当第2四半期連結累計期間における世界経済は、地政学リスクの長期化により不安定な国際情勢が継続しております。欧米や中国経済の減速懸念の可能性がある中、資源価格やエネルギーコストの高騰に加え、各国の金融引締め政策により、先行き不透明な状況が続いております。これに対し日本経済は、個人消費増加やインバウンド拡大による経済活動が再開し、景気は緩やかに回復しております。一方で円安の進行や物価上昇により、引き続き予断を許さない状況となっております。
このような状況の中、当社グループの第2四半期連結累計期間は、世界経済の動向による影響は軽微でありましたが、第1四半期に引き続き売上高はやや弱含みとなりました。製品の市場別では、半導体事業においては、前期第3四半期より顕在化している一部調達部材の合格率低下の影響が残り、売上高は低調に推移しました。当第2四半期において、不具合の原因究明に取り組み、その不良原因の物理的メカニズムを解明しました。その知見を基に、材料と構造を大幅に見直した合格率の高い改良版をベンダーで試作し、その試作品の長期信頼性評価を当社で進めております。ヘルスケア事業においては、当第2四半期は持ち直し、第2四半期累計期間においては計画を上回りました。新領域事業においては、概ね順調に推移しました。
また、当社グループは、2023年3月1日にイスラエルの結晶メーカーであるRaicol Crystals Ltd.の株式を100%取得し、子会社化いたしました。同社は、第1四半期連結会計期間末日(2023年3月31日)をみなし取得日としているため、第1四半期連結会計期間においては貸借対照表のみ連結し、当第2四半期連結会計期間より損益計算書についても連結しております。なお、Raicol Crystals Ltd.の売上高は、全て新領域事業に計上しております。
2023/10/13 16:07