有価証券報告書-第31期(2023/04/01-2024/03/31)
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要及び経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
なお、以下の記載における将来に関する事項は、当事業年度の末日現在において判断したものです。
(1)経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度の金融経済環境は、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化や、不安定な中東情勢における地政学的な要因による原燃料、資源価格の高止まりにより、世界のインフレ率は高水準を維持しております。各国中央銀行は前年に引き続き金融引き締めを行い、世界経済は回復ペースが鈍化しています。一方で、先行きの見通しを巡っては、中国の不動産危機への懸念等もあり、不確実性が大きい状況です。
日本経済は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、個人消費はコロナ禍前の水準に持ち直し、企業の業況や収益が改善されました。一方、その好調さが、十分に賃金や投資に回っておらず、内需は力強さを欠いています。先行きの見通しを巡っては、30年ぶりの高さとなる春闘の賃上げ等、経済には前向きな動きもみられ、デフレからの脱却が期待されます。
金融市場では、2024年3月に日本銀行はマイナス金利を解除、17年ぶりの利上げを決定しました。一方で、日本銀行はこれまでと同程度国債買い入れを継続し、当面緩和的な金融環境の維持が予想されます。
a.経営成績の状況
このような金融経済環境の下、当社は、主として投資用不動産ローンに強みを発揮するとともに、新しい社会の基盤となる産業への融資や、信託機能を活用して保有する貸出債権を金融商品化し機関投資家に販売するなど、より質の高い金融商品・サービスの提供と収益性・健全性の維持向上に努めた結果、業績は以下のとおりとなりました。
投資用不動産ローン部門では、長年にわたり築き上げたノウハウなどの強みを生かし案件を選別しながらマンションローンを中心に新規貸出を行いました。また、貸出債権を金融商品化し機関投資家へ販売するなどの取り組みも行いました。個人投資家の不動産投資ニーズは引き続き強く、不動産投資マーケットは堅調に推移しています。
カードローン部門では、広告施策を通じ申込み訴求、認知向上を図ってきましたが、借入需要が回復せず、貸出残高が減少しました。
法人部門では、リスク・リターンを十分に意識して案件を選別しつつ、再生可能エネルギーや物流施設関連などの分野を中心に新規貸出を行いました。また、貸出債権を金融商品化し機関投資家向けに販売するなどの取り組みも行いました。
当社の主な資金調達手段である預金は、譲渡性預金を含む法人預金が増加したものの、個人預金が減少した影響により、譲渡性預金を含む預金残高は2兆2,370億92百万円(前期末比22億19百万円減少)となりました。
信託財産残高は、投資用不動産ローン債権及び法人向け債権の自己信託などによる増加を主要因として、1兆1,330億79百万円(前期末比911億2百万円増加)となりました。
資金運用収益は、カードローンの受取利息が減少したものの、投資用不動産ローン及び法人向け貸出の受取利息が増加したことなどにより、529億88百万円(前期比14億31百万円増加)となりました。
また役務取引等収益は、法人関連手数料の増加などにより、67億44百万円(前期比42百万円増加)となり、その他業務収益は、債権譲渡益の減少などにより4億21百万円(前期比20百万円減少)となりました。その他経常収益は、前期の貸倒引当金戻入益の反動減などにより、24億23百万円(前期比7億7百万円減少)となりました。
この結果、経常収益は、643億84百万円(前期比10億45百万円増加)となりました。
資金調達費用は、預金利息が減少した一方、社債利息が増加したことなどにより、45億95百万円(前期比91百万円増加)となりました。役務取引等費用は、カードローン残高の減少などに伴い支払保証料が減少したことなどにより、96億83百万円(前期比18百万円減少)となり、営業経費は、人件費やシステム経費が増加したことなどを主要因として、211億65百万円(前期比11億24百万円増加)となりました。また、その他経常費用は貸出金等の償却が減少したことなどにより、6億39百万円(前期比1億55百万円減少)となりました。
この結果、経常費用は、361億17百万円(前期比9億78百万円増加)となりました。
以上により、経常利益は282億66百万円(前期比67百万円増加)、当期純利益は197億21百万円(前期比2億17百万円増加)となりました。
b.財政状態の状況
総資産は、2兆7,801億50百万円(前期末比569億7百万円増加)となりました。
当社の主な運用資産である貸出金の残高は、投資用不動産ローンが減少した一方、法人向け貸出が増加したことなどにより2兆2,592億37百万円(前期末比348億97百万円増加)となりました。
負債の部の合計は、2兆5,267億79百万円(前期末比674億52百万円増加)となりました。このうち譲渡性預金を含む預金の残高は2兆2,370億92百万円(前期末比22億19百万円減少)となりました。
純資産の部の合計は、利益剰余金の配当などにより、2,533億70百万円(前期末比105億45百万円減少)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、ALMの適切なコントロールによる流動性の確保を図った結果、借用金の増加などにより、713億19百万円の収入(前事業年度は207億20百万円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、安全性及び流動性を確保した運用に努めた結果、地方債を中心とする有価証券の取得などにより、252億68百万円の支出(前事業年度は191億3百万円の支出)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払により300億円の支出(前事業年度は該当なし)となりました。
この結果、現金及び現金同等物の当期末残高は、前期末比160億50百万円増加して、1,614億39百万円となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
「生産、受注及び販売の実績」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載していません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当事業年度における当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりです。
① 財政状態の分析
a.貸出金
貸出金は、前事業年度末比348億97百万円増加の2兆2,592億37百万円となりました。
投資用不動産ローンは、マンションローンを中心に新規貸出を推進した一方、あわせて金融商品化し機関投資家へ販売するなどしたことにより、前事業年度末比599億72百万円減少し1兆8,156億14百万円となりました。
法人向け貸出は、再生可能エネルギーや物流施設関連などの分野への新規貸出を推進した結果、前事業年度末比840億75百万円増加し3,439億26百万円となりました。
