有価証券報告書-第18期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2025/06/26 13:00
【資料】
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【項目】
152項目
(2)戦略
当社グループは、持続可能な社会の実現・継続的な企業価値の向上の両立を目指し、6つのマテリアリティ(重要課題)に取り組んでおります。
① 6つのマテリアリティ
ⅰ.技術リソースのシェア・流動化
企業の枠を超え、複数のプロジェクトに携わることが可能なITフリーランスの活用を通じ、課題解決に取り組んでまいります。ITフリーランスの技術スキル・経験・志向性、そして企業の案件をデータベース化し、「技術力をシェアするプラットフォーム」の役割を担うことで、雇用にこだわらない人材活用を啓蒙し、社会のIT人材不足の解消に貢献してまいります。
取り組み施策(一例)
・ITフリーランス専門の案件検索サイト「geechs job(ギークスジョブ)」
・人材サーチ型のマッチングプラットフォーム「GEECHS DIRECT(ギークスダイレクト)」
ⅱ.IT・DX・AI人材の成長・リスキリング
Seed Tech事業では、デジタル人材育成プラットフォーム「ソダテク」の提供を通じ、リスキリングの機会提供、企業内でIT人材を育成する環境づくりを進めております。また、2013年より行っているフィリピン・セブ島でのデジタル留学サービス「Seed Tech School」を提供し、IT人材の育成・母数拡大に貢献しております。
取り組み施策(一例)
・デジタル人材育成プラットフォーム「ソダテク」
・フィリピン・セブ島でのデジタル留学「Seed Tech School」
・ITエンジニアの育成プロジェクト「Seed Tech Camp」
・フィリピン・セブ島でのオフショア開発
ⅲ.フリーランスが安心して働ける環境の整備
ITフリーランス向け福利厚生プログラム「フリノベ」を2017年より運営するなど、ITフリーランスの声をもとに働き方を支援するサービスを生み出してまいりました。フリーランスというキャリアの選択を後押しし、安心して長く働き続けることができる環境づくりを目指しております。
取り組み施策(一例)
・ITフリーランス向け福利厚生プログラム「フリノベ」
・エンジニアを対象としたセミナー「Tech Valley」
・カスタマーサポート担当によるITフリーランスへのサポート体制
ⅳ.コーポレートガバナンスの強化
IT・DX・AI人材の活用を軸とした、技術リソースのプラットフォームの活用という事業の性質上、健全性の高い組織を構築し、永続的に維持していくことが重要であると考えております。この認識とコンプライアンスの重要性をコーポレート・ガバナンスの基本的な考え方として、社会的信頼の確保に取り組んでまいります。
取り組み施策(一例)
・安心・安全・公正な取引
・リスクマネジメントの強化
・セキュリティポリシーの遵守
ⅴ. パートナーシップの形成・拡充
持続可能な社会の実現のため、ステークホルダーとのパートナーシップの拡充が重要であると考え、従業員・家族・ITフリーランス・パートナー企業・株主・社会との接点において、当社グループが果たす役割を最大化してまいります。
取り組み施策(一例)
・Culture Deckを基軸とした従業員の採用・育成・評価等の推進
・当社グループで働く従業員の家族を招いたイベント等の実施
・「健康経営優良法人」及び「健康優良企業『銀』の認定」の継続取得
ⅵ. 気候変動への対応と対策
気候変動という環境課題に対し、環境負荷の低い事業展開や企業活動における温室効果ガス排出量の抑制などを通じ、地球環境へのリスク軽減に貢献する取り組みを進めております。
取り組み施策(一例)
・サスティナビリティ開示(国内・海外拠点のCO2排出量等の算定及び開示)
・フレキシブルオフィスWeWorkへの入居
・SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)推進の観点からの業務改善
② 環境への配慮
当社グループは、創業以来、環境負荷の少ない事業活動を推進してまいりました。持続可能な社会の実現に向けて策定した「環境宣言2030」は、一定の役割を果たしたことから、本年度よりその理念を引き継ぐかたちで、6つ目のマテリアリティ「気候変動への対応と対策」を新たに策定いたしました。これに基づき、より実効性の高い環境負荷低減の取り組みを進めております。
また、環境に関する情報開示の強化として、従来より開示していたCO2排出量、電気使用量、ゴミ排出量、複合機使用量等に加え、本年度よりCO2排出量の算定対象を「GHGプロトコル」のScope3(サプライチェーン全体で間接的に発生する排出量)に含まれる3項目(出張、通勤、リース機器)にまで拡大し、より包括的な環境負荷の“見える化”を進めております。
③ 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略
当社グループにおける人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は、年齢や性別などに関係なく様々な人材が活躍可能な環境や仕組みを整備すること、また多様な人材が意欲を持って活躍する活力ある組織の構築を推進することを目的とし、ウェルビーイング、エンゲージメント、キャリアディベロップメントの3つの軸を中心としております。
ⅰ.ウェルビーイング(心身ともに健康に挑戦できる基盤づくり)
仕事に全力で取り組み、挑戦を続けるためには、心身ともに満たされていること、そして、さまざまなライフステージの変化があっても長く楽しく働き続けることができる環境を整備することが不可欠だと考えております。特に、組織における多様性の確保は、イノベーションの創出に直結するだけでなく、多角的な視点からのリスク対応力を高めるなど、持続的な成長を実現する上で原動力となるものと認識しております。組織に存在する様々なジェンダー格差等の問題を可視化し、改善してまいります。
<指標>管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率
ⅱ.エンゲージメント(組織に愛着を持ち楽しみながら働く)
メンバーが組織に愛着を持ち、やりがいを持って楽しく働く環境を実現するためには、会社の方針や経営層の考え方への理解、一体感を感じる取り組みが必要と捉えております。2019年より株式会社アトラエが運営する組織力向上プラットフォーム「Wevox」を活用し、組織のエンゲージメントを月に1回の頻度で測定しております。チームやメンバーの状態を可視化し、思い込みではなくデータに基づいたコミュニケーションや施策をとることで、より良い組織づくりを目指しております。
<指標>「Wevox」エンゲージメント総合スコア
ⅲ.キャリアディベロップメント(自立したキャリア形成支援)
グループ会社であるシードテック株式会社が提供するデジタル人材育成プラットフォーム「ソダテク」を当社グループ従業員に対する研修制度の一環として導入しております。これにより、従業員自身が、当社の主要事業であるIT人材事業において契約の目的とされる委託業務の内容を正確に理解・把握するとともに、個々人のスキル・能力の向上を目的として、自ら進んで学習できる環境を確保しております。このような研修機会を提供することは、企業価値及び競争における優位性を維持・向上させるものであり、ひいては持続可能な社会を目指す上で必要不可欠であると認識しており、これらへの投資・維持について継続的に取り組んでおります。
<指標>「ソダテク」利用率
また、当社の主幹事業であるIT人材事業(国内)においては、自律性・個別性・心理的安全性を重視し、人材育成・組織風土の醸成を進めております。

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