このような情勢のなか、当社グループにおける車載電池用分野においては、米国IRA法の影響により輸出用の国内製造電池向け銅箔の販売は引き続き低調に推移し、米国向け銅箔は在庫調整により若干計画を下回りました。2023年10月より、従来製品に比べ薄箔でありセル容積の低減に貢献する高容量 LIB 用銅箔の本格量産化を開始しました。回路基板用分野においては、中国の新規スマートフォン向けについては需要減速が影響し拡販には至りませんでしたが、ハイエンド製品についてはサプライチェーンの在庫調整が終了し販売が回復しました。一方で、2023年6月に発生したDenkai America整流器故障により、生産能力低下の影響を受け販売が低迷しました。なお、本設備に関しましては2023年12月12日に復旧いたしました。
収益面においては、車載電池用銅箔の売上高が回復したものの、整流器故障の影響が長引き、営業利益以下の各段階利益は赤字となりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における生産数量は全品種合計で6,352㌧(前年同期比3.6%減)、売上高は12,348百万円(同2.9%減)、営業損失は888百万円(前年同期は営業損失870百万円)、経常損失は757百万円(前年同期は経常損失1,055百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,073百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失994百万円)となりました。
2024/02/09 15:10