カードローンは、広告施策を通じ申込み訴求、認知向上を図ってきましたが、借入需要が回復せず、前事業年度末比32億99百万円減少し719億36百万円となりました。
b.有価証券
有価証券は、利回り、安全性、流動性を踏まえた運用に努めた結果、主に地方債が増加し、前事業年度末比219億25百万円増加し3,092億48百万円となりました。
c.預金
預金は、貸出金などの資産状況に応じて調達を行っており、公金・金融預金や法人預金が増加した一方、個人預金が減少した結果、前事業年度末比16億19百万円減少し2兆373億22百万円となりました。
② 経営成績の分析
資金利益は、投資用不動産ローン及び法人向け貸出の受取利息が増加したことなどにより、前事業年度比13億39百万円増の483億93百万円となりました。役務取引等利益は、法人関連手数料の増加やカードローン残高の減少に伴う支払保証料の減少などにより、前事業年度比3億59百万円増の△11億31百万円となりました。その他業務利益は、外国為替売買益の増加などにより、前事業年度比44百万円増の3億86百万円となりました。営業経費は、人件費やデジタル化推進に伴うシステム経費の増加などにより、前事業年度比11億24百万円増の211億65百万円となりました。その結果として、実質業務純益は、前事業年度比6億19百万円増の264億82百万円となりました。
与信関連費用は、前事業年度における新型コロナウイルス感染症影響による損失に備えた貸倒引当金の一部戻入れなどの一過性要因剥落により、前事業年度比11億93百万円増の43百万円となりました。その他臨時損益は、団体信用生命保険配当金の増加などにより、前事業年度比6億41百万円増の18億27百万円となりました。
以上により、当期純利益は、前事業年度比2億17百万円増の197億21百万円となりました。
損益の概要
(注)1.資金利益=資金運用収益-資金調達費用
2.役務取引等利益=信託報酬+役務取引等収益-役務取引等費用
3.その他業務利益=その他業務収益-その他業務費用
4.与信関連費用=貸倒引当金繰入額+貸出金償却+その他の経常費用のうち、不良債権売却損-貸倒引当金戻入益-償却債権取立益
5.その他臨時損益=その他の経常収益-その他の経常費用(除く不良債権売却損)
6.その他の経常費用のうち、不良債権売却損の額は以下のとおりです。
前事業年度:63百万円、当事業年度:34百万円
③ 経営上の目標の達成を判断するための客観的な指標の状況
経営上の目標の達成を判断するための客観的な指標は以下のとおりとなりました。
当期純利益は、前事業年度比2億17百万円増の197億21百万円となり、引き続き安定的な利益を確保しています。
ROAは、前事業年度比同ポイントの0.71%、ROEは、前事業年度比0.34ポイント低下の7.38%となり、依然として相応の収益性を確保しています。
自己資本比率は、利益剰余金の配当などにより前事業年度比0.3ポイント低下しましたが、引き続き十分な水準を確保しています。
(注)1.ROA=当期純利益/総資産(除く支払承諾見返)平均残高×100
2.ROE=当期純利益/純資産勘定平均残高×100
3.自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、単体ベースについて算出しております。
なお、経営者の視点による問題認識及び検討内容については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりです。
④ 資本の財源及び資金の流動性
当社は銀行業であり、資金調達はお客さまからお預かりする預金を主とし、資金運用はお客さまへの貸出金及び有価証券等です。
当事業年度における設備投資につきましては、主にシステム投資であり、すべて自己資金で対応しています。
今後の見通しについても、引き続きシステム投資を行っていく予定であり、これらに必要な資金調達は、自己資金により対応する予定です。
⑤ キャッシュ・フローの状況の分析
当事業年度のキャッシュ・フローの分析は、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しています。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社が財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。
(参考)
(1)国内・国際業務部門別収支
当事業年度の資金運用収支は前事業年度比13億39百万円増加し483億93百万円、信託報酬は前事業年度比2億98百万円増加し18億7百万円、役務取引等収支は前事業年度比61百万円増加し△29億39百万円、その他業務収支は前事業年度比44百万円増加し3億86百万円となりました。
(注)1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2.資金運用収益及び資金調達費用の( )内の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息(内書き)であり、合計では相殺して記載しております。
3.特定取引収支は該当ありません。
(2)国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況
当事業年度の資金運用勘定の平均残高は前事業年度比182億32百万円増加し2兆7,171億87百万円となり、利回りは前事業年度比0.04ポイント上昇し1.95%となりました。資金調達勘定の平均残高は前事業年度比48億21百万円増加し2兆,4,585億30百万円となり、利回りは前事業年度と同水準の0.18%となりました。
① 国内業務部門
(注)1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。
2.国内業務部門は国内店の円建取引であります。
3.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前事業年度11,512百万円、当事業年度11,617百万円)を控除して表示しております。
4.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。
② 国際業務部門
(注)1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。
2.国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
3.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。
③ 合計
(注)1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前事業年度11,512百万円、当事業年度11,617百万円)を控除して表示しております。
2.国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息は、相殺して記載しております。
(3)国内・国際業務部門別役務取引の状況
当事業年度の役務取引等収益は前事業年度比42百万円増加し67億44百万円となり、役務取引等費用は前事業年度比18百万円減少し96億83百万円となりました。
(注) 国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
