有価証券報告書-第12期(2024/01/01-2024/12/31)

【提出】
2025/03/28 10:27
【資料】
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【項目】
128項目
(重要な会計上の見積り)
1. のれんの評価
(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)
前連結会計年度当連結会計年度
のれん456413

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
のれん残高は主に子会社である株式会社Trysの株式を566百万円で取得した際に同社の超過収益力として認識したものであり、当連結会計年度末ののれん残高は342百万円です。
のれんについては、超過収益力の毀損の有無を検討し、減損の兆候を把握した場合には、のれんの残存償却期間に対応する期間における割引前将来キャッシュ・フローを事業計画に基づいて算定し、帳簿価額と比較して減損損失の認識の要否を判定しています。割引前将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となる事業計画の作成における主要な仮定は、主要な顧客に対する売上高及び人員計画などであります。減損損失の認識が必要と判定された場合、当該のれんについては、回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として認識しています。当連結会計年度においては、損益の実績が株式取得時の事業計画を下回り、当該のれんについて減損の兆候を把握しておりますが、割引前将来キャッシュ・フローがのれんを含む固定資産の帳簿価額を上回るため、減損損失は計上しておりません。
(3)翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討していますが、事業計画や市場環境の変化などによって影響を受ける可能性があり、実際の業績が見積りと異なる場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において重要な影響を与える可能性があります。
2. 投資有価証券の評価
(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)
前連結会計年度当連結会計年度
投資有価証券(非上場株式等)489675

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
投資有価証券の評価に当たっては、投資時の事業計画と実績を比較してその達成状況を把握するとともに、外部経営環境等を勘案して、今後の事業計画の実現可能性を評価し、その超過収益力等の毀損の有無を判断しています。
(3)翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
投資先の実績等が投資時の計画を下回った場合などは、超過収益力が毀損したと判断し、翌連結会計年度の連結財務諸表において重要な影響を与える可能性があります。