有価証券報告書-第13期(令和2年9月1日-令和3年8月31日)
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、「女性だけの30分健康体操教室 カーブス」を中心とした事業を展開しております。カーブスを通じて「健康の大切さ」「運動の大切さ」「筋トレの大切さ」を世の中に広め、一人でも多くの方に「正しい運動」を始めていただき、続けていただく、そして運動を習慣化した先に「お客様の豊かな人生を実現していただくこと」を使命として担っております。
(2) 中長期的な経営戦略
当社グループは、「地域密着の健康インフラ」として、正しい運動習慣を広めることを通じて、人生100年時代における重要課題である健康寿命延伸の実現に貢献してまいります。
2025年には、65歳以上の人口比重は3割を超え、かつ人口ボリュームゾーンである団塊世代が75歳以上の後期高齢者となる(「令和元年版高齢社会白書」より)など高齢化が急激に進行している中、さらにコロナショックにより、健康二次被害(外出自粛による運動不足、交流不足などによって、持病や関節痛の悪化、認知機能の低下、フレイル悪化などの二次的な健康被害がおきること)の進行が重大な社会課題として顕在化してきており、当社の属する予防・健康産業の社会的重要性はさらに高まっています。
このような中、当社グループでは、ウィズコロナ・アフターコロナの市場環境は次の2つの視点から量的質的変化が加速するものと捉えています。
・健康マーケットの広がり:コロナショックは自らの生命、健康に目を向けざるを得ない機会となり、中長期的には「自分の健康は自分で守る」との認識が一層広がり、予防・健康マーケットは大きく拡大をしていく。
・非接触型サービス需要の高まり:アフターコロナにおいても消費者心理、社会経済状況には新型コロナウイルス感染症の影響が色濃く残り、非接触型サービスの需要が高まるなど質的な変化が発生する。
これらの潜在市場を顕在化させ、企業価値向上につなげるために、リアルとオンライン融合の新しいビジネスモデルでの成長戦略の展開を着実に行ってまいります。
また、早期の事業回復と新しい経営環境下でのビジネスモデル確立を実現するには、
・顧客満足度の一層の向上、フランチャイズ加盟店経営の安定化などの事業基盤を守り育てること
・マーケティングを強化し、積極的な費用投下をし、会員数の回復をまず図ること
・オンライン体操教室「おうちでカーブス」など新たなビジネスモデルを早期に軌道に乗せること
が引き続き重要課題であると認識しております。これらの重要課題へ取り組んでいくとともに、メンズ・カーブスの多店舗化に向けたビジネスモデル構築等、新規事業の創造にも積極的に取り組んでまいります。
(3) 目標とする経営指標
当社グループが重視する経営指標は、経営資源の有効活用と成長性の持続を図るため、会員数、ROA(総資産経常利益率)及び経常利益成長率としております。確実に利益を獲得できると見込めることに資本を投下するとともに、その利益を継続的に拡大するための経営戦略を推進してまいります。
(4) 会社の優先的に対処すべき課題
人生100年時代における重要課題である健康寿命延伸の実現に貢献する「地域密着の健康インフラ」としての使命を果たしていくために一層の店舗網と会員数の拡大、サービスの開発が必要です。さらに、直近の状況下では、コロナショックによる健康二次被害の進行が重大な社会課題として顕在化してきており、当社の属する予防・健康産業の社会的重要性はさらに高まっています。
コロナショックでの健康二次被害や「自分の健康は自分で守る」との予防・健康意識の高まり、非接触型サービス需要の増大等、予防・健康マーケットの量的質的変化は加速しており、この潜在市場を顕在化させ、企業価値向上につなげる戦略の展開を着実に行ってまいります。
当面の解決すべき課題としては、顧客満足度の一層の向上とフランチャイズ加盟店の収益力回復などを通じて事業基盤を守り育てること、コロナショックの影響で減少をした会員数を早期に回復させること、さらなる成長のためにリアルとオンラインを融合させた新しいビジネスモデルを確立すること、と認識しており、マーケティングの積極的展開、事業開発への戦略投資を行ってまいります。
今後の見通しについて、当社グループは2022年末(2022年12月末)までの約2年間での事業回復と新しい経営環境下でのビジネスモデル確立を目指しており、2022年8月期(2021年9月1日~2022年8月31日)は、これを確実なものとする年度と位置付け戦略を遂行してまいります。
2021年8月期(2020年9月1日~2021年8月31日)は、利益が通期予想を上回った一方、最優先課題である「会員数の早期回復」には道半ばであり、足元の経営環境は引き続き不透明かつ不安定な状況にあります。このような中、早期の事業回復と新しい経営環境下でのビジネスモデル確立を実現するには、
①顧客満足度の一層の向上、フランチャイズ加盟店経営の安定化などの事業基盤を守り育てること
②マーケティングを強化し、積極的な費用投下をし、会員数の回復をまず図ること
③オンライン体操教室「おうちでカーブス」など新たなビジネスモデルを早期に軌道に乗せること