(4)国内・国際業務部門別預金残高の状況
○預金の種類別残高(末残)
(注)1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2.流動性預金=当座預金+普通預金
3.定期性預金=定期預金
(5)国内・海外別貸出金残高の状況
① 業種別貸出状況(末残・構成比)
(注) 国内とは、当社であります。
② 外国政府等向け債権残高(国別)
該当事項はありません。
(6)国内・国際業務部門別有価証券の状況
○有価証券残高(末残)
(注)1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2.「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。
(7)「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況
○信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)
(注)1.上記残高表は、金銭評価の困難な信託を除いております。
2.自己信託に係る信託財産残高は前事業年度398,508百万円、当事業年度489,543百万円であり、上記に掲げた金額に含めて記載しております。
3.共同信託他社管理財産 前事業年度-百万円、当事業年度-百万円
4.年金信託、財産形成給付信託及び貸付信託は取り扱っておりません。
○元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)
(自己資本比率等の状況)
(参考)
自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、単体ベースについて算出しております。
なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。
単体自己資本比率(国内基準)
(資産の査定)
(参考)
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当社の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。
1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
2.危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受け取りができない可能性の高い債権をいう。
3.要管理債権
要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
4.正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
資産の査定の額
なお、以下の記載における将来に関する事項は、当事業年度の末日現在において判断したものです。
(1)経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度の金融経済環境は、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化や、不安定な中東情勢における地政学的な要因による原燃料、資源価格の高止まりにより、世界のインフレ率は高水準を維持しております。各国中央銀行は前年に引き続き金融引き締めを行い、世界経済は回復ペースが鈍化しています。一方で、先行きの見通しを巡っては、中国の不動産危機への懸念等もあり、不確実性が大きい状況です。
日本経済は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、個人消費はコロナ禍前の水準に持ち直し、企業の業況や収益が改善されました。一方、その好調さが、十分に賃金や投資に回っておらず、内需は力強さを欠いています。先行きの見通しを巡っては、30年ぶりの高さとなる春闘の賃上げ等、経済には前向きな動きもみられ、デフレからの脱却が期待されます。
金融市場では、2024年3月に日本銀行はマイナス金利を解除、17年ぶりの利上げを決定しました。一方で、日本銀行はこれまでと同程度国債買い入れを継続し、当面緩和的な金融環境の維持が予想されます。
a.経営成績の状況
このような金融経済環境の下、当社は、主として投資用不動産ローンに強みを発揮するとともに、新しい社会の基盤となる産業への融資や、信託機能を活用して保有する貸出債権を金融商品化し機関投資家に販売するなど、より質の高い金融商品・サービスの提供と収益性・健全性の維持向上に努めた結果、業績は以下のとおりとなりました。
投資用不動産ローン部門では、長年にわたり築き上げたノウハウなどの強みを生かし案件を選別しながらマンションローンを中心に新規貸出を行いました。また、貸出債権を金融商品化し機関投資家へ販売するなどの取り組みも行いました。個人投資家の不動産投資ニーズは引き続き強く、不動産投資マーケットは堅調に推移しています。
カードローン部門では、広告施策を通じ申込み訴求、認知向上を図ってきましたが、借入需要が回復せず、貸出残高が減少しました。
法人部門では、リスク・リターンを十分に意識して案件を選別しつつ、再生可能エネルギーや物流施設関連などの分野を中心に新規貸出を行いました。また、貸出債権を金融商品化し機関投資家向けに販売するなどの取り組みも行いました。
当社の主な資金調達手段である預金は、譲渡性預金を含む法人預金が増加したものの、個人預金が減少した影響により、譲渡性預金を含む預金残高は2兆2,370億92百万円(前期末比22億19百万円減少)となりました。
信託財産残高は、投資用不動産ローン債権及び法人向け債権の自己信託などによる増加を主要因として、1兆1,330億79百万円(前期末比911億2百万円増加)となりました。
資金運用収益は、カードローンの受取利息が減少したものの、投資用不動産ローン及び法人向け貸出の受取利息が増加したことなどにより、529億88百万円(前期比14億31百万円増加)となりました。
また役務取引等収益は、法人関連手数料の増加などにより、67億44百万円(前期比42百万円増加)となり、その他業務収益は、債権譲渡益の減少などにより4億21百万円(前期比20百万円減少)となりました。その他経常収益は、前期の貸倒引当金戻入益の反動減などにより、24億23百万円(前期比7億7百万円減少)となりました。
この結果、経常収益は、643億84百万円(前期比10億45百万円増加)となりました。
資金調達費用は、預金利息が減少した一方、社債利息が増加したことなどにより、45億95百万円(前期比91百万円増加)となりました。役務取引等費用は、カードローン残高の減少などに伴い支払保証料が減少したことなどにより、96億83百万円(前期比18百万円減少)となり、営業経費は、人件費やシステム経費が増加したことなどを主要因として、211億65百万円(前期比11億24百万円増加)となりました。また、その他経常費用は貸出金等の償却が減少したことなどにより、6億39百万円(前期比1億55百万円減少)となりました。
この結果、経常費用は、361億17百万円(前期比9億78百万円増加)となりました。
以上により、経常利益は282億66百万円(前期比67百万円増加)、当期純利益は197億21百万円(前期比2億17百万円増加)となりました。
b.財政状態の状況
