当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、緊急事態宣言やま ん延防止等重点措置が断続的に発令され、12月には新たな変異株「オミクロン株」が確認されるなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。長引く新型コロナウイルス感染症拡大(以下、「コロナ禍」)の影響は、経済だけでなく、人と人とのコミュニケーションの在り方、働き方、行動様式、空間の在り方等、様々な分野に及んでおります。
デザインを中心としたクリエイティブ組織である当社グループは、このような状況を社会課題の解決と事業の拡大を両立する機会と捉え、オフィス、建築、都市デザイン等の分野で新たな価値の創出に取り組んでまいりました。コロナ禍で社会全体の行動様式が変化する中、当社グループが提供するデザインへのニーズは引き続き堅調であり、建築のデザインやインテリアデザインを主体としたビル全体のリデザイン案件、大型のオフィスデザイン案件等を着実に積み上げ、当連結会計年度の売上高は8,032,744千円となりました。これにより、創業以来の増収(変則決算期を除く)を継続しており、過去最高の売上高となりました。当社グループは、前連結会計年度が9ヶ月間の変則決算期であったため前期売上高との比較はできないものの、2020年1月~12月の合算数値と比較した売上高前年同期間比は、12.9%増となります。また、利益率の高いデザイン・企画案件の受注獲得を進めたこと、コロナ禍の影響で活動費が抑制されたこと等から各利益は計画を上回り、営業利益は955,601千円(前年同期間比19.4%増)、経常利益は947,032千円(同27.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は574,672千円(同18.5%増)となり、過去最高益を更新しております。
なお、当社グループは、デザイン事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
2022/03/25 15:03