4599 ステムリム

4599
2024/09/19
時価
275億円
PER
-倍
2020年以降
赤字-542.14倍
(2020-2024年)
PBR
3.64倍
2020年以降
1.47-10.05倍
(2020-2024年)
配当 予
0%
ROE
-%
ROA
-%
資料
Link
CSV,JSON

事業収益

【期間】

個別

2019年4月30日
1億
2020年4月30日 +300%
4億
2021年4月30日 -47.5%
2億1000万
2022年4月30日 -89.06%
2297万
2023年4月30日 +999.99%
23億5000万

有報情報

#1 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
当社が大阪大学との共同研究で開発を進めている幹細胞遺伝子治療(開発コード:PJ5)は、表皮水疱症患者の水疱から間葉系幹細胞を採取する独自の開発技術を基盤として、レンチウイルスベクタ―を用いてⅦ型コラーゲン遺伝子を患者皮膚由来間葉系幹細胞に効率的に導入し、水疱内へと戻して持続的Ⅶ型コラーゲン供給を可能にする根治的表皮水疱症治療技術です。患者由来皮膚細胞を用いて表皮水疱症モデル皮膚組織を作製し、吸引法により水疱を人工的に形成したところ、Ⅶ型コラーゲン遺伝子を導入した間葉系幹細胞を水疱内と同じ領域に投与して作製した表皮水疱症モデル皮膚組織では、Ⅶ型コラーゲンタンパク質を広範囲に基底膜領域へ供給しており、水疱が形成されないことが確認されました。また、他の投与経路と比較して水疱内投与は生体内において高い生着能を確認しております。遺伝子導入細胞の表皮シートを介した移植や皮内投与と比較し、より患者の負担が少なく高い薬効を長期間持続的に示す幹細胞遺伝子治療は、現在有効な根治療法のない栄養障害型表皮水疱症の根治的治療法となることが期待されます。また当社は、2022年4月より国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が実施する令和4年度「難治性疾患実用化研究事業」において、共同研究企業として参画しております。本AMED採択研究では、当社においてこれまで蓄積された幹細胞遺伝子治療研究の豊富なデータと知見を活用しながら、栄養障害型表皮水疱症の根治的治療の実現を目的としています。
このような状況のもと、当第3四半期累計期間の事業収益はなし(前年同期は2,350,000千円の事業収益)、営業損失は1,552,134千円(前年同期は755,346千円の営業利益)、経常損失は1,552,224千円(前年同期は758,335千円の経常利益)、四半期純損失は1,519,000千円(前年同期は780,447千円の四半期純利益)となりました。
なお、当社は再生誘導医薬事業の単一セグメントであるため、セグメント別の業績記載を省略しております。
2024/06/13 9:56