総資産は、2兆7,801億50百万円(前期末比569億7百万円増加)となりました。
当社の主な運用資産である貸出金の残高は、投資用不動産ローンが減少した一方、法人向け貸出が増加したことなどにより2兆2,592億37百万円(前期末比348億97百万円増加)となりました。
負債の部の合計は、2兆5,267億79百万円(前期末比674億52百万円増加)となりました。このうち譲渡性預金を含む預金の残高は2兆2,370億92百万円(前期末比22億19百万円減少)となりました。
純資産の部の合計は、利益剰余金の配当などにより、2,533億70百万円(前期末比105億45百万円減少)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、ALMの適切なコントロールによる流動性の確保を図った結果、借用金の増加などにより、713億19百万円の収入(前事業年度は207億20百万円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、安全性及び流動性を確保した運用に努めた結果、地方債を中心とする有価証券の取得などにより、252億68百万円の支出(前事業年度は191億3百万円の支出)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払により300億円の支出(前事業年度は該当なし)となりました。
この結果、現金及び現金同等物の当期末残高は、前期末比160億50百万円増加して、1,614億39百万円となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
「生産、受注及び販売の実績」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載していません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当事業年度における当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりです。
① 財政状態の分析
a.貸出金
貸出金は、前事業年度末比348億97百万円増加の2兆2,592億37百万円となりました。
投資用不動産ローンは、マンションローンを中心に新規貸出を推進した一方、あわせて金融商品化し機関投資家へ販売するなどしたことにより、前事業年度末比599億72百万円減少し1兆8,156億14百万円となりました。
法人向け貸出は、再生可能エネルギーや物流施設関連などの分野への新規貸出を推進した結果、前事業年度末比840億75百万円増加し3,439億26百万円となりました。
カードローンは、広告施策を通じ申込み訴求、認知向上を図ってきましたが、借入需要が回復せず、前事業年度末比32億99百万円減少し719億36百万円となりました。
| 前事業年度 (百万円)(A) | 当事業年度 (百万円)(B) | 増減(百万円) (B)-(A) | |
| 貸出金 | 2,224,340 | 2,259,237 | 34,897 |
| 投資用不動産ローン | 1,875,586 | 1,815,614 | △59,972 |
| 法人向け貸出 | 259,850 | 343,926 | 84,075 |
| カードローン | 75,236 | 71,936 | △3,299 |
| その他 | 13,666 | 27,759 | 14,093 |
b.有価証券
有価証券は、利回り、安全性、流動性を踏まえた運用に努めた結果、主に地方債が増加し、前事業年度末比219億25百万円増加し3,092億48百万円となりました。
| 前事業年度 (百万円)(A) | 当事業年度 (百万円)(B) | 増減(百万円) (B)-(A) | |
| 有価証券 | 287,323 | 309,248 | 21,925 |
| 国債 | 4,935 | 5,473 | 538 |
| 地方債 | 148,571 | 160,488 | 11,916 |
| 社債 | 127,099 | 135,568 | 8,468 |
| 株式 | 122 | 185 | 62 |
| その他 | 6,593 | 7,531 | 938 |
c.預金
預金は、貸出金などの資産状況に応じて調達を行っており、公金・金融預金や法人預金が増加した一方、個人預金が減少した結果、前事業年度末比16億19百万円減少し2兆373億22百万円となりました。
| 前事業年度 (百万円)(A) | 当事業年度 (百万円)(B) | 増減(百万円) (B)-(A) | |
| 預金 | 2,038,941 | 2,037,322 | △1,619 |
| 法人預金 | 94,704 | 97,204 | 2,499 |
| 個人預金 | 1,909,981 | 1,894,312 | △15,669 |
| 公金・金融預金 | 34,254 | 45,804 | 11,550 |
② 経営成績の分析
資金利益は、投資用不動産ローン及び法人向け貸出の受取利息が増加したことなどにより、前事業年度比13億39百万円増の483億93百万円となりました。役務取引等利益は、法人関連手数料の増加やカードローン残高の減少に伴う支払保証料の減少などにより、前事業年度比3億59百万円増の△11億31百万円となりました。その他業務利益は、外国為替売買益の増加などにより、前事業年度比44百万円増の3億86百万円となりました。営業経費は、人件費やデジタル化推進に伴うシステム経費の増加などにより、前事業年度比11億24百万円増の211億65百万円となりました。その結果として、実質業務純益は、前事業年度比6億19百万円増の264億82百万円となりました。
与信関連費用は、前事業年度における新型コロナウイルス感染症影響による損失に備えた貸倒引当金の一部戻入れなどの一過性要因剥落により、前事業年度比11億93百万円増の43百万円となりました。その他臨時損益は、団体信用生命保険配当金の増加などにより、前事業年度比6億41百万円増の18億27百万円となりました。
以上により、当期純利益は、前事業年度比2億17百万円増の197億21百万円となりました。
損益の概要
| 前事業年度 (百万円)(A) | 当事業年度 (百万円)(B) | 増減(百万円) (B)-(A) | |
| 業務粗利益(①=②+③+④) | 45,904 | 47,648 | 1,743 |
| 資金利益(②) | 47,053 | 48,393 | 1,339 |
| 役務取引等利益(③) | △1,491 | △1,131 | 359 |
| その他業務利益(④) | 342 | 386 | 44 |
| 営業経費(⑤) | 20,040 | 21,165 | 1,124 |
| 実質業務純益(⑥=①-⑤) | 25,863 | 26,482 | 619 |
| 与信関連費用(⑦) | △1,150 | 43 | 1,193 |
| その他臨時損益(⑧) | 1,185 | 1,827 | 641 |
| 経常利益(⑨=⑥-⑦+⑧) | 28,199 | 28,266 | 67 |
| 特別損益(⑩) | △31 | △25 | 6 |
| 税引前当期純利益(⑪=⑨+⑩) | 28,167 | 28,240 | 73 |
| 法人税等・法人税等調整額(⑫) | 8,663 | 8,519 | △143 |
| 当期純利益(⑬=⑪-⑫) | 19,503 | 19,721 | 217 |
(注)1.資金利益=資金運用収益-資金調達費用
