動態統計速報」によれば、2025年(1月~12月)の出生数は約70万人に対し、死亡数は約160万人と自然減が続き、「内閣府2025年版高齢社会白書(全体版)」によると、2070年にはわが国の人口は約8,700万人、75歳以上の人口比率が約25.1%と、総人口の減少及び一層の少子・高齢化が予測されております。
なお、人口動態の将来予想(少子高齢化)が当社グループの将来にとって大きく影響を及ぼすものであると考えられる一方、死亡者数は2040年頃までは増え続け、その後の減少もなだらかに推移していくと予想されておりますので、少子高齢化による当社式典事業への業績影響は軽微であると認識しております。
このような状況下におきまして、主要事業においてホテル事業では施設・サービスの魅力を顧客ニーズに合わせた情報発信を行い、ご婚礼の施行組数が増加、また、介護事業では介護施設の入居率とサービスご利用件数が増加、その他事業では清掃、家財整理等の需要が増加いたしました。一方で式典事業では主要エリア内死亡人口の減少によりご葬儀の施行件数が減少いたしました。それらの結果、売上高は前期比2.1%増の14,149百万円、営業利益は処遇改善に伴う人件費、新規斎場出店費用の増加等により前期比15.5%減の1,102百万円、経常利益は前期比9.8%減の1,272百万円となりました。 また、親会社株主に帰属する当期純利益は減損損失を含む特別損失の増加により前期比25.8%減の619百万円となりました。
当社グループにおけるセグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
ホテル事業(ホテル・ブライダル事業)
ホテル事業では、積極的なご婚礼、ご宴会・レストラン需要の拡充、顧客ニーズに合わせたEC事業の推進を行い、売上高は前期比15.0%増の1,120百万円、営業利益は物価高騰等の影響があったものの、業務の内製化等により原価率の低減に努め回復傾向となり12百万円(前期は13百万円の営業損失)となりました。
式典事業(葬祭・法要事業)
式典事業では、業界再編による競合環境の激化や儀式儀礼文化における小規模化の流れの中、お客様からご用命いただけるよう企業基盤を強化していくことが求められております。そのような環境下、ご葬儀、仏壇仏具、法事法要、埋葬や相続、生活サポートなど終活全般におけるお客様との関係作りを推進するため、終活総合支援事業「ライフリリーフ」を開設し、集客型イベントの開催、ご相談体制の強化に努めてまいりました。
2025年6月には昨今の家族葬ニーズに対応した施設展開として「秦野ファミリーホール」(神奈川県秦野市)、2025年7月に「ファミリーホール海老名」(神奈川県海老名市)、2025年8月に「サン・ライフ 藤沢聖苑前ファミリーホール」(神奈川県藤沢市)、2025年12月に「大和桜ヶ丘駅前ファミリーホール」(神奈川県大和市)、2026年2月に「八王子元横山ファミリーホール」(東京都八王子市)を開設いたしました。これらと併せて既存斎場の快適性、安全性の向上のため、リニューアルや修繕計画を推進し、ご利用者様の利便性を高めてまいりました。しかしながら主要エリアにおける死亡数の減少に伴い、ご葬儀件数は減少、一方で自然葬、家財整理、相続不動産関連事業が増加したことにより、売上高は前期比0.1%増の10,212百万円、営業利益は新規斎場費用等の増加により前期比5.8%減の2,128百万円となりました
介護事業
介護事業では、サービス利用者の増加とサービス品質向上に努め、施設の入居率、サービスご利用件数が増加いたしました。また、2025年12月に事業譲受によりデイサービス事業所「エミーズ湘南ひらつか」を開設し、売上高は前期比5.2%増の2,276百万円、営業利益は処遇改善と採用費等による人件費が上昇したことにより、前期比24.8%減の85百万円となりました。
その他の事業
その他事業では、ハウスクリーニング事業において清掃、家財整理の需要が増加し、売上高は前期比4.0%増の540百万円、一方で、不動産取得費用、施設修繕費の増加により営業損失は27百万円(前期は31百万円の営業損失)となりました。
財政状態については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①イ.:財政状態の認識及び分析」に記載しております。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は前連結会計年度末に比べ6,639百万円減少し、3,773百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は1,207百万円となりました。主な収入要因として、税金等調整前当期純利益1,085百万円、減価償却費543百万円、のれん償却費158百万円があった一方、主な支出要因として、前払式特定取引前受金の減少409百万円、法人税等の支払額200百万円等があったことが主たる要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果支出した資金は7,647百万円となりました。これは、定期預金の預入による支出8,750百万円、有形及び無形固定資産の取得による支出1,015百万円、国債購入による有価証券及び投資有価証券の取得による支出1,299百万円、定期預金の払戻による収入3,400百万円あったことが主たる要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果支出した資金は204百万円となりました。これは、配当金の支払額204百万円があったことが主たる要因であります。
③ 生産、受注及び販売の状況
売上実績
当連結会計年度における売上実績を、セグメントごとに示すと次のとおりです。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | |
| 売上高(千円) | 前年同期比(%) | |
| ホテル事業 | ||
| ホテルサンライフガーデン | 817,247 | 109.82 |
| ザ・ウイングス | 298,369 | 130.61 |
| その他 | 5,368 | 294.35 |
| ホテル事業売上高 | 1,120,985 | 115.04 |
| 式典事業 | ||
| 湘南式典グループ | 3,881,639 | 98.52 |
| 県央式典グループ | 3,824,620 | 100.95 |
| 西東京式典グループ | 2,505,743 | 101.47 |
| 式典事業売上高 | 10,212,004 | 100.13 |
| 介護事業 | 2,276,000 | 105.19 |
