BNCTの認知度向上への取り組みについては、当社製剤の提供を行っております江戸川病院で実施された再発乳癌を対象とした研究者主導の特定臨床研究に関する論文が、Cureusの電子版(論文題目「The Effects of Boron Neutron Capture Therapy on the Lungs in Recurrent Breast Cancer Treatment」)に掲載され、また切除不能な局所再発頭頸部癌又は切除不能な局所進行頭頸部癌を対象に大阪医科薬科大学関西BNCT共同医療センターで行われた治療の結果に関する論文がCancer Medicine(論文題目「Preliminary outcomes of boron neutron capture therapy for head and neck cancers as a treatment covered by public health insurance system in Japan: Real-world experiences over a 2-year period」)に掲載されておりますが、さらに、南東北BNCT研究センターで行われた治療の結果を踏まえ、BNCTの有効性と安全性に関して取りまとめた論文が、Radiotherapy and Oncology(論文題目「Efficacy and safety of boron neutron capture therapy for Hypopharyngeal/Laryngeal cancer patients with previous head and neck irradiation」)に掲載されております。またBNCTと免疫チェックポイント阻害剤(ICI)を組み合わせた治療法の研究についての論文もCancer Science(論文題目「Overcoming Immunotherapy Resistance and Inducing Abscopal Effects with Boron-Neutron ImmunoTherapy (B-NIT)」)に掲載されました。これは、当社製剤を使用したBNCTとICI免疫療法の組み合わせによる治療効果の向上を目的とした研究成果であり、本論文ではBNCTとICI免疫療法の組み合わせを用いることで、より高い治療効果が期待できることが示唆されております。これらの論文掲載を契機として、より一層のBNCTの認知度向上に向けた取り組みを進めてまいります。
以上の結果、当中間会計期間の売上高は169,394千円(前年同期比10.0%増)、営業損失は269,080千円(前年同期の営業損失は301,233千円)、経常損失は267,279千円(前年同期の経常損失は303,679千円)、中間純損失は268,720千円(前年同期の中間純損失は305,856千円)となりました。
なお、当社は医薬品開発事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
2024/11/12 13:06