2.役務取引等利益=信託報酬+役務取引等収益-役務取引等費用
3.その他業務利益=その他業務収益-その他業務費用
4.与信関連費用=貸倒引当金繰入額+貸出金償却+その他の経常費用のうち、不良債権売却損-貸倒引当金戻入益-償却債権取立益
5.その他臨時損益=その他の経常収益-その他の経常費用(除く不良債権売却損)
6.その他の経常費用のうち、不良債権売却損の額は以下のとおりです。
前事業年度:63百万円、当事業年度:34百万円
③ 経営上の目標の達成を判断するための客観的な指標の状況
経営上の目標の達成を判断するための客観的な指標は以下のとおりとなりました。
当期純利益は、前事業年度比2億17百万円増の197億21百万円となり、引き続き安定的な利益を確保しています。
ROAは、前事業年度比同ポイントの0.71%、ROEは、前事業年度比0.34ポイント低下の7.38%となり、依然として相応の収益性を確保しています。
自己資本比率は、利益剰余金の配当などにより前事業年度比0.3ポイント低下しましたが、引き続き十分な水準を確保しています。
| 前事業年度 | 当事業年度 | |
| 当期純利益 | 19,503百万円 | 19,721百万円 |
| ROA | 0.71% | 0.71% |
| ROE | 7.72% | 7.38% |
| 自己資本比率 | 12.9% | 12.6% |
(注)1.ROA=当期純利益/総資産(除く支払承諾見返)平均残高×100
2.ROE=当期純利益/純資産勘定平均残高×100
3.自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、単体ベースについて算出しております。
なお、経営者の視点による問題認識及び検討内容については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりです。
④ 資本の財源及び資金の流動性
当社は銀行業であり、資金調達はお客さまからお預かりする預金を主とし、資金運用はお客さまへの貸出金及び有価証券等です。
当事業年度における設備投資につきましては、主にシステム投資であり、すべて自己資金で対応しています。
今後の見通しについても、引き続きシステム投資を行っていく予定であり、これらに必要な資金調達は、自己資金により対応する予定です。
⑤ キャッシュ・フローの状況の分析
当事業年度のキャッシュ・フローの分析は、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しています。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社が財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。
(参考)
(1)国内・国際業務部門別収支
当事業年度の資金運用収支は前事業年度比13億39百万円増加し483億93百万円、信託報酬は前事業年度比2億98百万円増加し18億7百万円、役務取引等収支は前事業年度比61百万円増加し△29億39百万円、その他業務収支は前事業年度比44百万円増加し3億86百万円となりました。
| 種類 | 期別 | 国内業務部門 | 国際業務部門 | 合計 |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
| 資金運用収支 | 前事業年度 | 46,901 | 152 | 47,053 |
| 当事業年度 | 48,239 | 153 | 48,393 | |
| うち資金運用収益 | 前事業年度 | (20) 51,404 | 172 | 51,557 |
| 当事業年度 | (19) 52,834 | 173 | 52,988 | |
| うち資金調達費用 | 前事業年度 | 4,503 | (20) 20 | 4,503 |
| 当事業年度 | 4,595 | (19) 19 | 4,595 | |
| 信託報酬 | 前事業年度 | 1,508 | - | 1,508 |
| 当事業年度 | 1,807 | - | 1,807 | |
| 役務取引等収支 | 前事業年度 | △2,989 | △10 | △3,000 |
| 当事業年度 | △2,930 | △8 | △2,939 | |
| うち役務取引等収益 | 前事業年度 | 6,701 | - | 6,701 |
| 当事業年度 | 6,744 | - | 6,744 | |
| うち役務取引等費用 | 前事業年度 | 9,691 | 10 | 9,701 |
| 当事業年度 | 9,674 | 8 | 9,683 | |
| その他業務収支 | 前事業年度 | 154 | 188 | 342 |
| 当事業年度 | 154 | 231 | 386 | |
| うちその他業務収益 | 前事業年度 | 253 | 188 | 441 |
| 当事業年度 | 181 | 240 | 421 | |
| うちその他業務費用 | 前事業年度 | 99 | - | 99 |
| 当事業年度 | 26 | 8 | 34 |
(注)1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2.資金運用収益及び資金調達費用の( )内の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息(内書き)であり、合計では相殺して記載しております。
3.特定取引収支は該当ありません。
(2)国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況
当事業年度の資金運用勘定の平均残高は前事業年度比182億32百万円増加し2兆7,171億87百万円となり、利回りは前事業年度比0.04ポイント上昇し1.95%となりました。資金調達勘定の平均残高は前事業年度比48億21百万円増加し2兆,4,585億30百万円となり、利回りは前事業年度と同水準の0.18%となりました。
① 国内業務部門
| 種類 | 期別 | 平均残高 | 利息 | 利回り |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | (%) | ||
| 資金運用勘定 | 前事業年度 | (10,758) 2,698,893 | (20) 51,404 | 1.90 |
| 当事業年度 | (10,584) 2,717,121 | (19) 52,834 | 1.94 | |
| うち貸出金 | 前事業年度 | 2,201,976 | 50,920 | 2.31 |
| 当事業年度 | 2,236,453 | 52,284 | 2.33 | |
| うち商品有価証券 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち有価証券 | 前事業年度 | 277,920 | 312 | 0.11 |
| 当事業年度 | 290,910 | 476 | 0.16 | |
| うちコールローン及び買入手形 | 前事業年度 | 67,397 | 49 | 0.07 |
| 当事業年度 | 38,606 | 46 | 0.12 | |
| うち買現先勘定 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち債券貸借取引支払保証金 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち買入金銭債権 | 前事業年度 | 9,174 | 140 | 1.53 |