が引き続き重要課題であると認識しており、2022年8月期においてもマーケティングの強化等の戦略投資を実施していく計画です。
2022年8月期の通期連結業績見通しは、売上高265億50百万円(前連結会計年度比7.6%増)、営業利益25億円(前連結会計年度比54.1%増)、経常利益24億50百万円(前連結会計年度比42.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益15億98百万円(前連結会計年度比41.5%増)を見込んでいます。
詳細は以下の通りです。
(前提としている経営環境)
本業績見通しは、ワクチン接種率の向上や医療体制整備の進展などによってコロナショックの社会経済活動への影響が段階的に穏やかなものとなり、国民の日常生活も感染予防はしつつも徐々に正常化をしていくケースを前提として策定しています。
新たな変異株による感染拡大、医療体制の逼迫などによって、再び社会経済活動へ大きな影響が発生することも考えられますが、本業績見通しはそのような事態の発生を想定しないケースとして策定しております。
(国内事業)
・2022年8月期通期で、新規出店を25店舗、コロナショックの影響が大きいフランチャイズ店の閉店・統合を50店舗予定しており、店舗数は25店舗純減の期末1,933店舗と予想しています。
・2020年2月末83.2万名であった会員数は、コロナショックの影響により2020年5月末54.5万名(休会を除く実質会員数)まで減少しましたが、2021年8月末69.3万名まで回復をいたしました。2022年8月期は「会員数の早期回復」に向けて、年3回の魅力的なキャンペーンを実施すること等による新規入会の復調を見込んでおり、期末の会員数を79.8万名(オンライン会員を含む)と予想しています。
・会員向け物販は会員数増に応じた契約数、販売数の増加を見込んでいます。
・2022年末までの事業回復と新しい経営環境下でのビジネスモデル確立を実現するためには、「会員数の早期回復」が優先課題となります。そのため、マーケティング費用の積極的投下、新規事業開発への戦略的投資を引き続き進めていく計画です。
(海外事業)
・重点地域である欧州(イギリス、イタリア、スペインなど)においては、各国営業を再開しており、会員数も回復に向かっています。今後、社会経済状況が落ち着いてきた地域から徐々に、オンラインフィットネスの提供など新しいビジネスモデルの実験を積み重ね、変化する経営環境に適応した戦略の立案と実行をしていきます。そのため、通期で営業赤字が続く見通しとしております。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、「女性だけの30分健康体操教室 カーブス」を中心とした事業を展開しております。カーブスを通じて「健康の大切さ」「運動の大切さ」「筋トレの大切さ」を世の中に広め、一人でも多くの方に「正しい運動」を始めていただき、続けていただく、そして運動を習慣化した先に「お客様の豊かな人生を実現していただくこと」を使命として担っております。
(2) 中長期的な経営戦略
当社グループは、「地域密着の健康インフラ」として、正しい運動習慣を広めることを通じて、人生100年時代における重要課題である健康寿命延伸の実現に貢献してまいります。
2025年には、65歳以上の人口比重は3割を超え、かつ人口ボリュームゾーンである団塊世代が75歳以上の後期高齢者となる(「令和元年版高齢社会白書」より)など高齢化が急激に進行している中、さらにコロナショックにより、健康二次被害(外出自粛による運動不足、交流不足などによって、持病や関節痛の悪化、認知機能の低下、フレイル悪化などの二次的な健康被害がおきること)の進行が重大な社会課題として顕在化してきており、当社の属する予防・健康産業の社会的重要性はさらに高まっています。
このような中、当社グループでは、ウィズコロナ・アフターコロナの市場環境は次の2つの視点から量的質的変化が加速するものと捉えています。
・健康マーケットの広がり:コロナショックは自らの生命、健康に目を向けざるを得ない機会となり、中長期的には「自分の健康は自分で守る」との認識が一層広がり、予防・健康マーケットは大きく拡大をしていく。
・非接触型サービス需要の高まり:アフターコロナにおいても消費者心理、社会経済状況には新型コロナウイルス感染症の影響が色濃く残り、非接触型サービスの需要が高まるなど質的な変化が発生する。
これらの潜在市場を顕在化させ、企業価値向上につなげるために、リアルとオンライン融合の新しいビジネスモデルでの成長戦略の展開を着実に行ってまいります。
また、早期の事業回復と新しい経営環境下でのビジネスモデル確立を実現するには、
・顧客満足度の一層の向上、フランチャイズ加盟店経営の安定化などの事業基盤を守り育てること
・マーケティングを強化し、積極的な費用投下をし、会員数の回復をまず図ること
・オンライン体操教室「おうちでカーブス」など新たなビジネスモデルを早期に軌道に乗せること