| 介護事業売上高 | 2,276,000 | 105.19 |
| その他の事業 | ||
| 手数料収入 | 92,941 | 108.20 |
| その他 | 447,639 | 103.26 |
| その他の事業売上高 | 540,580 | 104.08 |
| 合計 | 14,149,571 | 102.12 |
(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績等の状況に関する分析・検討内容
イ. 財政状態の認識及び分析
(資産)
資産合計は35,977百万円(前連結会計年度比0.5%減)となりました。
流動資産は11,202百万円(前連結会計年度比8.4%減)となりました。これは、現金及び預金の減少(1,295百万円)等が主たる要因であります。
固定資産は24,775百万円(前連結会計年度比3.5%増)となりました。これは、のれんの減少等による無形固定資産の減少(68百万円)があった一方、投資有価証券の増加(922百万円)等による投資その他の資産の増加(708百万円)が主たる要因であります。
(負債)
負債合計は29,069百万円(前連結会計年度比1.6%減)となりました。
流動負債は2,378百万円(前連結会計年度比3.8%減)となりました。これは、買掛金の減少(136百万円)が主たる要因であります。
固定負債は26,691百万円(前連結会計年度比1.4%減)となりました。これは、前払式特定取引前受金の減少(409百万円)が主たる要因であります。
(純資産)
純資産合計は6,907百万円(前連結会計年度比4.6%増)となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益619百万円の計上及び配当金の支払202百万円等により、利益剰余金が増加(417百万円)したこと、その他有価証券評価差額金の減少(114百万円)等が主たる要因であります。
ロ. 経営成績の認識及び分析
(売上高)
売上高は14,149百万円(前連結会計年度比2.1%増)となりました。セグメント別には以下の通りとなります。
ホテル事業では、積極的なご婚礼、ご宴会・レストラン需要の拡充、顧客ニーズに合わせたEC事業の推進を行い、売上高は前期比15.0%増の1,120百万円。
式典事業では、業界再編による競合環境の激化や儀式儀礼文化における小規模化の流れの中、お客様からご用命いただけるよう企業基盤を強化していくことが求められております。そのような環境下、ご葬儀、仏壇仏具、法事法要、埋葬や相続、生活サポートなど終活全般におけるお客様との関係作りを推進するため、終活総合支援事業「ライフリリーフ」を開設し、集客型イベントの開催、ご相談体制の強化に努めてまいりました。また、2025年6月には昨今の家族葬ニーズに対応した施設展開として「サン・ライフ 秦野ファミリーホール」(神奈川県秦野市)、2025年7月に「サン・ライフ ファミリーホール海老名」(神奈川県海老名市)、2025年8月に「サン・ライフ 藤沢聖苑前ファミリーホール」(神奈川県藤沢市)、2025年12月に「サン・ライフ 大和桜ヶ丘駅前ファミリーホール」(神奈川県大和市)、2026年2月に「八王子元横山ファミリーホール」(東京都八王子市)、を開設いたしました。これらと併せて既存斎場の快適性、安全性の向上のため、リニューアルや修繕計画を推進し、ご利用者様の利便性を高めてまいりました。しかしながら主要エリアにおける死亡数の減少に伴い、ご葬儀件数は減少、一方で自然葬、家財整理、相続不動産関連事業が増加したことにより、売上高は前期比0.1%増の10,212百万円となりました。
介護事業では、サービス利用者の増加とサービス品質向上に努め、施設の入居率、サービスご利用件数が増加いたしました。また、2025年12月に事業譲受によりデイサービス事業所「エミーズ湘南ひらつか」を開設し、売上高は前期比5.2%増の2,276百万円となりました。
その他の事業では、ハウスクリーニング事業において清掃、家財整理の需要が増加し、売上高は前期比4.0%増の540百万円となりました。
(売上原価、売上総利益)
売上原価は10,724百万円(前連結会計年度比3.9%増)となりました。これは、各事業における物価高騰による仕入コスト、働き方改革に伴う長時間労働の改善による人員増及び処遇改善による人件費、新規斎場出店コスト等の増加が主たる要因です。
この結果、売上総利益は3,424百万円(前連結会計年度比3.2%減)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は2,321百万円(前連結会計年度比4.1%増)となりました。これは新規事業調査コストの増加等が主な要因です。
この結果、営業利益は1,102百万円(前連結会計年度比15.5%減)となりました。
(営業外損益、経常利益)
営業外損益は、前連結会計年度は105百万円の利益(純額)に対して、当連結会計年度は169百万円の利益(純額)となりました。これは主に、受取利息53百万円の増加によるものです。
この結果、経常利益は1,272百万円(前連結会計年度比9.8%減)となりました。
(特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益)
特別損益は、前連結会計年度は74百万円の損失(純額)に対して、当連結会計年度は186百万円の損失(純額)となりました。これは主に、固定資産除売却損58百万円の増加及び減損損失75百万円の増加によるものです。
以上により、親会社株主に帰属する当期純利益は619百万円(前連結会計年度比25.8%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
イ. キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
なお、当社グループは、主に営業活動により獲得したキャッシュ・フローを原資として投資活動を行っております。
ロ. 資本の財源及び資金の流動性について
当社の運転資金需要のうち主なものは、冠婚葬祭、介護サービスを提供するための材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに、当社グループの施設の新設、改修等に係る投資であります。運転資金及び投資資金については、主として営業活動から得られるキャッシュ・フローを源泉とする内部資金を基本としております。また将来、当社グループの新たな収益源となり、企業価値向上に貢献するという判断により、成長分野におけるM&Aを含めた投資の検討を行ってまいります。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。