| 当事業年度 | 7,849 | 116 | 1.48 | |
| うち預け金 | 前事業年度 | 129,750 | 24 | 0.01 |
| 当事業年度 | 132,640 | 19 | 0.01 | |
| 資金調達勘定 | 前事業年度 | 2,453,651 | 4,503 | 0.18 |
| 当事業年度 | 2,458,470 | 4,595 | 0.18 | |
| うち預金 | 前事業年度 | 2,035,990 | 4,164 | 0.20 |
| 当事業年度 | 2,035,285 | 4,124 | 0.20 | |
| うち譲渡性預金 | 前事業年度 | 226,771 | 168 | 0.07 |
| 当事業年度 | 194,299 | 158 | 0.08 | |
| うちコールマネー及び売渡手形 | 前事業年度 | 28,058 | △3 | △0.01 |
| 当事業年度 | 23,027 | △2 | △0.01 | |
| うち売現先勘定 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち債券貸借取引受入担保金 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うちコマーシャル・ペーパー | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち借用金 | 前事業年度 | 84,202 | 0 | 0.00 |
| 当事業年度 | 91,849 | 24 | 0.02 |
(注)1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。
2.国内業務部門は国内店の円建取引であります。
3.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前事業年度11,512百万円、当事業年度11,617百万円)を控除して表示しております。
4.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。
② 国際業務部門
| 種類 | 期別 | 平均残高 | 利息 | 利回り |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | (%) | ||
| 資金運用勘定 | 前事業年度 | 10,819 | 172 | 1.59 |
| 当事業年度 | 10,650 | 173 | 1.62 | |
| うち貸出金 | 前事業年度 | 7,775 | 168 | 2.16 |
| 当事業年度 | 7,613 | 168 | 2.21 | |
| うち商品有価証券 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち有価証券 | 前事業年度 | 3,043 | 4 | 0.14 |
| 当事業年度 | 3,036 | 4 | 0.14 | |
| うちコールローン及び買入手形 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち買現先勘定 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち債券貸借取引支払保証金 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち買入金銭債権 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち預け金 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| 資金調達勘定 | 前事業年度 | (10,758) 10,815 | (20) 20 | 0.18 |
| 当事業年度 | (10,584) 10,645 | (19) 19 | 0.18 | |
| うち預金 | 前事業年度 | 57 | - | - |
| 当事業年度 | 60 | - | - | |
| うち譲渡性預金 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うちコールマネー及び売渡手形 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち売現先勘定 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち債券貸借取引受入担保金 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うちコマーシャル・ペーパー | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち借用金 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - |
(注)1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。
2.国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
3.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。
③ 合計
| 種類 | 期別 | 平均残高 | 利息 | 利回り |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | (%) | ||
| 資金運用勘定 | 前事業年度 | 2,698,954 | 51,557 | 1.91 |
| 当事業年度 | 2,717,187 | 52,988 | 1.95 | |
| うち貸出金 | 前事業年度 | 2,209,751 | 51,088 | 2.31 |
| 当事業年度 | 2,244,067 | 52,453 | 2.33 | |
| うち商品有価証券 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち有価証券 | 前事業年度 | 280,964 | 316 | 0.11 |
| 当事業年度 | 293,946 | 480 | 0.16 | |
| うちコールローン及び買入手形 | 前事業年度 | 67,397 | 49 | 0.07 |
| 当事業年度 | 38,606 | 46 | 0.12 | |
| うち買現先勘定 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち債券貸借取引支払保証金 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち買入金銭債権 | 前事業年度 | 9,174 | 140 | 1.53 |
| 当事業年度 | 7,849 | 116 | 1.48 | |
| うち預け金 | 前事業年度 | 129,750 | 24 | 0.01 |
| 当事業年度 | 132,640 | 19 | 0.01 | |
| 資金調達勘定 | 前事業年度 | 2,453,709 | 4,503 | 0.18 |
| 当事業年度 | 2,458,530 | 4,595 | 0.18 | |