が引き続き重要課題であると認識しております。これらの重要課題へ取り組んでいくとともに、メンズ・カーブスの多店舗化に向けたビジネスモデル構築等、新規事業の創造にも積極的に取り組んでまいります。
(3) 目標とする経営指標
当社グループが重視する経営指標は、経営資源の有効活用と成長性の持続を図るため、会員数、ROA(総資産経常利益率)及び経常利益成長率としております。確実に利益を獲得できると見込めることに資本を投下するとともに、その利益を継続的に拡大するための経営戦略を推進してまいります。
(4) 会社の優先的に対処すべき課題
人生100年時代における重要課題である健康寿命延伸の実現に貢献する「地域密着の健康インフラ」としての使命を果たしていくために一層の店舗網と会員数の拡大、サービスの開発が必要です。さらに、直近の状況下では、コロナショックによる健康二次被害の進行が重大な社会課題として顕在化してきており、当社の属する予防・健康産業の社会的重要性はさらに高まっています。
コロナショックでの健康二次被害や「自分の健康は自分で守る」との予防・健康意識の高まり、非接触型サービス需要の増大等、予防・健康マーケットの量的質的変化は加速しており、この潜在市場を顕在化させ、企業価値向上につなげる戦略の展開を着実に行ってまいります。
当面の解決すべき課題としては、顧客満足度の一層の向上とフランチャイズ加盟店の収益力回復などを通じて事業基盤を守り育てること、コロナショックの影響で減少をした会員数を早期に回復させること、さらなる成長のためにリアルとオンラインを融合させた新しいビジネスモデルを確立すること、と認識しており、マーケティングの積極的展開、事業開発への戦略投資を行ってまいります。
今後の見通しについて、当社グループは2022年末(2022年12月末)までの約2年間での事業回復と新しい経営環境下でのビジネスモデル確立を目指しており、2022年8月期(2021年9月1日~2022年8月31日)は、これを確実なものとする年度と位置付け戦略を遂行してまいります。
2021年8月期(2020年9月1日~2021年8月31日)は、利益が通期予想を上回った一方、最優先課題である「会員数の早期回復」には道半ばであり、足元の経営環境は引き続き不透明かつ不安定な状況にあります。このような中、早期の事業回復と新しい経営環境下でのビジネスモデル確立を実現するには、
①顧客満足度の一層の向上、フランチャイズ加盟店経営の安定化などの事業基盤を守り育てること
②マーケティングを強化し、積極的な費用投下をし、会員数の回復をまず図ること
③オンライン体操教室「おうちでカーブス」など新たなビジネスモデルを早期に軌道に乗せること
が引き続き重要課題であると認識しており、2022年8月期においてもマーケティングの強化等の戦略投資を実施していく計画です。
2022年8月期の通期連結業績見通しは、売上高265億50百万円(前連結会計年度比7.6%増)、営業利益25億円(前連結会計年度比54.1%増)、経常利益24億50百万円(前連結会計年度比42.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益15億98百万円(前連結会計年度比41.5%増)を見込んでいます。
詳細は以下の通りです。
(前提としている経営環境)
本業績見通しは、ワクチン接種率の向上や医療体制整備の進展などによってコロナショックの社会経済活動への影響が段階的に穏やかなものとなり、国民の日常生活も感染予防はしつつも徐々に正常化をしていくケースを前提として策定しています。
新たな変異株による感染拡大、医療体制の逼迫などによって、再び社会経済活動へ大きな影響が発生することも考えられますが、本業績見通しはそのような事態の発生を想定しないケースとして策定しております。
(国内事業)
・2022年8月期通期で、新規出店を25店舗、コロナショックの影響が大きいフランチャイズ店の閉店・統合を50店舗予定しており、店舗数は25店舗純減の期末1,933店舗と予想しています。
・2020年2月末83.2万名であった会員数は、コロナショックの影響により2020年5月末54.5万名(休会を除く実質会員数)まで減少しましたが、2021年8月末69.3万名まで回復をいたしました。2022年8月期は「会員数の早期回復」に向けて、年3回の魅力的なキャンペーンを実施すること等による新規入会の復調を見込んでおり、期末の会員数を79.8万名(オンライン会員を含む)と予想しています。
・会員向け物販は会員数増に応じた契約数、販売数の増加を見込んでいます。
・2022年末までの事業回復と新しい経営環境下でのビジネスモデル確立を実現するためには、「会員数の早期回復」が優先課題となります。そのため、マーケティング費用の積極的投下、新規事業開発への戦略的投資を引き続き進めていく計画です。
(海外事業)
・重点地域である欧州(イギリス、イタリア、スペインなど)においては、各国営業を再開しており、会員数も回復に向かっています。今後、社会経済状況が落ち着いてきた地域から徐々に、オンラインフィットネスの提供など新しいビジネスモデルの実験を積み重ね、変化する経営環境に適応した戦略の立案と実行をしていきます。そのため、通期で営業赤字が続く見通しとしております。