| うち預金 | 前事業年度 | 2,036,048 | 4,164 | 0.20 |
| 当事業年度 | 2,035,345 | 4,124 | 0.20 | |
| うち譲渡性預金 | 前事業年度 | 226,771 | 168 | 0.07 |
| 当事業年度 | 194,299 | 158 | 0.08 | |
| うちコールマネー及び売渡手形 | 前事業年度 | 28,058 | △3 | △0.01 |
| 当事業年度 | 23,027 | △2 | △0.01 | |
| うち売現先勘定 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち債券貸借取引受入担保金 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うちコマーシャル・ペーパー | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち借用金 | 前事業年度 | 84,202 | 0 | 0.00 |
| 当事業年度 | 91,849 | 24 | 0.02 |
(注)1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前事業年度11,512百万円、当事業年度11,617百万円)を控除して表示しております。
2.国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息は、相殺して記載しております。
(3)国内・国際業務部門別役務取引の状況
当事業年度の役務取引等収益は前事業年度比42百万円増加し67億44百万円となり、役務取引等費用は前事業年度比18百万円減少し96億83百万円となりました。
| 種類 | 期別 | 国内業務部門 | 国際業務部門 | 合計 |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
| 役務取引等収益 | 前事業年度 | 6,701 | - | 6,701 |
| 当事業年度 | 6,744 | - | 6,744 | |
| うち預金・貸出業務 | 前事業年度 | 5,770 | - | 5,770 |
| 当事業年度 | 5,791 | - | 5,791 | |
| うち為替業務 | 前事業年度 | 10 | - | 10 |
| 当事業年度 | 10 | - | 10 | |
| うち証券関連業務 | 前事業年度 | 3 | - | 3 |
| 当事業年度 | 3 | - | 3 | |
| うち代理業務 | 前事業年度 | 91 | - | 91 |
| 当事業年度 | 67 | - | 67 | |
| うち保護預り・貸金庫業務 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| うち保証業務 | 前事業年度 | 61 | - | 61 |
| 当事業年度 | 65 | - | 65 | |
| 役務取引等費用 | 前事業年度 | 9,691 | 10 | 9,701 |
| 当事業年度 | 9,674 | 8 | 9,683 | |
| うち為替業務 | 前事業年度 | 24 | 0 | 25 |
| 当事業年度 | 27 | 0 | 27 |
(注) 国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
(4)国内・国際業務部門別預金残高の状況
○預金の種類別残高(末残)
| 種類 | 期別 | 国内業務部門 | 国際業務部門 | 合計 |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
| 預金合計 | 前事業年度 | 2,038,888 | 53 | 2,038,941 |
| 当事業年度 | 2,037,256 | 65 | 2,037,322 | |
| うち流動性預金 | 前事業年度 | 143,459 | - | 143,459 |
| 当事業年度 | 149,693 | - | 149,693 | |
| うち定期性預金 | 前事業年度 | 1,878,935 | - | 1,878,935 |
| 当事業年度 | 1,866,315 | - | 1,866,315 | |
| うちその他 | 前事業年度 | 16,492 | 53 | 16,545 |
| 当事業年度 | 21,247 | 65 | 21,312 | |
| 譲渡性預金 | 前事業年度 | 200,370 | - | 200,370 |
| 当事業年度 | 199,770 | - | 199,770 | |
| 総合計 | 前事業年度 | 2,239,258 | 53 | 2,239,311 |
| 当事業年度 | 2,237,026 | 65 | 2,237,092 |
(注)1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2.流動性預金=当座預金+普通預金
3.定期性預金=定期預金
(5)国内・海外別貸出金残高の状況
① 業種別貸出状況(末残・構成比)
| 業種別 | 前事業年度 | 当事業年度 | ||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
| 国内(除く特別国際金融取引勘定分) | 2,224,340 | 100.00 | 2,259,237 | 100.00 |
| 製造業 | 634 | 0.03 | 540 | 0.02 |
| 建設業 | 2,082 | 0.09 | 3,429 | 0.15 |
| 電気・ガス・熱供給・水道業 | 17,092 | 0.77 | 27,833 | 1.23 |
| 情報通信業 | 86 | 0.00 | 39 | 0.00 |
| 運輸業、郵便業 | 372 | 0.02 | 345 | 0.02 |
| 卸売業 | 2,699 | 0.12 | 4,267 | 0.19 |
| 小売業 | 218 | 0.01 | 71 | 0.00 |
| 金融業、保険業 | 4,049 | 0.18 | 9,300 | 0.41 |
| 不動産業 | 232,571 | 10.46 | 295,778 | 13.10 |
| 物品賃貸業 | - | - | - | - |
| 学術研究、専門・技術サービス業 | - | - | 918 | 0.04 |
| 宿泊業 | - | - | - | - |
| 飲食業 | - | - | - | - |
| 生活関連サービス業、娯楽業 | 25 | 0.00 | - | - |
| 医療・福祉 | - | - | - | - |
| その他のサービス | 16 | 0.00 | 1,401 | 0.06 |
| 個人 | 1,964,489 | 88.32 | 1,915,311 | 84.78 |
| 海外及び特別国際金融取引勘定分 | - | - | - | - |
| 政府等 | - | - | - | - |
| 金融機関 | - | - | - | - |
| 商工業 | - | - | - | - |
| 合計 | 2,224,340 | - | 2,259,237 | - |
(注) 国内とは、当社であります。
② 外国政府等向け債権残高(国別)
該当事項はありません。
(6)国内・国際業務部門別有価証券の状況
○有価証券残高(末残)
| 種類 | 期別 | 国内業務部門 | 国際業務部門 | 合計 |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
| 国債 | 前事業年度 | 4,935 | - | 4,935 |
| 当事業年度 | 5,473 | - | 5,473 | |
| 地方債 | 前事業年度 | 148,571 | - | 148,571 |
| 当事業年度 | 160,488 | - | 160,488 | |
| 短期社債 | 前事業年度 | - | - | - |
| 当事業年度 | - | - | - | |
| 社債 | 前事業年度 | 127,099 | - | 127,099 |
| 当事業年度 | 135,568 | - | 135,568 | |
| 株式 | 前事業年度 | 122 | - | 122 |
| 当事業年度 | 185 | - | 185 | |
| その他の証券 | 前事業年度 | 3,603 | 2,989 | 6,593 |
| 当事業年度 | 4,663 | 2,868 | 7,531 | |
| 合計 | 前事業年度 | 284,333 | 2,989 | 287,323 |
| 当事業年度 | 306,380 | 2,868 | 309,248 |
(注)1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2.「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。
(7)「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況
○信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)
| 資産 | ||||
| 科目 | 前事業年度 (2023年3月31日) | 当事業年度 (2024年3月31日) | ||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
| 貸出金 | 275,365 | 26.43 | 266,433 | 23.51 |
| 有価証券 | 56,932 | 5.46 | 65,269 | 5.76 |
| 信託受益権 | 92,605 | 8.89 | 90,055 | 7.95 |
| 受託有価証券 | 6,540 | 0.63 | 6,508 | 0.57 |
| 金銭債権 | 466,900 | 44.81 | 560,638 | 49.48 |
| 有形固定資産 | 52,340 | 5.02 | 45,880 | 4.05 |
| その他債権 | 210 | 0.02 | 340 | 0.03 |
| 銀行勘定貸 | 75,738 | 7.27 | 84,367 | 7.45 |
| 現金預け金 | 15,341 | 1.47 | 13,586 | 1.20 |
| 合計 | 1,041,976 | 100.00 | 1,133,079 | 100.00 |
| 負債 | ||||
| 科目 | 前事業年度 (2023年3月31日) | 当事業年度 (2024年3月31日) | ||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
| 指定金銭信託 | 286,533 | 27.50 | 268,837 | 23.73 |
| 特定金銭信託 | 39,183 | 3.76 | 37,732 | 3.33 |
| 金銭信託以外の金銭の信託 | 103,679 | 9.95 | 127,532 | 11.26 |
| 金銭債権の信託 | 56,382 | 5.41 | 42,858 | 3.78 |
| 包括信託 | 556,197 | 53.38 | 656,118 | 57.91 |
| 合計 | 1,041,976 | 100.00 | 1,133,079 | 100.00 |
(注)1.上記残高表は、金銭評価の困難な信託を除いております。
2.自己信託に係る信託財産残高は前事業年度398,508百万円、当事業年度489,543百万円であり、上記に掲げた金額に含めて記載しております。
3.共同信託他社管理財産 前事業年度-百万円、当事業年度-百万円
4.年金信託、財産形成給付信託及び貸付信託は取り扱っておりません。
○元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)
| 科目 | 前事業年度 (2023年3月31日) | 当事業年度 (2024年3月31日) | ||||
| 金銭信託 (百万円) | 貸付信託 (百万円) | 合計 (百万円) | 金銭信託 (百万円) | 貸付信託 (百万円) | 合計 (百万円) | |
| 銀行勘定貸 | 69,302 | - | 69,302 | 78,160 | - | 78,160 |
| 資産計 | 69,302 | - | 69,302 | 78,160 | - | 78,160 |
| 元本 | 69,219 | - | 69,219 | 78,065 | - | 78,065 |
| その他 | 83 | - | 83 | 95 | - | 95 |
| 負債計 | 69,302 | - | 69,302 | 78,160 | - | 78,160 |
(自己資本比率等の状況)
(参考)
自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、単体ベースについて算出しております。
なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。
単体自己資本比率(国内基準)
| (単位:億円、%) |
| 2023年3月31日 | 2024年3月31日 | |
| 1.単体自己資本比率(2/3) | 12.9 | 12.6 |
| 2.単体における自己資本の額 | 2,613 | 2,504 |
| 3.リスク・アセットの額 | 20,251 | 19,851 |
| 4.単体総所要自己資本額 | 810 | 794 |
(資産の査定)
(参考)
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当社の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。
1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
2.危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受け取りができない可能性の高い債権をいう。
3.要管理債権
要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
4.正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
資産の査定の額
| 債権の区分 | 2023年3月31日 | 2024年3月31日 |
| 金額(億円) | 金額(億円) | |
| 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 | 15 | 10 |
| 危険債権 | 53 | 40 |
| 要管理債権 | 2 | 0 |
| 正常債権 | 22,252 | 22,625 |